導入の背景と課題
ANAグループは航空輸送事業をはじめ、旅行、カード・マイル、地域創生など多岐にわたる事業を展開しています。これまでグループ29社で共通の人事システムを利用していましたが、現行システムのサービス終了に伴い、後継システムの検討が必要となりました。
従来の人事・労務手続きは、紙媒体や複数のシステムに分散しており、申請・承認プロセスが複雑化していました。また、従業員情報の一元管理が難しく、グループ全体での統一的なデータ活用が困難な状況でした。さらに、人的資本開示の潮流に対応し、経営戦略と人財戦略の連携を強化する観点から、人事・労務データをタイムリーに把握し、分析・可視化を通じてグループ施策を迅速に検討できる基盤が求められていました。
「SmartHR」導入の決め手
これらの課題を解決するため、ANAグループは人事データを共通の財産として最大限に活用し、法改正や社会変容に対応できる最適な業務環境を提供すべく、SaaS製品の導入を方針としました。
製品選定においては、「すべての従業員が直感的に使える」操作性と、人事・労務管理からタレントマネジメントまでを一貫したプラットフォームで実現する高い網羅性が重視されました。その結果、「SmartHR」の導入が決定されました。
「SmartHR」に期待される効果
今回の「SmartHR」導入は、ANAグループが掲げる「デジタルと人の力」による価値創出に向けた重要な一歩であり、経営戦略をデジタルの側面から支えるものとして期待されています。
全日本空輸株式会社のデジタル変革室 オペレーション・コーポレートシステムソリューション部 経営サポートチームリーダーである橋本 至氏は、以下のようにコメントしています。
「グループの共通財産である人事・労務データを一元化し、人的資本経営を支える基盤として活用してまいります。選定の決め手は、従業員の『使いやすさ』と管理側の『運用のしやすさ』の両立です。多様な現場の全従業員が直感的に操作できることで利便性を高め、より精度の高いデータの収集と活用を目指します。また、製品の標準機能を活用することで、今後のバージョンアップによる最新機能を即座に取り込むことも大きな狙いです。SaaSならではの進化を常に享受し、当社の最大の財産である『人の力』を最大限発揮できる環境の実現に寄与すると確信しています。」
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウドで6年連続シェアNo.1の実績を持つクラウド人事労務ソフトです。採用管理情報から内定者の雇用契約や入社手続き、年末調整などの労務手続きをペーパーレス化し、データを蓄積します。さらに、蓄積された従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」といったタレントマネジメント機能により、組織の活性化や変革を推進し、生産性向上を支援しています。
また、アプリストアサービス「SmartHR Plus」を通じて、勤怠や給与などのサービスと連携できるアプリケーションを展開し、個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献することを目指しています。
-
SmartHR 公式サイト: https://smarthr.jp
-
デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2023年度版」詳細: https://mic-r.co.jp/mr/03030/
株式会社SmartHR 会社概要
-
社名: 株式会社SmartHR
-
代表取締役CEO: 芹澤 雅人
-
事業内容: クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
-
設立: 2013年1月23日
-
本社: 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
-
企業URL: https://smarthr.co.jp/





コメント