ZoomMateとは
ZoomMateは、Zoom Communications, Inc.および連携するビジネスシステムから情報を収集し、会話内容をもとに成果物の作成やワークフローの実行を支援します。これにより、会話を完結した業務へとつなげるというZoomの「システム・オブ・アクション」のビジョンが具現化されます。
2026年3月にZoomの最高製品責任者に就任したRussell Dicker氏は、「仕事上の意思決定が行われるあらゆる会話を中心に据えている企業は、Zoomを置いて他にありません。ZoomMateは、このインサイトをもとに構築されています。ミーティングの前・中・後を通じて、ZoomMateは『決定されたこと』と『次に何をすべきか』を、仕事が行われるあらゆるシーンにつなぎます」と述べています。
Moor Insights & Strategy社のバイスプレジデント兼主席アナリストであるMelody Brue氏は、「市場は単体のAIツールから、組織全体の意思決定・データ・ワークフローを横断してつなぐソリューションへと移行しています。しかし多くのAIは依然として業務の周辺に留まり、意思決定を左右するリアルタイムのコンテキストへのアクセスが限定されています。ZoomMateが提供するのは、意思決定が生まれる会話の場に直接入り込んでいる点です。リアルタイムのビジネスコンテキストを把握することで、チームの実務に即した、より実践的な提案が可能となります」とコメントしています。
ZoomMateの主な機能
ZoomMateは、高度なエージェント型AI機能を搭載し、チームのインサイトから実行までを支援します。

エージェント型検索
ZoomMateは、Zoom、ウェブ、サードパーティシステムを横断して検索し、プロジェクト、アカウント、チケット、ポリシー、または業務上の質問に対して最も関連性の高い情報を見つけます。ServiceNow、Salesforce、Workdayなどのデータソースに接続し、連携しているエンタープライズシステム全体をインデックス化します。これにより、顧客レコード、未解決の問題、サービスチケット、ナレッジ記事、プロジェクト更新情報、ファイルなど、さまざまなビジネスコンテンツから情報を引き出すことが可能です。また、検索結果は組織の連携ナレッジに基づき、エンタープライズのアクセス制御・権限・ガバナンスに準拠した設計になっています。
オーケストレーション
ZoomMateのエージェントレイヤーは、AIワークフローとインテリジェントエージェントを組み合わせ、エンタープライズ環境内で自律的に行動・学習・適応しながら、システム全体にわたるプロアクティブな調整と実行を実現します。エージェントは進行中のプロジェクトの進捗を把握し、ミーティングの内容から次のステップを特定し、フォローアップを自動的に開始します。Google CalendarやMicrosoft Outlookでイベントを登録し、適切なシステムにリクエストをルーティングすることも可能です。

業務完結
ZoomMateは、ミーティングを完成した成果物に変換します。ミーティングでの会話と社内情報をもとに、プレゼンテーション、ドキュメント、スプレッドシート、レポート、プロジェクト計画を自動作成し、チームがディスカッションから迅速に実行へ移れるようにします。Zoom AI Productivity Suiteを活用し、ZoomMateは意思決定の変化に合わせて計画・ドキュメントなどの成果物をリアルタイムで更新します。

チームでのZoomMate活用方法
ZoomMateは既存のチームワークフローに統合され、初回のミーティングから最終成果物まで、一貫してリアルタイムに支援します。会話のコンテキストと企業内データを連携させることで、チームは繰り返しの管理業務を自動化し、より価値の高い業務の実行に集中できます。
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ナレッジワーカー: ミーティング開始前に、Google Docsから重要な情報を取得したり、未対応のJiraチケットを確認したり、最近のSlackのやり取りを表示したりできます。また、Google CalendarやOutlookでのスケジュール管理をZoomMateが代行し、Google DriveやSharePointなどからプロジェクトの更新情報を追跡・収集できます。
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営業チーム: 商談前にSalesforceからアカウントの詳細情報を取得し、終了後すぐに商談レコードを更新し、ミーティングの文字起こしをもとにフォローアップの提案書を作成できます。
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プロダクト・エンジニアリングチーム: Google Docsからプロジェクトの背景情報を取得し、未対応のJiraチケットを特定し、コラボレーションツールから関連する議論を抽出できます。さらに、アクションアイテムを最新の意思決定を反映した構造化されたプランや進捗レポートにまとめます。
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人事・オペレーションチーム: 連携されたナレッジベースから一般的なポリシーに関する質問に回答し、従業員のリクエストを適切なシステムに振り分けます。また、新入社員の入社日が確定次第、オンボーディングワークフローを自動的に開始します。
提供状況と今後の展望
ZoomMateは現在、北米のオンラインおよび直接契約の顧客を対象に提供しており、AIクレジットを含め1ユーザーあたり月額20ドルから利用できます。日本を含むEMEA・APACなどの地域および業界への展開は、今年後半を予定しています。段階的な展開のため、一部のユーザーはすぐにアクセスできない場合があります。
Zoomについて
Zoom(NASDAQ:ZM)は、現代の働き方における「System of Action(会話を行動に変え、業務を自動で完結させるプラットフォーム)」として、ライブでのコラボレーションを具体的な成果へとつなげます。ミーティング、電話、コンタクトセンターなどを通じ、シームレスなコラボレーションとコミュニケーションを実現し、ビジネス成果の創出を支援しています。詳細についてはzoom.comをご覧ください。
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