男性育児休業取得、「取得するべき」が87.4%
調査結果によると、男性の育児休業取得について「取得するべきだと思う」と回答した人は87.4%に上りました。内訳を見ると、「必ず取得するべきだと思う」が24.4%、「状況によっては取得するべきだと思う」が63.0%となっています。

この「取得するべき」という意見は直近3か年で9割前後の高水準を維持していますが、今年は前年よりやや減少しました。また、子どもの数別に比較すると、「必ず取得するべきだと思う」と回答した人の比率は、子どもの数が多いほど少なくなる傾向が見られます。逆に「状況によっては取得するべきだと思う」と答えた人の比率は高くなっています。


最適な育休期間は「3か月未満」が約6割
男性の育休取得を「取得するべき」と回答した人に最適な取得期間を尋ねたところ、「3か月未満」と答えた人が58.4%で最も多くなりました。直近3か年で比較すると、「3か月未満」の比率が年々高まっていることが分かります。これは、男性に育休取得を求めるものの、長期間は望まない傾向を示唆しています。


メリットは「夫の視野拡大」、デメリットは「妻のストレス増」
男性が育休を取得するメリットとして最も多かったのは、「家事育児の経験が夫の視野を広げる」(64.3%)でした。次いで「妻のストレスが軽減される」(61.4%)が挙げられています。しかし、これらのメリットを感じる割合は前年と比較して総じて低くなっています。


一方、デメリットとして最も多かったのは「夫が家事育児をせず却って妻のストレスが溜まる」で53.4%に達しました。この項目は前年より比率が高くなっています。全体的に、男性の育休取得に対するメリットを感じる割合が下がり、デメリットを強く感じる傾向が伺えます。


回答者からのフリーコメント
調査では、多様なフリーコメントが寄せられました。以下にその一部を抜粋します。
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「夫婦で支え合って育児に専念するためにとても大切な制度だと感じます。職場全体の理解や、復職しやすい柔軟な環境づくりがさらに進むことで、誰もが躊躇なく取得できる社会になってほしいです」(50代:パート/アルバイト)
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「少しだけ子供の世話や家事をして、役割を果たした気になって得意な顔をされるのは却って不快だったりする。家族のために、あげているというような認識なら、休みを取る必要はないと思う。社会全体の意識が変わらないとなかなか変わらないかと」(40代:契約社員)
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「本当に家事や育児をするなら育休の意味があるが、ただ仕事を休むだけで家にいるだけなら逆に妻のストレスと手間が増えるだけになる」(50代:今は働いていない)
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「現在主人が半年の育休を取得中。夫婦共に楽しく子育てができており心身ともに余裕を持って過ごすことができている。金銭面的な心配はあるが一時的だと考えているのでそれほど大きなデメリットは感じていない。2人で子供を見る時もあれば週に数回お互いのワンオペも設けながら息抜きをしながら子育てできているので毎日楽しい」(30代:正社員)
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「男性に女性と同じ程度の家事育児へのパフォーマンスは望むことはできないと考えています。しかしながら、体験することで視野が広がるのは事実だと思うので、その程度の期待値でいた方が衝突は避けられると思います」(30代:パート/アルバイト)
研究顧問による考察
しゅふJOB総研の研究顧問である川上敬太郎氏は、男性の育休取得率が上昇傾向にある中で、女性の意識に変化が見られると分析しています。男性の育休取得を求める声は依然として高いものの、長期間の取得は望まない傾向が強まっていること、また、夫が育児の戦力とならない場合に妻のストレスが増えるというデメリットが強く感じられている点を指摘しました。
川上氏は、男性の育休は取得率の向上だけでなく、実際に育児の戦力として頼れるか、そして夫のキャリアにとってマイナスにならない職場環境整備が求められる段階に入ってきていると感じているとのことです。
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男性の育休取得2025年の調査結果はこちら: https://www.bstylegroup.co.jp/news/35687/
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男性の育休取得2024年の調査結果はこちら: https://www.bstylegroup.co.jp/news/33310/

調査概要
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調査手法: インターネットリサーチ(無記名式)
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有効回答者数: 373名(女性のみ)
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調査実施日: 2026年5月18日(月)~2026年5月31日(日)
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調査対象者: ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
しゅふJOB総研について
『しゅふJOB総研』は、「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」という志のもと、2011年に設立されました。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を深め、女性だけでなく誰もが働きやすい職場を増やすために、定期的なアンケート調査を実施し、その結果を社会に発信しています。

- 過去の調査結果はこちら: https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
ビースタイルグループについて
ビースタイルグループは、「時代に合わせた価値を創造する」というPURPOSE(存在意義)のもと、社会問題や人々の不便を革新的な事業で解決することに取り組んでいます。創業以来、のべ20万人以上の主婦の雇用を創出してきた「しゅふJOB」や、多様な働き方とハイキャリアを両立する「スマートキャリア」などの人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、「かかわる全ての人がしあわせ」というVISION(目指す未来)の実現を目指しています。






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