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【いのち会議】~いのち宣言をつなぐ「103のアクション」~ 第95回「どの国や環境でも、学びや仕事で得た知識・能力・信用が「見える」化され正しく評価され、「好きで得意な道」を歩める社会を実現しよう」

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いのち会議が提唱する「好きで得意な道」を歩める社会

いのち会議は、2025年10月11日に大阪・関西万博会場内で発表された「いのち宣言」および「アクションプラン集」に基づき、すべての人々が輝く世界を目指しています。今回紹介されるのは、いのちを「しる」【宣言5-3】「いのちの豊かさを見つめ直し文化や共感、自然とのつながりを測る新しい価値のものさしをつくろう」へのアクションプランの一つです。

このアクションプランは、「どの国や環境においても、学びや仕事で得た知識・能力・信用が『見える』化され、正しく評価され、『好きで得意な道』を歩める社会」の実現を目指しています。

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働きがいに関する現状の課題

現在、政府や調査会社によるワーク・エンゲイジメントに関する様々な調査では、「働きがい」に課題を感じている人が多く存在することが示されています。働きがいの向上には、「好きで得意な道」が職業に結びつくことが重要であると考えられます。しかし、「好き」が主観に基づくのに対し、「得意であること」は客観的に可視化されないと、職業へと繋がりにくいという現状があります。この課題を解決するためには、得意なことが国やコミュニティを超えて通用するような、標準化とルールづくりが不可欠です。

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2050年に向けたビジョンとデジタル空間の活用

いのち会議は、2050年を見据え、個人の持つ知識・能力・信用が明確に可視化され、国やコミュニティ、距離の隔たりに関係なく提示・評価される社会の実現を目指しています。学び方や働き方の意識の変化、国境やコミュニティに対する意識の変化が進む中で、リアルとデジタル空間における人々の流動性と横連携の拡大が、一人ひとりのいのちを輝かせ、社会と経済の活性化に繋がると考えられています。

特に、グローバルで国境のない社会基盤であるインターネット通信網、通称「第八大陸」と呼ばれるデジタル空間が果たす役割は、今後ますます大きくなるでしょう。デジタル空間上で正当な評価が可視化されるよう、表現可能な技術や、距離・空間を超えた安全で信頼できるコミュニケーションを支援する技術の活用を通じて、社会基盤の整備に挑戦することが重要です。

認定の枠組みのイメージ

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実現に向けた課題と具体的な取り組み

このような社会を実現するには、国やコミュニティをまたいだ合意形成という高いハードルを越える必要があります。具体的には、以下の点が挙げられます。

  • 意味やレベル合わせを含めた互換性のある、知識・能力・信用証明の承認の枠組み

  • 証明の発行者、本人、利用者の信頼性を担保するための認定の枠組み

  • 相互運用性を担保する技術仕様

これらの課題を踏まえ、まずは高等教育の国際的な移動の増加を背景としたUNESCOの高等教育資格承認に関する世界規約を参考に、学術界・教育界における学位や職業資格の整備から着手することが現実的であるとされています。

国内外における連携と研究

国内では、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が、UNESCO規約を基に教育資格の枠組みを試案として取りまとめています。また、SIDI(Sustainable and Interoperable Digital Identity)Hubでは、「国境を越えたアイデンティティの相互運用」を目指し、22か国の専門家が参加して各国における学位や職業資格の現状整理などが進められています。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、国立情報学研究所と共同で、国内外の学位や職業資格の相互運用を目指す標準化の研究を進めています。この研究では、学術機関間でのデジタル・インターフェイスの相互運用性と情報の信頼性を確保するため、多言語対応や内閣官房Trusted Web推進協議会で議論された国際技術標準に準拠した実装の標準化、証明の信頼性を担保する認定の枠組みなどが検討されています。

いのち会議は、これらの多様な組織と連携し、情報発信、教育活動、産学の協働・共創を通じて、一人ひとりの「得意」を「見える」ようにするための様々な方策を模索していきます。

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参考情報

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