3割が直近1年間で大きな失敗を経験、うち6割超が成長に繋がったと回答
「仕事において、直近1年間で大きな失敗を経験しましたか?」という質問に対し、「経験した」と回答したのは31.0%、「経験していない」は69.0%でした。

さらに、失敗を経験したと回答した人に「経験した失敗は、成長に繋がったと思いますか?」と尋ねたところ、「はい」が64.0%、「いいえ」が36.0%という結果になりました。このことから、失敗を経験した人の6割以上が、その経験を自身の成長に繋がったと捉えていることがわかります。
失敗の種類は「知識・スキル不足」が最多、次いで「判断ミス」
失敗を経験したと回答した人に対し、どのような種類の失敗だったかを複数回答で質問したところ、以下の結果となりました。
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「知識・スキル不足によるミス」が57.5%
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「判断ミス(優先順位の誤り、見通しの甘さなど)」が55.0%
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「コミュニケーション不足によるミス(連携漏れ、伝達ミスなど)」が37.5%
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「プロセス違反によるミス(確認手順の省略など)」が23.8%
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「その他」が7.5%

この結果から、若手社員の失敗は「知識・スキル不足」や「判断ミス」といった経験の浅さに起因するものが上位を占めていることがうかがえます。一方で、「プロセス違反」の割合は比較的低く、ルール軽視よりも経験不足や判断の難しさが主な原因であると考えられます。
失敗時の上司や職場の対応:「原因分析と次に活かす方法を一緒に考えてくれた」が半数以上
失敗が判明した際の上司や職場の対応について尋ねたところ、「失敗の原因を分析し、次に活かす方法を一緒に考えてくれた」が55.0%と最も多く、半数以上の職場で「伴走型」の対応が行われていることが明らかになりました。

その他の回答は、「それほど厳しくはないが、注意や指摘を受けた」が26.3%、「失敗について厳しく注意や指摘を受けた」が17.4%、「特に対応はなかった」が1.3%でした。
6割超が「今後、成長のために失敗を経験したい」と回答
全ての回答者に対し、「今後、成長のために失敗を経験したいと思いますか?」と質問したところ、「はい」が64.0%、「いいえ」が36.0%となりました。

この結果から、約3人に2人が、成長のためには失敗も必要な経験であると考えていることがわかります。
成長のための失敗を望む声・望まない声(自由記述より一部抜粋)
成長のために失敗を前向きに望む声としては、以下のような意見が寄せられています。
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失敗した時のことは成功した時よりも鮮明に覚えているから
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自身を強く振り返る機会は失敗した際に生まれると感じるから
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失敗は、単なる結果ではなく改善点が明確になる貴重なフィードバックだと考えているから
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失敗には次の改善に直結する具体的な気づきが詰まっていると思う
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失敗を恐れてチャレンジしない方が良くないと思う
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成功や成長のために失敗はつきものだと思う。失敗をしない=挑戦してないことだと思う
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失敗時の対応は、新入社員の間に経験をしておいた方が後々役立つと思う
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先輩や上司にフォローしてもらえるうちにして慣れたい
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失敗することで、どのようにリカバリーするかがわかるため
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失敗しておくことで、より重大なトラブルが起こった時に適切な対処ができる可能性が上がるから
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トラブル対応を学べるため。以後同じ状況になったときに、予期して修正可能なため
一方で、「成長のための失敗」を望まない声も聞かれました。
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可能であれば、周りに迷惑をかけるような失敗をしたくはない
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失敗は他の人に迷惑がかかる場合が多いので失敗しないに越したことはないから
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失敗した時に責められるのがトラウマになってしまい、失敗=悪という考えが定着してしまったから
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成長したいと思うが、失敗したいとは思わない
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挑戦して成長はしたい。成長するために失敗はしたくない
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失敗から学べることもあると思うが、失敗して学ぶより失敗しないために事前に学ぶことが大事だと思う
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なるべく事前の確認で失敗しないようにしたい
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失敗しないよう気を付けているから
失敗を「育成のチャンス」と捉えるマネジメントの重要性
株式会社ジェイック取締役 Human Growth Division 事業部長の近藤浩充氏は、今回の調査結果について、20代正社員が成長には試行錯誤や挑戦が不可欠であることを理解し、失敗も前向きに受け止めようとしている姿勢がうかがえると述べています。

近藤氏は、失敗は「育成のチャンス」と見方を変えることができると指摘し、失敗時の上司や職場の対応として「原因を分析し、次に活かす方法を一緒に考えてくれた」が過半数を占めたことに注目しています。また、同社が20代求職者を対象に実施した「上司に求める指導タイプ調査」でも、「伴走型」が最多であったことに触れ、若手社員が課題解決のプロセスを上司と共有しながら成長したいというニーズを持っていることを強調しました。
企業や管理職には、失敗を責めるのではなく学びに変えるマネジメントが求められています。日頃から仕事の目的や期待水準を共有し、安心して挑戦できる環境を整えることで、失敗した際にも「何を学んだか」「次にどう活かすか」を建設的に振り返ることが可能になります。対話を通じて若手社員の成長意欲や挑戦心を支えるマネジメントが、これからの組織運営においてますます重要になると締めくくっています。
関連リンク:
- 上司に求める指導タイプ調査: https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/250408/
株式会社ジェイックの教育支援サービス
株式会社ジェイックは、20年以上にわたり教育支援サービスを提供しており、受講者の“マインド面”を重視した行動変容を促す研修を得意としています。「デール・カーネギー・トレーニング」研修、「7つの習慣®」研修、「原田メソッド®」の研修など、顧客企業のニーズに合わせた各種カスタマイズ研修を提供しています。
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株式会社ジェイックは、1991年3月に設立され、教育研修サービス、採用支援サービス、就職支援サービスを展開しています。主な就職支援サービスには「ジェイック 就職カレッジ®」や「ジェイック 中退就職カレッジ®」があります。
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