日本初の取り組みでバスドライバー不足に対応
株式会社ウィルオブ・ワークは、インドネシアの国営バス会社PT Transportasi Jakarta(トランスジャカルタ)および現地の人材サービス会社PT BINAWAN INTI UTAMA(PTビナワン)と、ドライバー向け研修プログラムの実施に関する協力覚書を締結しました。
このMOU(基本合意書)は、既存ドライバーの能力開発、育成、および海外派遣プログラムに関するもので、トランスジャカルタと送り出し機関、日本企業の3社間で締結されたドライバー海外派遣MOUとしては日本で初めて1の事例となります。
1 トランスジャカルタと送り出し機関と日本企業の3社間で締結されたドライバー海外派遣MOUにおいて日本初

締結の背景
日本国内では、バスドライバーの人材不足が深刻な課題となっています。国土交通省の「令和6年度(2024年度)国土交通白書」によると、2021年時点で約11.6万人いたバス運転手数は、2030年には約9.3万人に減少し、必要人員に対して約3.6万人が不足すると予測されています。
加えて、バス運転手の平均年齢は約55歳前後と高齢化が進行しており、有効求人倍率も約2倍と全国平均を大きく上回るなど、慢性的な採用難が続いています。
2024年には特定技能制度に「自動車運送業分野」が追加されましたが、バス分野においては日本語能力や大型二種免許の取得、高度な安全運転技術が求められるため、実際の受け入れ数は限定的でした。
一方、インドネシアは日本と同様に右ハンドル・左側通行の交通環境であり、人口約2.7億人を擁する成長市場です。特にトランスジャカルタは、都市型BRT(バス高速輸送システム)を運営する国営企業として、独自の教育アカデミー(トランスジャカルタ・アカデミー)を持ち、体系的な運転・安全教育を実施しています。
これらの背景を踏まえ、ウィルオブ・ワークは、既に大型バスの実務経験を持つドライバーを対象に、体系的な日本語教育と免許取得支援を組み合わせた育成モデルの構築を目指し、今回のMOU締結に至りました。
詳細はこちらをご参照ください。
国土交通白書 2025
本取り組みの主な特徴
この取り組みでは、以下の3つの特徴があります。
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対象者の多様性
インドネシア国内の「現役バス運転手」、「トランスジャカルタ・アカデミーの学生」、「新規募集でトランスジャカルタのバス運転試験に合格した者」の3カテゴリーが対象となります。トランスジャカルタは世界有数のBRTを運営する大規模バス事業者であり、厳格な大型バスの運転試験を合格した候補者を採用できる点が大きな強みです。 -
独自の日本語教育プログラム
2026年2月より、トランスジャカルタ・アカデミーはPTビナワンと協力し、20名の日本語教育を開始しました。このプログラムは、トランスジャカルタ、PTビナワン、ウィルオブ・ワークが共同で開発した独自のプログラムで、1日4時間の集中学習により日本語能力N3到達(約600~800時間)を目指します。日本語習得から在留資格手続きまで含め、約9~12か月での来日を想定しています。 -
独占契約による安定的な供給スキーム
ウィルオブ・ワークは本MOUにおいて、日本で初めて独占契約を締結しました。PTビナワンが送り出し機関を担い、ウィルオブ・ワークが日本側の受け入れ支援を担当します。ウィルオブ・ワークは、以下のサービスをワンストップで提供・サポートいたします。
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日本国内のバス運行企業を紹介
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日本語能力試験、および大型二種免許の取得サポート
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来日後の日本国内での生活支援
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行政手続き支援
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関係各社のコメント
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PT Transportasi Jakarta(トランスジャカルタ) Director of Human Resources / Mayangsari Dian氏
「トランスジャカルタは、バス運転手が研修を受け、日本で働く機会を広げるための本MOUを結びました。この取り組みは、グローバルに競争力のある専門人材を育成するために、運用能力、安全性、そして世界水準のサービスを向上させることを目的としています。」 -
PT BINAWAN INTI UTAMA(PTビナワン) President Director / Said Alwaini氏
「この歴史的な協力関係の一端を担えることを誇りに思います。当社はインドネシアでは評判のある企業として「日本の職場環境に適応できる能力」と「規律を兼ね備えたインドネシア人バス運転手を育成・送り出すこと」にコミットしております。」 -
株式会社ウィルオブ・ワーク グローバルマネジメント-サービス事業部 事業部長 / 相川 一人
「世界最長のBRT路線網と高度な運行管理機能を誇るトランスジャカルタ、そして国際的な人材育成のプロフェッショナルであるPTビナワンと共に、本プロジェクトを始動できることを大変光栄に思います。本提携により、インドネシアで培われた高度な運転技術を持つ人材を日本へ招聘する強固なスキームが整いました。」
今後の展望
本取り組みは、交通インフラにおける短期的な人員補填だけでなく、地域の公共交通インフラを長く持続させるための新たな選択肢の提示を目的としています。
今後は、まず少人数から段階的に送り出しを開始し、教育プログラムの精度検証を行いながら拡大していく方針です。中長期的には年間数百名規模の送り出し体制の確立を視野に入れ、教育を実施していくとのことです。
将来的には、運転手不足が特に深刻な地域への対応や、自治体・交通事業者との連携体制の強化も視野に入れ、地域の暮らしを支える移動手段を維持するため、安定的に担い手を確保できる体制づくりを段階的に進めていくことでしょう。
株式会社ウィルオブ・ワークについて
株式会社ウィルオブ・ワークは、販売、コールセンター、介護をはじめ、業種に特化した「人材派遣」「業務請負」「人材紹介・紹介予定派遣」サービスを提供しています。業種に特化した教育活動を通して、専門性の高い人材ビジネスを展開しており、「Chance-Making Company」のビジョンのもと、すべての人の可能性を信じ、働く機会と多様な働き方を増やしていくことを目指しています。

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ウィルオブ総合求人情報サイト:https://willof.jp/
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株式会社ウィルオブ・ワーク URL:https://willof-work.co.jp/
【会社概要】
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社号:株式会社ウィルオブ・ワーク
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本社:東京都新宿区新宿三丁目1番24号 京王新宿三丁目ビル3階
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設立:1997年1月
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代表:代表取締役社長 村上 秀夫
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資本金:9,900万円
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従業員数:4,608名(2025年3月31日現在)





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