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両備システムズ、2025年度決算概要と来期の見通し、新役員体制を発表

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2025年度の事業概況と取り組み

2025年度は、自治体システム標準化の本格稼働が公共分野の業績を牽引しました。ヘルスケア分野ではマックスシステム社の吸収合併により医療事業の強化基盤が整い、民需分野では主要パッケージ開発投資が完了し、貸切バスプラットフォームを展開するMIRAHOOP社を設立するなどの成果が見られました。クラウド事業も事業開始から5年で売上37億円規模に成長しています。

また、創立60周年を迎え、社員への感謝を還元する取り組みとともに、4年連続の賃上げや人材流動化の促進、評価制度の見直しなど、人的資本経営を推進しました。新規事業としては、バングラデシュでのカーボンクレジット創出実証事業を遂行し、フィンテック事業やベンチャー投資2号ファンドの準備も進められ、新たな収益基盤構築に向けた前進が見られた一年となりました。

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収支のまとめ(決算概要)

両備システムズの2025年度単体売上高は404億58百万円で、前期比18.8%増となる62億21百万円の増収を達成しました。この増収は、以下の取り組みにより、主要領域でバランスよく収益を確保しつつ、次期以降の成長に向けた投資を継続した結果です。

売上高の前年比較

公共・ヘルスケア分野

  • 公共ソリューションカンパニー:自治体システム標準化のピークを迎え、複数の団体で稼働・受注が決定しました。運用保守の効率化や自動監視、セキュリティ等のサービスで差別化を図り、運用管理補助ビジネスの拡大も視野に入れています。AIエージェントによる業務改革や、こども家庭庁の方針に即したデータ連携など、自治体と連携した実証事業も複数進行し、売上高は127億26百万円となりました。

  • ヘルスケアソリューションカンパニー:自治体向け健康管理システムの標準化適用作業が本格化し、医療DX製品のリプレースに順次対応しています。ウェルネス領域での企業の健康管理を支える新システムのリリースや既存システムの受注・導入が堅調に推移しました。早期胃癌深達度診断支援システムの販売準備と、AIを用いた画像処理技術を活かしたさらなる研究開発も加速しており、売上高は90億6百万円となりました。

民需分野

  • 共創ビジネスカンパニー:製造・流通向け販売・生産管理システム「Info-Gear(インフォギア)」のパッケージ開発が完了し、新規受注につながっています。ファッション・アパレル基幹業務ソリューション「Sunny-Side(サニーサイド)」の大型プロジェクト完遂や上流フェーズの案件も受注しました。また、全国の旅行代理店と貸切バス事業者をつなぐサービス「mobitas(モビタス)」を開発・提供し、売上高は74億26百万円となりました。

クラウド分野

  • インフラビジネスカンパニー:システム更改、ガバメントクラウド、アウトソーシング案件の需要の高まりやセキュリティニーズを背景に、前期を上回る成果を上げ、売上高は86億27百万円となりました。

  • クラウドビジネスカンパニー:官公庁の大規模なHPシステム移行作業が完了間近で、実証事業への参画を進め、ISMAPの取得など次期プラットフォームの成長基盤を整え、売上高は36億97百万円となりました。

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来期の見通し(重点施策・方針)

来期は、公共分野において自治体システム標準化のピークは越えるものの、延伸団体の対応を含め重要な局面が続く見込みです。業界のトップランナーとして「標準化2.0」等に取り組む予定です。ヘルスケア分野では、健診機関の需要増に対応するため「WELLSHIP」シリーズの拡充を進めます。

民需分野では、2026年1月のドリームゲート社との合併により「Sunny-Side」等アパレル分野の社会課題解決に向けてシナジー創出を加速する予定です。また、ロジスティードソリューションズ株式会社のロジスティックスITソリューション「ONEsLOGI」をOEM採用し、既存ソリューションと組み合わせた「R-LOGI」シリーズとして、物流業界向けの拡販強化も進めています。

クラウド・インフラ領域では、中四国地方の企業で初となるISMAP認証取得を背景に、ガバメントクラウド運用管理事業など次世代サービスの確立を進め、さらなる成長の加速を目指します。

人的資本の面では、継続的な賃上げに加え、開発プロセスにおけるAI駆動型開発の定着や、営業・管理スタッフ向けの生成AI・AIエージェント活用プログラムを拡充します。

「2030年度売上500億円」の達成を見据え、2024-2026年中期経営計画の最終年度となる来期は、「目標達成までやり切り、次のステージへ」をスローガンに、60周年を経て次の成長段階に向け、全社一丸となって推進力を高めていく方針です。

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売上高・社員数(2025年12月決算)

  • 売上高

    • 404億58百万円(2025年度/両備システムズ単体)

    • 445億38百万円(2025年度/両備システムズグループ連結)

  • 社員数

    • 1,638名(2025年12月末時点/両備システムズ単体)

    • 1,796名(2025年12月末時点/両備システムズグループ連結)

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役員人事

事業環境の変化と中期経営計画の推進に合わせ、経営体制の強化を目的とした役員構成の見直しが行われ、新任・再任・退任を含む役員人事が決定されました。両備グループの方針に基づき、各人の専門性や担当領域をより明確に反映した役職呼称へと変更されています。

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株式会社両備システムズ 会社概要

  • 本社所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12 杜の街グレースオフィススクエア4階

  • 代表者:代表取締役上席執行役員COO 小野田 吉孝

  • 設立:1969年12月

  • 資本金:3億円

  • 事業内容:公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発

  • コーポレートサイトhttps://www.ryobi.co.jp/

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