新設の背景と地域への貢献
厚生労働省の「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」によると、中国地方5県および愛媛県と高知県は法定雇用率の全国平均2.41%を上回っており、障がい者雇用が進んでいるエリアです。しかし、都市部を離れると公共交通網が十分に整備されていない地域や、瀬戸内海の離島など、通勤が難しい場所も存在します。このような状況では、働くことを諦めている重度身体障がい者がいることが想定されます。
スタッフサービス・クラウドワークは、本エリアにおいて完全テレワークという働き方を提案することで、重度身体障がい者の就労の選択肢を広げたいと考えています。
スタッフサービス・クラウドワークの取り組みと実績
同社は、人材総合サービスを展開するスタッフサービスグループの一員として、障がい者雇用を完全テレワークで推進しています。通勤が困難な重度身体障がい者を対象に採用し、グループ内の事務処理サービスおよびそれに付帯する支援事業を行っています。この取り組みは2016年1月に福岡県で始まり、現在では1都1道2府36県において、659人(2026年4月1日時点)の重度身体障がい者が就労しています。
同社従業員の職場定着率は98.3%(2025年6月時点)と非常に高く、一般企業における入社1年後の身体障がい者の定着率60.8%(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構「障害者職業総合センター一般企業への就職後の障害別職場定着状況」(17年4月)による)と比較しても高い水準を維持しています。
「中国・四国エリア推進課」の概要
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名称: 株式会社スタッフサービス・クラウドワーク エリア統括部 中国・四国エリア推進課
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事業内容: 重度身体障がい者の在宅就労を活用したスタッフサービスグループに付帯する事務業務
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採用対象県: 広島県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県(計9県)
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所在地: 広島県福山市紅葉町2-35 福山DSビル11階
求職者の方のお問い合わせは、ハローワークに直接お問い合わせください。同エリアの求人票は2026年4月3日(金)にハローワークに提出されました。
重度身体障がい者の就労障壁を解消する「完全テレワーク」の働き方
スタッフサービス・クラウドワークでは、重度身体障がい者の就労障壁となる通勤、バリアフリーのない環境、固定の勤務時間などを解消する「完全テレワーク」で雇用を進めています。

本人の生活リズムに合わせた「シフト制」
通院や生活介助の利用時間など、個人の生活リズムに合わせて「9:00~19:00の間で原則週5日30時間」のシフト制を導入しています。入社後の約2ヶ月間の研修期間では、就労生活のリズムを整えることから始めています。
孤独感を払拭し「チーム意識」を醸成するWeb会議
1チーム5~15人で業務を担当し、Web会議システムを利用した定例会議を1日3回実施しています。業務進捗確認だけでなく、気分転換のための雑談も推奨し、お互いの顔を見ながらのコミュニケーションと関係性構築を重視しています。
完全テレワークに慣れるための研修実施
毎日就労する生活リズムに慣れるため、入社後約2ヶ月間の研修が行われます。同期入社者とのチームビルディングから始まり、パソコンの基本操作、ビジネスマナー、先輩従業員からの業務レクチャーなど、本格的な就労に向けた準備を大切にしています。
従業員の仕事内容(一例)
スタッフサービス・クラウドワークに入社した従業員は、主にグループ会社向けの業務を担当します。具体的には、Web上のマーケティング情報のリサーチ(営業担当補助)や、グループ会社が受け取った名刺の電子化、派遣スタッフのタイムカードの入力(営業担当補助)などです。また、人材サービスに関する求人票作成やダイレクトメール作成といった専門知識を要する業務も含まれます。
関連情報
- 厚生労働省「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67490.html
株式会社スタッフサービス・クラウドワーク 概要
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社名: 株式会社スタッフサービス・クラウドワーク
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本部: 神奈川県相模原市中央区鹿沼台1-7-7トラスト・テック相模原ビル
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事業内容: 完全テレワークの障がい者によるスタッフサービスグループのバックヤード業務支援事業
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従業員数: 在宅社員659人(2026年4月1日現在)





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