調印式と「Disability Inclusion Day」
協定の調印式は、2026年6月14日にラオスの首都ビエンチャンで開催されました。この日は、UNFPAなどが主催する「Disability Inclusion Day」(障がい者包摂デー)のイベントが開催されており、その一部として調印式が執り行われました。「Disability Inclusion Day」は、障がい者が社会に平等に参加し、リーダーシップを発揮できる環境の構築を目指すもので、多くの関係者が参列しました。
調印式には、スタディービジットでラオスを訪問中の国際共生学部2年生6名と福田和生准教授も参加しました。

実績が評価され協定締結へ
今回の協定締結は、2025年6月に国際共生学部の兼本千陽さんがUNFPAラオス事務所で3カ月間インターンシップを経験し、その活動がUNFPAから高く評価されたことがきっかけとなりました。国連機関でのインターンシップは、実践的な能力と実績が重視されるため、通常は大学院生が中心となり、学部生が採用されることは極めて稀なケースです。
関西外国語大学では、2024年から毎年スタディービジットを継続的に派遣しているほか、2025年には国際共生学部の学生3名がUNICEF、UNFPA、UNDP(国連開発機関)のラオス事務所でそれぞれインターンシップを経験しました。これらの実績が、今回の協定締結の決め手となりました。

初の協定に基づくインターンシップ生が活動開始
協定に基づくインターンシップ生の第1号として、国際共生学部3年の西村彩花さんが2026年6月15日から活動を開始しています。西村さんは、2025年6月のスタディービジットでラオスを訪れた際にUNFPAラオス事務所を訪問しており、今回のインターンシップに繋がりました。
活動開始を翌日に控えた西村さんは、「Disability Inclusion Day」の会場に設けられたUNFPAラオス事務所のブースで、日本の折り紙の折り方を紹介するなど、早速交流を深めていました。

今後の展望
関西外国語大学とUNFPAラオス事務所は、今回のインターンシップ協力協定の締結に先立ち、2026年4月には包括的な協力関係をさらに深めるMOU(覚書)を交わしています。今後は、より幅広く、よりレベルの高い交流が進められる予定です。
関西外国語大学について
関西外国語大学は、「GO FOR it! 語学の、その先へ。」をスローガンに掲げ、世界55カ国・地域の428大学(2026年6月現在)に広がる海外ネットワークを活かした国際教育を展開しています。年間約1,300人の学生を海外へ派遣し、大阪府枚方市の2つのキャンパスでは年間約1,100人の留学生を受け入れ、日常的な国際交流の機会を提供しています。
語学力に加えて、文化、政治、経済など多様な専門分野を学ぶ教育体制を整えており、学生個々の興味・関心に応じた「USCPA Pathway Program」のような教育プログラムも展開しています。学生は語学の先にある専門性を身につけ、これからの時代と社会の要請に応える確かな力を育んでいます。

関西外国語大学公式サイト:https://www.kansaigaidai.ac.jp




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