調査概要
本調査は、IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査として、2025年10月26日から同年10月31日の期間で実施されました。正社員として勤務する20〜30代の現役ITエンジニア375名から有効回答を得ています。
ITエンジニアが実感する福利厚生の効果
調査の結果、20〜30代のITエンジニアの7割以上が、福利厚生の充実が仕事のモチベーションやパフォーマンス(生産性)の向上に繋がっていると実感していることが分かりました。「非常に繋がっていると感じる」が24.8%、「やや繋がっていると感じる」が46.6%となり、合計で71.4%に達しています。

勤務先の福利厚生制度と利用状況
現在の勤務先にある福利厚生制度として最も多かったのは「リモートワーク・在宅勤務制度」で63.5%でした。次いで「通勤手当・交通費全額支給」が57.9%、「資格取得支援(受験料補助・合格報奨金)」が44.8%と続きます。

実際に利用したことのある、または現在利用している制度では、「リモートワーク・在宅勤務制度」が57.5%で最も多く、「通勤手当・交通費全額支給」が50.8%、「フレックスタイム制度」が32.4%という結果でした。

中には「推し活補助」や「マッサージを月1で受けられる」といったユニークな福利厚生制度を挙げた回答も存在しました。
福利厚生への満足度と不満の理由
現在の勤務先の福利厚生制度に「非常に満足している」と回答したITエンジニアは16.8%、「やや満足している」は43.0%で、合計すると約6割が満足していることが分かります。

一方で、福利厚生制度に不満を感じる層の最も大きな理由は「そもそも福利厚生制度が少ない」(61.7%)でした。次いで「制度の内容が自分のニーズに合っていない」(29.3%)、「制度はあるが利用しづらい雰囲気がある」(18.0%)が挙げられています。

理想の福利厚生と転職意向
もし現在の勤務先の福利厚生が改善された場合、不満を持つ層の66.1%が「勤務継続意向が高まる」と回答しました。これは、福利厚生が従業員の定着に大きく影響することを示唆しています。

「あれば嬉しい」「転職先を選ぶ際の決め手になる」と思う福利厚生制度の第1位は「リモートワーク・在宅勤務制度」(51.5%)でした。第2位は「フレックスタイム制度」(43.2%)、第3位は「住宅手当・家賃補助」(38.9%)と続き、働き方の柔軟性や生活支援に関する制度が重視されていることが分かります。

また、約4割のITエンジニアが、理想の福利厚生が受けられるのであれば「年収が下がっても良い」と考えていることも明らかになりました。具体的には、「10万円程度なら下がっても良い」が18.0%、「50万円程度なら下がっても良い」が13.7%、「100万円以上下がっても良い」が4.9%という結果です。

まとめ
今回の調査結果は、IT人材の獲得競争において、福利厚生が単なる付加価値ではなく、エンジニアの定着と生産性向上に直結する重要な要素であることを示しています。特に、リモートワークやフレックスタイム制度のような働き方の柔軟性を提供する制度と、住宅手当や資格取得支援といった経済的支援のバランスが企業には求められているでしょう。
企業は、福利厚生制度の「数」を増やすだけでなく、ITエンジニアの具体的なニーズに合った制度設計と、それらの制度が実際に利用しやすい職場環境づくりに注力することが期待されます。
本調査のコラムはこちらからご覧いただけます。
https://itrend.kikkakeagent.co.jp/articles/203
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