講座開催の背景
滋賀大学経済学部は、「国際的な視野をもち、環境に配慮しつつ地域社会にも貢献できる、個性ある専門職業人の養成」という教育理念のもと、課題探求力の育成に力を入れています。一方、NTTデータ グローバルソリューションズは、NTT DATAのSAP事業の中核企業として、社員一人ひとりの成長を重視し、企業内大学「GSL大学」を通じて多様な人財育成ノウハウを培ってきました。これらの背景が合致し、滋賀大学経済学部の学生向け講座の実施に至りました。
講座概要
本講座は、会計学を学ぶ学生が「会計 × データ × IT」のハイブリッド人財として活躍することを目指し、企業活動における業務プロセスを一気通貫でつなぐERPへの理解促進を目的としています。企業経営におけるERPの役割やSAPの最新動向がわかりやすく伝えられました。
講座では、SAP社がERPを中心にDX推進に必要なソリューションを提供し、近年はクラウド事業が好調であることなどが紹介されました。また、ERPが部門の垣根を越えて業務プロセスを連携させ、経営層がグループ全体の情報を即座に活用し、迅速かつ正確な判断を行えるようになる「水平統合」と「垂直統合」の仕組みについても説明されました。
基幹系システムの変遷や、AIエージェント「Joule」を活用することでデータ分析やコンテンツ作成が容易になるSAPのAI活用戦略についても触れられています。さらに、NTTデータ グローバルソリューションズのコンサルタントが顧客企業の業務改革やDX推進を支援する具体的な働き方や、システム導入における各フェーズでのスキル、やりがい、育成制度についても紹介され、学生たちは社会に出て働く姿を具体的にイメージする機会を得ました。
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年1月23日(金) |
| 場所 | 滋賀大学彦根キャンパス(滋賀県彦根市) |
| 参加学生 | 経済学部の学生18名 |
| 講師 | NTTデータ グローバルソリューションズ 濱田 優 |
参加学生からの評価
講座後、学生からは大きく二つの観点で肯定的なコメントが寄せられました。

1. SAPやERPの理解に関する評価
専門用語を噛み砕いた説明が高く評価され、未経験の学生でも「理解できた」「業務がリアルに想像できた」という声が多く聞かれました。これにより、SAPやITコンサルタントの具体的なイメージ形成に貢献したようです。システム導入だけでなく、課題整理から伴走する業務の価値ややりがいへの共感も広がりました。
2. NTTデータ グローバルソリューションズの教育体制や働くイメージに関する評価
文系出身者が多数活躍している点や、手厚い育成体系が学生にポジティブに受け止められ、「未経験でも成長できる」「大学の学び(会計など)が活かせる」という認識が広がりました。やりがい、専門性、社会的意義といった「成長軸」とも結びつき、志望意欲を高めたというコメントも寄せられています。
滋賀大学 入江直樹特命教授のコメント
滋賀大学の入江直樹特命教授からは、「今回のセミナーで、SAP社が提供するERPが企業経営に不可欠であることを学生が理解し、その先にある企業のあるべき姿を想像できる機会をいただきました。NTTデータ グローバルソリューションズが企業に提供しているサービスを理解し、学生が自らの進路を決める上で重要な情報を得られたのではないかと思います。」との感謝の言葉が述べられました。
今後の展望
NTTデータ グローバルソリューションズは、今後も滋賀大学との産学連携の取り組みを推進していく方針です。学生がSAPやERPについての理解を深め、その知識を活かせるフィールドとしてNTTデータ グローバルソリューションズがあることを知ってもらうよう努めます。特に、採用プロセスについては学生との定期的な面談や情報交換を通じて透明化を図り、ミスマッチの防止が期待されます。
GSL大学とは
GSL大学は、NTTデータ グローバルソリューションズが組織の成長を支援するために設立した企業内大学です。個々人の価値向上と組織の価値向上、そして組織の維持・拡大を支援することを目的としています。
詳細はこちらで確認できます。
NTTデータ グローバルソリューションズについて
NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に対応するため、2012年7月に設立されました。NTT DATAのSAPグローバル体制の中核を担い、SAP ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援まで、多岐にわたるサービスをワンストップで提供しています。また、SAPビジネスへの貢献度や顧客満足度において高く評価され、「SAP AWARD OF EXCELLENCE」賞を2013年より毎年受賞しているSAP社のパートナー企業です。





コメント