白書で明らかになった消費者行動のトレンド
2025年の消費者行動では、開始から1年を迎えた「新NISA」が生活に定着する一方で、金利上昇を背景に1%超の金利となった「個人向け国債」が富裕層を中心に再注目されました。また、電気・ガスなどの利用で株がもらえる「カブアンド」やJR東日本の「JRE BANK」といった、生活インフラと金融が融合した新サービスの台頭も顕著でした。さらに、自動販売機のキャッシュレス化を加速させた「ジハンピ」の急成長など、日常のあらゆる場面でデジタル決済の進化が進んでいます。
本白書は無料でダウンロードでき、特典として2025年1月~12月の金融各業界サイト流入数ランキングも含まれています。
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JRE BANKの現在地:鉄道会社の銀行参入から1年
JR東日本グループが手がける「JRE BANK」は、2024年5月のサービス開始以来、鉄道優待やJRE POINT還元といった特典を武器に利用者を急速に増やしています。アプリのユーザー数(2024年6月~2025年5月平均)は約154万人で、メガバンク3行(約991万~2,510万人)とのユーザー数にはまだ差があるものの、ネット銀行のソニー銀行(約263万人)やSBI新生銀行(約323万人)に追随する規模にまで成長しています。


ユーザー属性には特徴が見られ、男女比では男性が約75%と、他のメガバンクと比較しても高い割合です。年代はメガバンクと同様に50~60代がピークとなっています。興味深いのは併用状況で、JRE BANKユーザーの約75%がメガバンクのアプリも併用している点です。これは、店舗サポートが手厚いメガバンクをメインとしつつ、日常の移動でお得な特典が得られるJRE BANKを賢く使い分けている生活者の姿がうかがえます。


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「カブアンド」のヒット分析:サービス開始月に450万人以上が訪問
「カブアンド」は2024年11月に開始された、「国民総株主」を掲げるサービスです。電気、ガス、モバイルなどの生活インフラを利用した分だけ、カブアンド社の未公開株がもらえる仕組みが大きな話題を呼びました。公式サイトの閲覧者データを見ると、サービス開始月の2024年11月にはユーザー数が451万人、セッション数(訪問回数)は1,090万回に達しており、初月から驚異的な注目を集めていたことがわかります。


このトレンドに反応している層を男女比で見ると、男性が約63%と過半数を占めています。年代別では、インターネット利用者全体と比べても30~40代の割合が高く、50代もボリュームゾーンとなっています。


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資産1億円超えの富裕層が熱視線を送る「個人向け国債」
資産1億円以上を保有する富裕層は、どのような投資先に関心を持っているのでしょうか。検索キーワードの特徴値を分析すると、上位に「個人向け国債」がランクインしています。背景にあるのは、2025年10月時点で利率が1%を超えた金利上昇です。直近数年間の低金利時代から一転し、魅力的な利率となったことで注目が急上昇しました。

富裕層が国債を選ぶ理由は「金利」だけではありません。検索者の価値観を分析すると、1位は「安心して平穏に過ごしたい」となっており、元本割れがなく国が発行する「安全性」が、安定を重んじる層に強く支持されていると考えられます。

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調査手法について
本調査は、株式会社ヴァリューズが提供する消費者のインターネット行動ログ分析サービス「Dockpit」と「Perscope」を用いて分析されています。これらのツールは、国内最大級の消費者パネルのWeb行動ログデータを活用し、市場トレンドや競合他社の動向、消費者のインサイトを可視化することで、精度の高いマーケティング戦略立案を可能にしています。
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競合調査・市場分析ツール「Dockpit(ドックピット)」:https://www.valuesccg.com/dockpit/
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マーケターのためのリサーチエンジン「Perscope(ペルスコープ)」:https://www.valuesccg.com/perscope/
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