食料品の消費税「2年間ゼロ」に64.8%が「賛成」
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情を探る調査機関「しゅふJOB総研」は、「生活負担と消費税」をテーマにアンケート調査を実施しました(有効回答数:459件)。
調査の結果、政府が検討している食料品の消費税を2年間に限りゼロにすることについて、回答者の64.8%が「賛成」と回答しました。内訳は「大いに賛成」が25.1%、「どちらかといえば賛成」が39.7%です。物価高騰が続く中、家計への負担軽減を求める声が強く反映されていると考えられます。

生活で負担感が強いもの:1位「光熱費」、2位「食料品」
生活にかかる費用で負担感が強いと思うものを尋ねたところ、「光熱費(水道・電気など)」が77.1%で最も多く、次いで「食料品(調味料を除く)」が74.3%となりました。3位には「ガソリン代」が49.9%、4位に「通信費(携帯電話など)」が49.7%、5位に「生活用品(ティッシュなど)」が49.5%と続いています。生活に不可欠な費用が上位を占めており、多くの家庭が厳しい状況にあることがうかがえます。

生活費の負担感が強いものランキング TOP5
| 順位 | 負担感が強いもの | 比率 |
|---|---|---|
| 1 | 光熱費(水道・電気など) | 77.1% |
| 2 | 食料品(調味料を除く) | 74.3% |
| 3 | ガソリン代 | 49.9% |
| 4 | 通信費(携帯電話など) | 49.7% |
| 5 | 生活用品(ティッシュなど) | 49.5% |

フリーコメントより
回答者からは、消費税ゼロへの賛成意見だけでなく、様々な意見が寄せられました。
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「生活必需品への消費税課税はやめるべき」(60代:今は働いていない)
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「物価の高騰に賃金が追いつかないためありがたい」(40代:パート/アルバイト)
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「消費税は社会保障の貴重な財源となっているため、安易な減税は将来的な福祉サービスの質の低下や、他の増税(所得税や法人税など)を招くリスクがあると感じます」(50代:パート/アルバイト)
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「生きていくために必要不可欠なものなので、消費税がどうの前に食料品の高騰をどうにかしてほしい」(40代:SOHO/在宅ワーク)
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「2年間、限定的に実施することには反対 永遠のゼロに期待」(60代:今は働いていない)
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「減税して安くなったようで、価格自体が値上げされれば同じと思います」(50代:派遣社員)
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎氏の見解
しゅふJOB総研 研究顧問の川上敬太郎氏は、調査結果について以下のようにコメントしています。
「長く物価上昇が続き、イラン情勢の影響なども懸念される昨今。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に『政府は食料品の消費税を2年間に限りゼロにすることを検討しています。あなたのお考えに最も近いものをお教えください』と尋ねたところ、6割以上の人が『賛成』と回答しました。生活にかかる出費の厳しさが、にじみ出ているようにも感じられます。」
「直近の統計では実質賃金がプラスに転じているものの、上がり続けてきた物価に対してまだ十分と言えるほどではなく家計は圧迫されています。減税など支出を抑える措置は家計にとって助けになる一方で、手取りを増やすことの重要性がより強く感じられるようになってきているように思います。」

調査概要
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調査手法: インターネットリサーチ(無記名式)
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有効回答者数: 459名
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調査実施日: 2026年3月16日(月)~2026年3月31日(火)
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調査対象者: ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者のうち、家事・育児を主に担当または概ね平等に担当していると回答した方
しゅふJOB総研について
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」という志のもと、2011年に設立された研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を深め、誰もが働きやすい職場を増やすため、定期的な調査を実施し、結果を発信しています。
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東京大学SSJDAへの過去の調査データ寄託: http://bit.ly/2n8jHIJ

ビースタイルグループについて
「時代に合わせた価値を創造する」という存在意義のもと、社会問題や人々の不便を革新的な事業で解決することを目指しています。創業以来、のべ20万人以上のしゅふの雇用を創出してきた「しゅふJOB」や、多様な働き方を実現する「スマートキャリア」など、人材サービス事業を主軸に展開しています。






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