ベトナムにおけるセキュリティ人材育成の背景
ベトナムは、2025年の実質GDP成長率が前年比8.02%と、ASEAN諸国の中でも特に経済成長が著しい国です(参照:日本貿易振興機構)。オフショア開発の主要拠点としても世界中から注目を集めており、これに伴いセキュリティ人材育成に対するニーズも高まっています。
CO-WELL Tech Academyの開校と「SecuriST」の導入
コウェル アジアは、2025年10月にベトナム政府から情報技術分野の初級職業訓練に関するライセンスを取得しました。そして、2025年12月10日には高度IT人材の育成を目的とした教育機関「CO-WELL Tech Academy」を開校しています(CO-WELL Tech Academy)。
このCO-WELL Tech Academyでは、GSXオリジナルのセキュリティ資格認定講座「SecuriST」シリーズに基づいたカリキュラムが、国際水準のSecurity Testingコースとして提供される予定です。GSXは現地で「SecuriST」を教える講師の育成に取り組んでおり、2026年春頃から講座が開講される見込みです。
CO-WELL Tech Academyの主な特徴
CO-WELL Tech Academyは、以下の特徴を持っています。
-
実務直結型の教育モデル
Software TestingおよびSecurity Testingを中心に、IT専攻の学生や社会人を対象とした実践重視の教育プログラムを提供します。コウェルグループが実際に手がけてきた企業案件を題材にしたトレーニングが採用され、コウェル アジアの現役リーダーやマネージャーが講師を務め、現場で求められる視点や判断力を含めた実務教育を実施します。 -
国際水準に準拠した教育体制
CO-WELL AsiaはISTQB Global Partner認定企業(世界10社)であり、国際基準に基づいた教育を提供しています。 -
最新技術への注力
Software Testing、Security Testingに加え、自動化テスト(Automation Test)などの最新技術にも重点を置き、受講生が「現場で即戦力」として活躍できる実践力を身につけられるよう、教育内容を常にアップデートしています。
「SecuriST」認定脆弱性診断士について
「SecuriST」シリーズは、セキュア開発や脆弱性診断に必要な知識とスキルを体系立てたトレーニングコースです。資格試験を通じて認定資格を取得することで、適切な知識とスキルを有した技術者であることを客観的に示すことができます。
認定脆弱性診断士は、情報システムのセキュリティテスト(脆弱性診断)の知識や技術の習得とそのスキルを客観的に証明する仕組みです。「認定Webアプリケーション脆弱性診断士」と「認定ネットワーク脆弱性診断士」の2コースがあり、企業の情報セキュリティ対策に必要な脆弱性診断士の育成を目的にGSXが開発した教育カリキュラムです(詳細:認定脆弱性診断士)。
連携スキーム

この連携により、GSXはライセンス提供と講師育成を担い、CO-WELL Tech AcademyがベトナムのICT人材へ講義を提供する形となります。
GSX、コウェル、コウェル アジアの3社は、サイバー脅威が増大し巧妙化する現代において、グローバルで対応できるセキュリティ人材の育成・輩出が求められているという認識のもと、今回の連携を通じてベトナムにおけるセキュリティ人材育成に貢献していく方針です。
※1 一般社団法人ベトナムオフショア開発協会による情報:ベトナムオフショア開発協会





コメント