相馬市が取り組む背景
相馬市ではこれまで、人口減少対策の一環として企業誘致を進め、働く場の確保に努めてきました。その結果、多くの企業が進出した一方で、市民アンケートでは「働く場所が少ない」という声や、誘致企業からは人手不足の課題が挙がるなど、市民と企業の間で雇用のミスマッチが生じています。
この課題を解決するため、相馬市は従来の企業誘致に加え、市内企業を若者、女性、子育て世代に選ばれる職場へと変革させる取り組みを強化します。具体的には、「働き方改革」に関する講演会、働き方改革推進リーダー養成講座、専門コンサルタントによる伴走支援を一体的に実施し、市内企業の働き方改革と採用力向上を支援していくとのことです。

本プロジェクトが目指す姿
このプロジェクトは、単なる残業削減や制度整備にとどまらず、相馬市内の企業が若者、女性、子育て世代、介護を担う人、キャリアブレイクを経験した人など、多様な人材から「ここで働きたい」と選ばれる職場へ変わることを目指しています。
相馬市と株式会社ワーク・ライフバランスは、3つの宣言を出発点に、市内企業の意識改革から実践、成果の共有、地域内外への発信までを一体で進めます。これにより、働き方改革を採用力向上、人材確保、定着、生産性向上につなげる「相馬モデル」の構築を目指します。
本プロジェクトの具体的内容
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「働き方改革」に関する講演会の開催
市内企業の経営者、人事労務担当者、経済団体、各種支援団体、市民などを対象に、働き方改革の必要性や有効性、中小企業の変革事例、経営戦略として働き方改革を推進するポイントを共有します。これにより、市内企業が当事者意識を持って組織課題に向き合うきっかけを作ります。2026年6月24日には、キックオフ講演・パネルディスカッション「人手不足を解消し、成果も上がる働き方改革~秘訣は、若者や女性に選ばれる職場づくり~」が開催されます。講師は株式会社ワーク・ライフバランスのコンサルタントである二瓶美紀子氏と風間正彦氏です。
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働き方改革推進リーダー養成講座の実施
働き方改革を一過性の取り組みで終わらせないため、社内で改革を推進できる人材を育成します。3回の連続講座を通じて、自社の課題の洗い出し、解決策の検討、社内への説明・合意形成の方法、推進体制の構築などを実践的に学び、講座修了後も継続した取り組みに繋げていきます。 -
専門コンサルタントによる伴走支援
市内企業2社を対象に、株式会社ワーク・ライフバランスの働き方改革コンサルタントが約4〜5カ月の伴走支援を行います。制度導入だけでなく、企業の組織文化や経営方針にまで踏み込み、経営層を巻き込んだ組織変革を実践します。働きやすさ、働きがい、業績向上のすべてを高める持続的な改革を目指します。 -
市内外への広報発信
市と連携した広報手段に加え、株式会社ワーク・ライフバランスのウェブサイト、各種メディア、SNSなどを活用し、市内企業の働き方改革の取り組みと成果を市内外へ発信します。市内企業からの参加者確保だけでなく、市内企業への就職を検討している求職者に向けた広報発信にも取り組みます。
相馬市 阿部勝弘市長のコメント
相馬市の阿部勝弘市長は、急速な人口減少と若年層の市外流出という課題に対し、若者や女性に「選ばれる地域」への転換を最重要課題に掲げていると述べました。本市では働き方改革を「成長のための投資」と位置付け、男性育休100%のビジョンを地域全体へ波及させ、結婚や出産、介護などでキャリアを離れた女性の再就職支援や若者のUターン促進などを積極的に行い、多様な人材が輝ける柔軟で働きやすい環境を地域に定着させていくとコメントしました。市が率先して行動し、市内企業と連携しながら、「選ばれる職場」を創出し、笑顔あふれる相馬市を築き上げていく考えです。

株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 小室淑恵氏のコメント
株式会社ワーク・ライフバランスの代表取締役社長である小室淑恵氏は、相馬市が3つの宣言へ賛同したことを心強く感じていると述べました。相馬市が人口減少や人材確保という課題に対し、「働き方改革」を地域の未来を支える経営改革・組織改革として位置づけ、市内企業の変革を後押ししようとしている点、そして企業誘致だけでなく、市内企業そのものを「選ばれる職場」に変えていくとされる点に大きな意義を感じているとのことです。今回の取り組みを通じて、若者や女性をはじめ、多様な人材から「この地域で働き、暮らしたい」と思われる企業や地域が増えていくことを期待し、相馬市の皆さんとともに、誰もが安心して働き、暮らし続けられる地域社会の実現に向けて取り組んでいく考えを示しました。
株式会社ワーク・ライフバランスについて
株式会社ワーク・ライフバランスは2006年創業以来、企業の働き方改革により業績と従業員のモチベーションの双方を向上させることにこだわり、働き方改革コンサルティング事業を中心に展開しています。これまでに自治体・官公庁も含め企業3,600社以上を支援し、長時間労働体質の企業への組織改革を強みとしています。
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会社名:株式会社ワーク・ライフバランス
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代表者:代表取締役社長 小室 淑恵
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創立年月:2006年7月
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資本金:1,000万円
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主な事業内容:働き方改革コンサルティング事業・講演・研修事業・コンテンツビジネス事業・コンサルタント養成事業・働き方改革支援のためのITサービス開発・提供・「朝メールドットコム」「ワーク・ライフバランス組織診断」「介護と仕事の両立ナビ」・カードゲーム体験型研修「ライフ・スイッチ」
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実績:3,600社以上(国土交通省、鹿島建設中部支店、住友生命保険相互会社、株式会社アイシン、内閣府、三重県、埼玉県教育委員会など)






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