開設の背景と目的
チルド食品物流の需要は拡大を続けており、近畿・四国・九州を跨ぐ西日本エリアにおける物流の高度化が求められています。これに対応するため、ダイセーエブリー二十四は広域ネットワークの再構築を進めてきました。従来の岡山地区の2拠点体制では、保管能力や幹線輸送の連携において、今後の需要増加に十分に対応できない状況が生じていたとのことです。
これらの課題に対応し、さらに将来的な九州エリアへの事業展開を見据え、同社は「近畿・四国・九州を結ぶ広域スーパーハブ」として本センターを新設しました。2拠点の機能を統合し、幹線輸送の一元化とオペレーションの集約により配送効率の向上を目指します。また、倉庫面積を従来の合計から約1.6倍に拡張することで、取扱量の増加や季節変動にも柔軟に対応できる体制を構築しています。
立地メリット
本センターは、早島ICから車で約4分という交通利便性に優れた立地にあります。山陽自動車道や瀬戸中央自動車道へ直接アクセスできるため、近畿・四国・九州を結ぶ広域配送の中継拠点として最適な場所です。この立地を活かし、幅広い納品時間に対応可能な物流ネットワークを構築し、食品の安定供給と効率的な物流オペレーションの実現に貢献します。
センターの特長
1. 環境配慮・災害対策を強化した安心の施設設計
本センターでは、環境負荷の低減と事業継続性の向上を重視した設備が導入されています。脱フロン仕様の冷凍・冷蔵設備を採用し、インタンクによる安定した燃料供給体制、非常時に稼働可能な発電機を備えています。さらに、太陽光パネルの設置によりエネルギー効率も向上させています。これらの環境・災害対策により、安定した食品供給と高い品質管理を継続できる物流拠点を実現しています。
2. 従業員の働きやすさを追求した職場環境
作業効率と職場環境の向上を目指し、作業エリアには有線放送を導入し、作業生産性と従業員のモチベーション向上を図っています。オフィスエリアではフリーアドレス制を採用し、働き方改革を推進しています。ペーパーレス化や部門間のコミュニケーション活性化を促すことで、高品質な物流オペレーションを支える職場環境を整備しています。
施設概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名称 | 岡山スーパーハブセンター |
| 所在地 | 岡山市南区箕島字平山3322番1 |
| 稼働開始日 | 2026年5月13日 |
| 構造 | 鉄骨造一部2階建 |
| 敷地面積 | 14,341.67㎡(約4,338.36坪) |
| 倉庫面積 | 冷蔵:約920坪、冷凍:約178坪、常温:約83坪 |
| バース数 | 27基(うち大型用6基) |
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | ダイセーエブリー二十四株式会社 |
| 本社 | 愛知県一宮市萩原町萩原字松山531番地27 |
| 代表 | 代表取締役社長 田中孝昌 |
| 設立 | 1983年9月7日 |
| 資本金 | 5,500万円 |
| 売上高 | 301億円(2025年12月期) |
| 事業所 | 全国32拠点(2026年2月末時点) ※本社機能を除く |
| 事業内容 | チルド食品(冷蔵品)専門の年中無休24時間配送業務及び配送センターによる一時保管・仕分・出荷等の流通加工、情報を絡めた流通提案業務 |
| 公式サイト | https://www.every24.co.jp/ |





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