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2026年度新入社員の意識調査:『理想の社会人像』は2年連続『助ける人』が1位、『理想の職場文化』は『チームワーク重視』が72.6%です

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調査結果の概要

本調査から、以下の点が明らかになりました。

  • 社会人になることへの気持ちは、「不安・心配」が7割以上でトップであり、「嬉しさ・楽しみ」は昨年から10.4ポイント減少しました。

  • 不安の内容としては、「仕事についていけるか」が約8割と突出しています。

  • 理想の仕事スタイルは、「安定重視」が33.8%で1位でした。

  • 理想の社会人像は「助ける人」が2年連続でトップとなり、次いで「誠実な人」が2位に浮上しました。

  • 理想の職場文化は、「互いに協力し合い、チームワークを重視する文化がある」が72.6%で最も多く選ばれています。

  • 理想の職場の人間関係は、「サポートし合う関係(困ったときは助け合う)」が1位でした。

  • 理想の職場のコミュニケーションでは、91.0%が「対面」と回答しました。

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社会人になることへの気持ち

2026年入社の新入社員が社会人になるにあたり、どのような気持ちを抱いているかを質問したところ、「不安・心配な気持ち」が77.1%で最も多い結果となりました。

昨年の調査と比較すると、「嬉しさ・楽しみな気持ち」が10.4ポイント低い結果となり、一方で「実感が湧いていない」は7.3ポイント高くなっています。このことから、社会人生活に対して前向きなイメージを描く人が少なく、将来像を具体的に想像できないまま入社を迎える人が一定数存在すると考えられます。

2026年度新入社員の社会人になることへの気持ちのグラフ

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入社に向けた不安の内容

入社を迎える新入社員が抱える不安について調査したところ、「自分の能力で仕事についていけるか」が71.4%で最も高い割合を占めました。次に、「しっかりと成果を出せるか」(52.3%)、「先輩・同期とうまくやっていけるか」(51.5%)、「上司とうまくやっていけるか」(50.8%)が続き、半数以上が回答しています。仕事の難易度や自身のスキル不足への懸念だけでなく、人間関係についても不安を抱いていることが明らかになりました。

2026年度新入社員の入社に向けた不安の内容のグラフ

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理想の仕事スタイル

理想とする仕事スタイルについて質問した結果、「安定重視(できることを着実に進める)」が33.8%で最も多く、次に「協働重視(周囲と協力して成果を出す)」(20.3%)、「挑戦重視(新しいことに積極的に取り組む)」(12.8%)と続いています。無理に挑戦するよりも、着実に業務をこなす働き方を志向する傾向が見られます。

2026年度新入社員の理想の仕事スタイルのグラフ

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理想の社会人像

理想の社会人像については、2年連続で「助ける人(周囲の気持ちに寄り添い、支援を惜しまない)」が21.8%で1位となりました。しかし、この割合は昨年の31.9%から10.1ポイント減少しています。2位には「誠実な人(慎重に行動し、周囲の期待に応える)」が19.5%で浮上し、昨年の3位から順位を上げています。3位は「達成する人(成功・目標を追求し、行動する)」でした。

2026年度新入社員の理想の社会人像のグラフ

この選択肢を選んだ理由としては、以下のような声が聞かれました。

理想の社会人像に関するフリーコメントの代表例

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理想の職場文化

理想の職場文化について質問したところ、「互いに協力し合い、チームワークを重視する文化」と回答した割合が72.6%で、圧倒的な支持を得ました。2位は「多様な考え方や働き方を尊重する文化」(40.2%)、3位は「学ぶことや自己成長、スキルアップを支援する文化」(33.5%)となっています。

2026年度新入社員の理想の職場文化のグラフ

この選択肢を選んだ理由としては、以下のような声が聞かれました。

理想の職場文化に関するフリーコメントの代表例

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理想の職場の人間関係

同じ部署や部門で働く人との理想の人間関係については、「サポートし合う関係(困ったときは助け合う)」が45.9%で最も多い結果となりました。一方で、「最低限の関係(仕事に必要なコミュニケーションのみ)」を選択した人はいませんでした。

2026年度新入社員の理想の職場の人間関係のグラフ

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理想の職場のコミュニケーション

同じ部署や部門で働く人とのコミュニケーション方法については、91.0%が「対面」と回答しました。次に「チャット」が41.0%、「メール」が27.1%と続いています。デジタルツールが普及する中でも、直接話すことで安心感や信頼関係を築きたいという意識が非常に強いと推測されます。

2026年度新入社員の理想の職場のコミュニケーションのグラフ

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2026年度新入社員は「協力重視×安定志向」

本調査から、2026年入社の新入社員は社会人になることに対して「期待」よりも「不安・心配」を強く抱いていることが明らかになりました。また、昨年と比較して「嬉しさ・楽しみな気持ち」や「期待感」は低下しており、社会人生活に対して前向きなイメージを描く人が少ない傾向がうかがえます。

不安の内容を見ると、「自分の能力で仕事についていけるか」が71.4%と突出し、仕事の難易度や自身のスキル不足への懸念が最大の要因であることがわかります。加えて、人間関係についても不安を抱えていることが判明しました。

このような不安を背景に、新入社員が理想とする仕事スタイルは「安定重視」が最も多く、できることを着実に積み重ねていく働き方を志向する傾向が見られました。理想の社会人像では「助ける人」が2年連続で1位となり、「誠実な人」が順位を上げて2位に浮上しています。自由記述からは、成果やスピードよりも、周囲への配慮や信頼関係、組織の一員として誠実に行動する姿勢を重視する価値観が強く表れていました。

理想の職場環境に関しても同様の傾向が見られ、理想の職場文化では「互いに協力し合い、チームワークを重視する文化」が7割を超えて圧倒的に支持されました。さらに、理想の職場の人間関係では「サポートし合う関係」が最多となっています。理想のコミュニケーション方法についても、9割以上が「対面」を希望していることから、新入社員は不安を抱えながらも、支え合いと誠実さを基盤とした人間関係の中で、安心して成長できる環境を強く求めている特徴が読み取れます。

26卒の理想の仕事スタイル

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企業に求められる支援

2026年度新入社員は「協力重視×安定志向」の傾向が強いことが明らかになりました。職場において協力・助け合う関係を強く重視している一方で、「挑戦する人」が1割未満と低い点は見逃せません。AI活用が進む現代において、挑戦志向の不足はイノベーションの停滞や変化への対応速度の鈍化につながるリスクがあります。

新入社員の育成にあたっては、学生時代との違いを丁寧に示し、「周囲と助け合える関係を築くにはどのような行動が求められるのか」や「挑戦することが自身や組織にとってどのような価値を生むのか」を理解する機会を設けることが重要です。

具体的には、以下の2点に取り組むことが推奨されます。

  • 学生時代の価値観からの脱却「自分視点から組織視点へ転換するための支援」
    新入社員はまだ学生時代の価値観が抜けきれていないため、まずは組織に比重を置いて物事を考える必要があることを理解してもらうことが重要です。その上で、人と組織の成長・成果を生み出すために不可欠なビジネススキル(バイタルスキル®)を身につける支援を行うとよいでしょう。特に「目的思考」は、周囲と同じゴールを目指して協力・助け合うための土台となる重要な考え方であり、挑戦志向にもつながります。また、「挨拶」や「報告・連絡・相談」といった基本行動の実践が、助け合う関係性の基盤となります。

  • 組織全体のバイタルスキル®の底上げ
    新入社員は配属後、身近な先輩や上司の行動を手本として学ぶため、組織全体としてバイタルスキル®を実践する風土が不可欠です。新入社員の成長は本人の努力だけでなく、周囲の先輩たちの行動がそのまま「鏡」として映し出されることを、組織として認識する必要があります。

このように、学生から社会人へのトランジション(転換)を意図的・計画的・継続的に支援することで、新入社員は「助けたい」「協力したい」という意識にとどまらず、組織で成果を上げるための具体的な行動へと結びつけていけるでしょう。その結果、安定や協調にとどまらず、挑戦と協力を両立しながら価値を生み出す人材へと成長していくことが期待できます。

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調査担当者

ALL DIFFERENT株式会社 宮澤光輝氏

ALL DIFFERENT株式会社 事業開発推進本部 コンテンツマネジメント部 ユニットリーダー 宮澤 光輝氏

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調査概要

調査対象者 ALL DIFFERENT株式会社が提供する内定者向け研修の受講者(2026年4月入社予定)
調査時期 2026年1月20日~3月4日
調査方法 Web・マークシート記入式でのアンケート調査
サンプル数 266人

本調査を引用される際は【ラーニングイノベーション総合研究所「入社直前意識調査(理想の社会人編)」】と明記してください。

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ラーニングイノベーション総合研究所について

「人と組織の未来創り®」に関する様々な調査・研究活動を行っている研究機関です。データに基づいた組織開発に関する解決策を提供しています。

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ALL DIFFERENT株式会社について

ALL DIFFERENT株式会社のロゴ

組織開発・人材育成支援を手掛けるコンサルティング企業です。人材育成から人事制度の構築、経営計画の策定、人材採用までの組織開発・人材育成の全領域を一貫して支援しています。

ALL DIFFERENT株式会社に関する詳細は、以下のURLからご確認いただけます。

本リリースのポイントを解説する動画も公開されています。

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