開発の背景
建設業界では、長時間労働の是正を目的とした「2024年問題」や、2025年12月12日に完全施行された「改正建設業法」への対応が喫緊の課題となっています。特に改正建設業法では、労務費の内訳を明示した適正な見積作成が受注者に求められており、発注者に対して見積根拠を適切に説明できる体制の構築が重要とされています。
しかし、建設業界の業務は工事の内容や工程に応じて複雑な見積を作成する必要があり、担当者ごとのフォーマットや計算方法に依存した表計算ソフトベースの運用が広く行われてきました。これが業務の属人化を招き、効率化を阻む一因となっていました。
SCSKが提供する「CELF Apps 階層見積」は、こうした課題に対し、表計算ソフトの操作感を活かしながら見積作成をシステム化できるツールとして利用されています。一方で、見積書や請求書を作成した後の「送付」や「管理」については、メール送信や郵送、ファイル管理など複数の作業が発生しており、依然として大きな業務負担となっていました。
今回の連携は、見積作成を「CELF Apps 階層見積」で、その後の送付や管理を「MakeLeaps」で行うという、デジタルでの一貫したワークフローを実現します。事務作業にかかる工数を削減し、帳票業務全体の効率化を支援することで、建設業界の健全な働き方の実現と生産性向上に貢献します。
「CELF Apps 階層見積」連携機能の概要
今回の連携では、「CELF Apps 階層見積」で作成した見積書・請求書のPDFを「MakeLeaps」で取り込み、電子送付や郵送代行などの機能を利用できます。
主なメリットは以下の通りです。
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改正建設業法に準拠した見積業務の標準化
「CELF Apps 階層見積」のテンプレートを活用することで、法改正で求められる「労務費の内訳明示」に対応した高品質な見積書を誰でも作成可能になり、業務の属人化を解消します。 -
見積から請求・管理までを一気通貫でデジタル化
「CELF」で作成したPDFの見積書・請求書を「MakeLeaps」へ簡単に取り込み、電子送付や郵送代行、入金管理までをシームレスにつなぐことで、手作業のミスや事務工数を大幅に削減します。 -
場所を問わない働き方の実現により「2024年問題」へ対応
クラウド上での承認・送付が可能なため、現場事務所や移動先からでも業務を完結でき、事務所に戻る手間を削減することで、長時間労働の是正と生産性向上に貢献します。
利用条件
本機能連携を利用するには、以下の契約が必要です。
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SCSKの基本ライセンスと「CELF Apps 階層見積」、または「CELF Apps 階層見積 with CELF mini」
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MakeLeapsの基本ライセンス「法人プラン」または「エンタープライズプラン」および「PDF一括送付」オプションの契約
SCSK社「CELF」について
「CELF」は、SCSKが開発した表計算ソフトに似た操作性で業務アプリを作成、利用できるノーコード開発サービスです。国内外で約1,200社以上の企業に導入されており、販売・開発をサポートするパートナー企業も130社以上に拡大しています。予算実績管理や見積・案件管理、マスタ管理など、現場に密着した業務で高い効果を発揮します。
サービス詳細については、以下をご覧ください。
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サービスHP:<https://www.celf.biz>
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無料トライアル:<https://www.celf.biz/trial/>
MakeLeapsについて
「MakeLeaps(メイクリープス)」は、見積書や請求書など、ビジネスに欠かせない10種類の書類をクラウド上で作成・送付・管理できる請求管理サービスです。書類作成から承認ワークフロー、郵送代行や電子送付、入金管理までをワンストップで効率化し、煩わしい請求業務の約80%を削減します。
2011年のサービス提供開始以来、個人事業主から中堅企業まで、業種や企業規模を問わず6,600社以上(2026年4月時点)の幅広い企業に利用されています。JIIMA認証を取得しており、インボイス制度や電子帳簿保存法にも安心して対応できるほか、グッドデザイン賞を受賞した直感的な操作性も高く評価されています。
サービス詳細については、以下をご覧ください。
- ホームページ:<https://www.makeleaps.com>
関連情報
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SCSK株式会社:<https://www.scsk.jp>
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メイクリープス株式会社:<https://www.makeleaps.com>





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