調査概要
本調査は、2022年から2026年7月までの期間に実施され、1,801人の初回回答データが分析対象となりました。対象企業は73社です。主な分析項目は、「キャリアを豊かにする行動(6要素・60項目)」の実施度と、個人の「幸福度・仕事満足度・勤続意向」の関係性です。
サマリー
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キャリアクラフト総合スコアは、幸福度・仕事満足度・勤続意向と関連
総合スコアが高い層(上位25%)は、低い層(下位25%)に比べて幸福度が+2.09、仕事満足度が+1.89、勤続意向が+1.47高いことが判明しました(各7点満点中)。 -
幸福度と仕事満足度では、影響するキャリア要素が異なる
「幸福度」に対しては人生全体からキャリアをつくる「Life」の要素が強く結びつく一方、「仕事満足度」や「勤続」に対しては日々の仕事の中でキャリアをつくる「Job」の要素が強く関係していることが明らかになっています。 -
年代別・勤続年数別に現れる「キャリアの谷」
総合スコアは30代後半で一度落ち込み、40代前半には回復する傾向が見られました。また、勤続年数別では、1〜3年目のスコアが高めである一方、4年目で下がる人が目立つ結果となっています。
調査結果詳細
1. 強みは「人とのつながり」、課題は「将来の見通し」と「経験・人脈の貯金」
6要素別の平均点(100点満点)を見ると、「人とのつながり(リレーショナル)」が70.7点と最も高くなりました。周囲に働きかけ、関係を育む力は相対的に高い一方で、「将来の見通し(フューチャー)」は61.7点、「経験・人脈の貯金(キャピタル)」は59.2点にとどまっています。多くのビジネスパーソンにとって、将来設計やキャリア資本の具体化が「伸びしろ」になりやすいことがわかります。

具体的な設問(7点満点)でも、「働きかけへの応答(5.80)」「思いやり(5.79)」が高得点であるのに対し、「キャリアビジョン(3.95)」「中長期計画(3.99)」が低い結果となりました。
2. 将来の見通しのスコアは40代後半まで低迷
年代別の傾向では、全体的なスコアは30代後半で一時的に落ち込むものの、40代前半で回復しています。しかし、「フューチャー(将来の見通し)」のスコアに限定すると回復が遅く、40代後半まで低い状態が続くことが分かりました。

3. 転職経験者は「経験・人脈の貯金(キャピタル)」が高い
転職経験の有無で比較したところ、転職経験のある人は、スキルや経験・人脈の蓄積を示す「キャピタル」の項目が+4.51点高い結果となりました。ただし、これらは転職経験者が元々持っていた特徴や企業・職種の違いを含むため、「転職すればキャリア資本が高まる」と断定するものではありません。

まとめ:分析結果から考える組織のキャリア支援
本調査において、「これからのキャリアビジョンが明確である」「必要な人脈を得るために日々行動している」「ビジネス情報を日頃から積極的に収集している」といった項目に対し、「できている(そう思う・とてもそう思う)」と回答した人はそれぞれ2割前後にとどまり、約8割が「できていない」と実感していることが分かりました。
企業が従業員のキャリアを支援し、幸福度や定着率を高めるためには、診断結果を単なる「評価」で終わらせず、次の一歩に向けた対話の言語として活用することが重要です。具体的には、以下の3つの視点による小さな行動支援が示唆されます。
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Lifeを言葉にする:自分らしい生き方や大切にしたいことを安心して話せる機会をつくる
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仕事の進め方を見直す:本人の役割や強みを整理し、仕事の任せ方を一緒に見直す
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小さく試す:振り返りで終わらせず、人脈づくりや学習を「次の一歩」にする
レポートダウンロード
本調査の全容(全20ページ)は、以下のURLから無料でダウンロードいただけます。詳細なデータや、自社への導入にご関心のある方はぜひご覧ください。
株式会社NEWONE 会社概要
株式会社NEWONEは「他にはない、新しい(new one)価値を生み出す」を社名に掲げ、エンゲージメントをテーマに、企業向けコンサルティング、人材育成・組織開発を提供しています。社員が自発的に仕事に没頭し、成果と成長を両立する“推せる職場”づくりを支援しています。
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所在地:東京都港区虎ノ門3丁目4−7 虎ノ門36森ビル9階
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設立日:2017年9月1日
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代表者:上林 周平
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事業内容:コンサルティング、企業研修・組織開発等





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