介護施設の人手不足解消を目指す「47都道府県・人材定着支援プロジェクト」開始
一般社団法人人材定着指導士協会(以下、協会)は、介護業界が抱える深刻な人材不足の課題解決に向け、「47都道府県・人材定着支援プロジェクト」を2026年2月12日より開始しました。このプロジェクトは、全国47都道府県の介護施設を対象に、各都道府県1社限定で「人材定着指導士」による専門的な支援を提供するものです。
この取り組みは、人材不足を解消し、スタッフの定着を促進することで、介護サービスの品質向上に貢献することを目指しています。

プロジェクト実施の背景:介護業界の「採用の穴」を塞ぐ
介護業界では、有効求人倍率が高く、採用コストも増加の一途をたどっています。しかし、せっかく採用しても早期離職が続き、まるで「バケツに穴が空いた状態」であると指摘されています。このような状況では、経営の安定や現場スタッフの疲弊を防ぐことが困難です。
協会は、組織を守る専門家である「人材定着指導士」が現場の課題を明確にし、スタッフが「ここで働き続けたい」と思えるような仕組み作りを1年間かけて支援します。各都道府県で選ばれる1社は「定着モデル施設」として認定され、地域で最も魅力的な職場への変革を目指します。
「各県1社限定・特別支援プロジェクト」の3つの柱
本プロジェクトは、以下の3つの柱で構成されています。
- 組織の「健康診断」:離職リスクの可視化
独自のサーベイを用いて現状を評価し、人事施策、人間関係、業務過多など、離職につながる「見えないリスク」を明らかにします。 - 現場リーダーの「人材定着指導士」育成支援
施設内のリーダー1名を「人材定着指導士」として育成します。これにより、外部コンサルタントに依存することなく、自社内で組織改善を継続できる自走型の体制を構築します。 - 「地域No.1 定着優良施設」としてのブランディング
「人材定着指導士がいる施設」として広報活動を支援します。求職者やその家族に対し、スタッフを大切にする働きやすい職場環境を強力にアピールし、採用コストの削減につなげます。

プロジェクト概要
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対象: 日本全国の介護施設(有料老人ホームなど)
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募集数: 各都道府県につき1社(計47社)です。先着順で審査があります。
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支援内容: 人材定着指導士による定期コンサルティング、人材定着担当職員向け研修、認定バッジ・認定証の授与、組織診断が含まれます。
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料金: 1回目の打ち合わせは無料です。内容確認後に契約となり、その後は有料となります。支援内容によって料金は異なりますが、プロジェクト期間は1年で、月額40万円(税別)が目安とされています。これは人事部長採用にかかるコストの半額程度です(交通費別途)。
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応募期間: 2026年2月1日から3月31日までです。
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応募方法: 一般社団法人人材定着指導士協会のウェブサイトトップページ下部にある応募フォームより申し込みが可能です。




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