調査サマリー
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副業経験者の約6割がポイ活や簡単な作業では稼げていないことが判明しました。
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前職が強みになり、事務職はオンライン秘書、接客業はライターが向いている傾向が見られます。
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稼ぎ続ける人の共通点は、即金性よりも積み上げを重視し、将来性と適性を重要視している点です。
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在宅ワークに近道はなく、安定収益化までは半年から1年が一般的な期間とされています。
在宅ワーカー226名の実態

今回の調査は、現在在宅ワークで月5万円以上の継続収入を得ている女性226名を対象に行われました。回答者の約7割(69.9%)が30代・40代で、6割以上(64.2%)が子育て中であることが分かりました。職業では「パート・アルバイト(29.2%)」が最多でしたが、「専業主婦(22.6%)」や「正社員(22.6%)」も同程度を占めており、忙しい生活の中で時間をやりくりして収益化に成功している「実力派主婦」のリアルな声が集まりました。
「簡単そう」で選ぶと失敗する? 6割が経験した「低単価の罠」

「今の仕事で稼げるようになる前に、失敗した経験はありますか?」という質問に対し、58%が「ある(別の副業から乗り換えた)」と回答しました。失敗した仕事内容の第1位は「ポイ活・アンケート回答(60.2%)」、第2位は「データ入力(31%)」でした。
これらの仕事は「誰でもすぐに始められる」という特徴がありますが、単価が極端に低く、将来につながるスキルも蓄積されにくいという課題があります。失敗理由の最多は「『簡単そう』だけで選び、単価が安すぎて消耗したから(55.9%)」となっており、「始めやすさ=続けやすさではない」という現実が浮き彫りになりました。
月5万円を目指せる仕事は?稼いでいる主婦の「職種ランキング」

226名の女性に調査した結果、安定して月5万円以上の収益を得ている職種は「Webライティング・編集」が圧倒的1位となりました。
稼いでいる在宅ワーク職種ランキング
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第1位:Webライティング・編集(30.5%)
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第2位:オンライン秘書・事務代行(19.5%)
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第3位:物販(せどり、ハンドメイドなど)(10.2%)
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第4位:Instagram・SNS運用代行(4.4%)
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第5位:Webコンサルティング・マーケティング(4.4%)
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第6位:Webデザイン・画像制作(4.0%)
上位の職種に共通するのは、ポイ活のような単純作業ではなく、「クライアントワーク(依頼されて価値を提供する仕事)」であるという点です。特に1位のライティングと2位のオンライン秘書は、「特別なセンスが不要」で「これまでの社会人経験が活かしやすい」ため、堅実派の主婦層から支持を集めています。
一方で、広告等で人気の「Webデザイン」は6位に留まりました。Webライティングや編集業務は、メディア運営チームの一員として組織的に動くケースが多く、継続的な案件になりやすい傾向があります。対してWebデザインは、単発のクライアントワークになりがちで、「毎回自分で営業して案件を獲得する力」や「売れる仕組みを作る力」が問われます。また、単にデザインができるだけでなく、「マーケティング視点」や「独自の強み」がないと選ばれにくいという厳しさもあると考えられます。
結局、どのスキルを選ぶべき?職種別「前職×Webスキルの相性マップ」

「前職の経験は在宅ワークに活きていますか?」という問いには、約半数(49%)が「活きている」と回答しました。調査データを詳細に分析すると、「前職の職種」によって「成功しやすい在宅ワーク」に明確な傾向が見られました。
1.「事務職・総務・経理」経験者 ➡ 『オンライン秘書・事務代行』
現在、オンライン秘書として稼ぐ人の多くが元事務職です。オフィスワークでは「当たり前」だった正確なPC操作やメール対応、表作成といった基礎スキルは、顔が見えない在宅ワークにおいて「信頼できる即戦力」として高く評価されます。
- 実際の声:「オフィス時代に当たり前にやっていた丁寧なメール返信や日程調整が、顔が見えない在宅ワークでは『信頼』として重宝されました」(40代・元一般事務)
2.「接客・販売・サービス」経験者 ➡ 『Webライター』
ライターとして稼ぐ層には、意外にも元接客業が多いのが特徴です。接客現場で培った「お客様が何を求めているかを察する力(傾聴力)」や「わかりやすく伝える力」は、読者目線での記事執筆に直結するため、ITスキル以上に重要な強みとなります。
- 実際の声:「お客様が何を求めているかを察する力は、読者が知りたいことを書くライティングにそのまま活きました。ITスキルより想像力の方が大事です」(30代・元アパレル販売)
3.「保育・医療・福祉」経験者 ➡ 『オンライン相談』や『専門ライター』
対人支援の経験や専門資格は、AIには代替できない独自の価値になります。特に保育や育児の経験は、同じ悩みを持つママ層への相談業務や、専門知識を活かした高単価な記事執筆において強みを発揮します。
- 実際の声:「保育士として保護者の話を聞いてきた経験が、オンライン相談での傾聴力に活きています。育児中の孤独なママに寄り添えるのは、AIではなく人の経験だけだと思います」(30代・元保育士)
月5万円を稼ぎ続ける人が持つ、スキル選びの3つの共通点

在宅ワークで安定収入(月5万円〜10万円以上)を得ている人には、仕事選びにおいて以下の3つの共通点があることが分かりました。
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「将来性」があるか: その場限りの単発タスクではなく、AI時代でも人の手が求められ続ける「Webライティング」や「サポート業務」など、中長期的に需要が拡大している職種を選んでいます。
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「積み上げ」ができるか: 稼ぎ続けるコツとして「毎日コツコツ続ける習慣化(49.1%)」や「信頼や実績の積み上げ(35.4%)」が上位に挙がりました。「やったら終わり」の時間の切り売りではなく、経験すればするほどスキルが蓄積され、単価が上がっていく仕事を選んでいます。
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「自分の強み(過去の経験)」と繋がっているか: 「稼げそう」という理由だけで全く未知の分野に飛び込むのではなく、前述の「相性マップ」のように、自分の過去の経験が少しでも活きる分野を選んでいます。無理なくスタートできることが、初期の挫折を防ぐ大きな要因です。
これら3つを満たす仕事を選ぶことこそが、一過性の「お小遣い稼ぎ」で終わらせず、将来にわたって自分を助けてくれる「資産」としての働き方を手に入れるための分かれ道と言えそうです。
安定収入まで「半年〜1年」を見据える
学び始めてから月5万円を安定して稼げるようになるまでの期間は、「3ヶ月〜6ヶ月未満(25.2%)」が最多層ですが、一方で「半年以上かかった」という人も約4割(38.5%)にのぼります。
完全未経験から始める場合、「1ヶ月で稼げる」といった甘い言葉に惑わされず、稼げるようになるには最低でも「3ヶ月〜6ヶ月」。安定収入までは、一般的に「半年〜1年程度はかかる」と見据えてじっくりスキルを育てる姿勢こそが、結果的に最短ルートであることが分かります。
まとめ:「私には何もない」は思い込み。過去の経験こそが最強の武器になる
今回の調査で、在宅ワーク成功の鍵は、ゼロから新しい何かを詰め込むことではなく、「自分の過去のキャリア(資産)を、Webという新しい場所でどう活かすか」という視点にあることが分かりました。
しかし、多くの女性は「事務なんて誰でもできる」「接客しかしたことない」と自己評価を低く見積もり、自分に合った職種を見逃してしまっています。大切なのは、その「当たり前にできること」こそが、誰かの役に立つ「市場価値のあるスキル」だと気づくことです。正しいマッチングさえできれば、誰にでも活躍のチャンスは広がっています。
Ms.Academyでは、職種選びのミスマッチを防ぐため、受講前の「キャリア診断」や「適職カウンセリング」に力を入れています。「あなたの経歴なら、このスキルが最短で収益化できる」という具体的なロードマップを提示し、Webライティング、動画編集、デザイン、AI活用など幅広いスキルの中から、迷わず一点集中できるようサポートしているとのことです。
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調査概要
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調査概要:「在宅ワークのスキル選びとキャリアに関する実態調査」
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調査方法:インターネット調査
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調査期間:2026年01月08日~14日
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有効回答数:20代〜50代の女性 226名





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