マイナビ転職「正社員女性の幸福度と働きやすさの実態調査」を発表
株式会社マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、20~50代の正社員女性800名を対象に実施した「正社員女性の幸福度と働きやすさの実態調査」の結果を2026年3月16日に発表しました。この調査では、正社員女性の人生の幸福度、仕事のモチベーション、そして社会の働きやすさに対する認識が明らかになっています。

正社員女性の人生幸福度は平均61.1点
正社員女性に人生の幸福度を100点満点で評価してもらったところ、平均点は61.1点でした。80~100点と回答した人は34.3%、50~79点が44.1%、49点以下が21.6%という結果になっています。

幸福度の加点要素としては、「趣味やプライベートの楽しみ」(47.9%)、「休日の充実度・自由に使える時間」(47.0%)、「親・兄弟姉妹など家族との関係」(40.1%)が上位を占めました。これに対し、減点要素としては、「給与・収入の満足度」(39.4%)、「将来性(キャリアアップの機会など)」(31.5%)、「貯蓄・資産形成の進捗(投資など)」(31.1%)が挙げられています。


この結果から、プライベートの充実や人間関係が幸福度を高める一方で、収入やキャリア、資産形成への不安が幸福度を低下させる要因となっていることがうかがえます。
仕事のモチベーションは「趣味」が上位、20代は「推し」も
仕事のモチベーションを維持または向上させるものとして、全体では「趣味・プライベートの楽しみ」(27.0%)が最も多く挙げられました。年代別に見ても、いずれの年代でも「趣味・プライベートの楽しみ」が上位3位にランクインしています。
特に20代では「推し」(23.0%)が2位に、30代では「職場の仲間」(24.0%)が2位に、50代では「資産形成」(24.0%)が3位に入るなど、年代ごとの特徴も見られました。

女性が働きやすい社会への認識
2026年4月には「女性活躍推進法」の施行から10年を迎えますが、「女性が働きやすい社会になってきていると感じるか」という問いに対し、「働きやすい社会になってきている」と回答した女性は25.4%でした。一方で、「働きやすさはあまり変わっていない/働きやすさの変化について判断できない」が62.4%と半数以上を占め、「働きにくい社会になってきている」と感じる人も12.3%いました。

「働きやすい社会になってきている」と感じる理由としては、「産休育休の選択肢や時短勤務、在宅勤務など、自分の環境に合わせて決められるようになった」や「女性も管理職で働けるように推進され、キャリアアップを目指しやすくなった」といった声が聞かれました。
一方で、「変わっていない/判断できない」または「働きにくい社会になってきている」と感じる理由としては、「女性に対する理解はあっても、実際に制度として伴わない」「時短や早退への周囲の理解が足りていない」「世間が変わっても会社が変わらない」といった意見が見られました。

調査の総評と今後の課題
この調査結果からは、働く女性の幸福度を高める要素と、逆に低下させる可能性のある要素の違いが明確になりました。仕事のモチベーションにはプライベートの充実が大きく影響しており、企業は給与・報酬条件だけでなく、「職場の仲間」や「仕事のやりがい」といった要素も重視する必要があると考えられます。これらの課題は性別にかかわらず働く人に共通するものであり、企業には全社員の働きやすさにつながる制度や体制の見直しが求められています。
調査概要
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調査名称: マイナビ転職「正社員女性の幸福度と働きやすさの実態調査」
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調査期間: 2025年12月11日(木)~15日(月)
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調査方法: WEB調査
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調査対象: 正社員女性
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有効回答数: 800名(20代~50代各200名)
関連情報
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マイナビ転職: https://tenshoku.mynavi.jp/
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厚生労働省「女性活躍推進法特集ページ」: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html
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マイナビ転職キャリアトレンド研究所: https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/
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給与アップ応援プロジェクト: https://tenshoku.mynavi.jp/content/declaration/





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