「ホワイトハラスメント」の認知度
中途入社1年以内の正社員のうち、約6割が「ホワイトハラスメント」という言葉を聞いたことがあると回答しています。特に30代の認知度が60.7%で最も高く、次いで20代(59.4%)となりました。

「ホワイトハラスメント」の経験と具体例
現在の職場で「ホワイトハラスメント」だと感じた経験がある割合は13.6%でした。年代別では、30代・40代がいずれも14.8%と、他の年代よりやや高い傾向が見られました。


具体的な内容としては、「私が自分で解決しないといけない仕事や問題を、先輩が先回りして全て行なってしまうことがあった」といった成長機会の喪失や、「責任のある仕事を一切任せてもらえず、残業は厳禁だから早く帰ってと毎日促されることに虚しさを覚えた」といった、過度な配慮による業務制限が挙げられています。また、「健康診断や出産で昇進すると大変だから今回は見送るといった通達があった」「仕事が途中なのに定時だから帰ってと言われた」など、本人の意思を確認しないまま行動やキャリアの選択を制限されたケースも見受けられました。

転職意向への影響
ホワイトハラスメントを経験した人のうち、今後1年以内に転職したいと思う割合は71.4%に達し、経験がない人(48.1%)と比べて23.3ポイント高い結果となりました。

このことから、ホワイトハラスメントを経験した人は、自身のスキルや能力を伸ばせる環境を求めて転職を検討する可能性が高いことがうかがえます。
調査担当者からの考察
調査担当者からは、ホワイトハラスメントが意図的ではなく、良かれと思って行われた過度な配慮や気遣いの結果として生じている側面があることが指摘されています。成長や活躍に対する本人の意向と、周囲による配慮の間にズレが生じた場合に不安を抱くことにつながる可能性が示唆されました。
企業にとって重要なのは、どのような配慮や関わり方が本人にとって望ましく、成長や活躍につながるのかについて、日常的な対話や面談などを通じて、双方で意向や期待を丁寧にすり合わせていくことであると考察されています。

調査概要
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調査名称: マイナビ「中途入社1年以内の社員に聞いた“ホワイトハラスメント”に関する調査」
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調査期間:
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スクリーニング調査:2025年12月16日(火)~12月25日(木)
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本調査:2025年12月18日(木)~12月25日(木)
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調査方法: インターネット調査
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調査対象者: 2025年に転職した中途入社1年以内の20~50代の正社員
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有効回答数: 1,446名
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詳細はこちら: https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260409_109177/





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