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大企業社員の給与意識調査:物価高でも昇給満足層ほどベンチャー・独立に挑戦する傾向が明らかに

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調査の主な結果

1. 物価高に対し過半数が「昇給不足」を実感

物価上昇が続く中、大企業社員の給与の昇給ペースに対する実感はどうでしょうか。調査の結果、55.3%の回答者が昇給ペースが「やや足りていない」または「全く足りていない」と感じていることが判明しました。一方で、「十分に足りている」または「ある程度は足りている」と回答した人は40.8%にとどまりました。

物価高に対する昇給ペースの実感

大手企業では賃上げが高水準にあると言われることもありますが、個人の実感としては、物価上昇のスピードに昇給が追いついていない状況が見て取れます。

2. 約7割が大企業で「プライベートな時間を確保」

昇給ペースに不足感を感じる人が多い一方で、日々の働き方についてはどうでしょうか。ワークライフバランスに関する質問では、69.0%の社員が「十分に確保できている」または「ある程度は確保できている」と回答しました。プライベートの時間を確保できていない層は23.2%に留まっています。

仕事とプライベートのバランス

大手企業における働き方改革の進展により、残業規制や有給取得の奨励などを通じて、時間的なゆとりが向上している様子がうかがえます。

3. 昇給に「満足」している層ほど、ベンチャー・独立に積極的

一般的に、給与や待遇への不満が転職の引き金になると考えられがちですが、ベンチャー転職や独立といった新たな挑戦という観点から分析すると、意外な傾向が見えてきました。

昇給ペースが「十分に足りていると感じる」層では、70.6%がベンチャー・独立に向けて「すでに取り組んでいる」または「準備を始めている」と回答しました。これは、昇給ペースが「全く足りていないと感じる」層の7.8%と比較して、約9倍という大きな開きがあります。

ベンチャー・独立への行動率 | 昇給満足度別

この結果から、会社からの評価や待遇に一定の手応えを感じている人ほど、現状維持にとどまらず、次のステージを意欲的に模索しているといえそうです。

4. 仕事に「やりがいを感じる」層ほど、新しいキャリアに挑戦

現在の仕事に対するやりがい・満足感と、新しいキャリアへの挑戦行動の関係についても調査されました。仕事のやりがいを「非常に感じている」層では、64.2%がベンチャー・独立に向けて具体的な行動を起こしていることが分かりました。

ベンチャー・独立への行動率 | やりがい実感度

これは、「あまり感じていない」層の9.7%、「全く感じていない」層の0%と比べて顕著な差があります。昇給ペースへの満足度に加えて、仕事へのやりがいにおいても、現状に満足している層ほど挑戦に積極的であることが確認されました。「今の仕事がつまらないから辞める」といった消極的な動機ではなく、現在の仕事に強いやりがいを感じながらも、さらに熱量を注げる環境を求めて動くという、極めてポジティブなキャリア選択の考え方がうかがえます。

参考データ:挑戦志向による“やりがい”の感じ方の比較

ベンチャー・独立に向けた行動層(「取り組んでいる/準備を始めている」と回答した人)と無関心層(関心を持ったことがない)で「仕事のやりがい・満足感」の実感度を比較すると、行動層の91.5%がやりがいを「非常に感じている」または「やや感じている」と回答しています。これは無関心層の36.8%と比較して高い水準です。

挑戦志向による“やりがい”の感じ方の比較

現在の仕事に前向きに取り組み、自らやりがいを見出しているような人材が、次の挑戦へと具体的に動き出している姿がうかがえます。

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まとめ:満足と挑戦が両立するキャリアの考え方

今回の調査を通じて、大企業社員が物価高による昇給不足感を持ちながらも、比較的ゆとりを持って働いている現状が見えてきました。そして、現状に満足して前向きに取り組んでいる人ほど、自らの可能性を広げるために、ベンチャー転職や独立といった新たな挑戦に動き出している傾向があるようです。

今の役割に主体的に向き合い、やりがいを見出す姿勢そのものが、将来の選択肢を広げる原動力になることがうかがえます。今ある環境を最大限に活かし、やりがいを見出していく前向きなサイクルこそが、変化の激しい時代において納得感のあるキャリアを築くためのヒントになるでしょう。

本調査に関するオリジナル記事は、Professional Studioの運営メディアにて公開されています。
https://professional-studio.co.jp/media/archives/1593

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調査の実施概要

  • 調査機関:自社調査

  • 調査方法:インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)

  • 対象エリア:主要都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県)

  • 対象者:20歳~59歳の日系大手企業の正社員

  • 調査期間:2025年12月15日~22日

  • 有効回答数:438名

※本リリースでは、労働力調査および事前スクリーニング結果から推計した「日系大手企業の正社員」の性年代別構成比に合わせて、ウェイトバック集計を行っています。

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Professional Studio株式会社について

Professional Studio株式会社は、「ベンチャー・中小企業が輝く時代を創る」をミッションとし、ベンチャー・中小企業向けのHR総合支援サービスを提供しています。マネジメント層の人材紹介サービス、ハードテック/ディープテック企業向け人材紹介サービス、また、人事制度設計コンサルティングと設計・運用ITツール「FirstHR」の企画開発などを行っています。

  • 設立:2020年4月

  • 本社所在地:〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-20 東京建物八重洲さくら通りビル3F

  • 代表取締役:市川 龍太郎

  • URLhttps://professional-studio.co.jp/

  • 事業内容:ベンチャー・中小企業向けHR総合支援サービス

    • 人事制度設計コンサルティング&設計・運用ITツール「FirstHR」の企画開発・運営

    • 人事コンサルティング(採用、育成体系化、人事部づくり)

    • ベンチャー・中小企業向けマネジメント層の人材紹介サービス

    • ハードテック/ディープテック企業向け人材紹介サービス

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