「方谷学」とは
「方谷学」は、幕末に備中松山藩(現・高梁市)の改革を成し遂げた山田方谷(1805~1877年)の理念と生き方を学びの基盤とする、高梁高校独自の探究学習です。生徒たちは地域や社会の課題について深く考察し、仲間と協働しながら探究活動を進めています。この学習を通じて、生徒たちは自身のキャリア観を育み、社会全体のWell-being(よりよく生きること)の実現に貢献できる人材の育成を目指しています。
岡山大学生による探究活動への助言
中間発表会には、岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生と大学院生3人が派遣されました。学生たちは生徒グループによる中間発表を見学し、理系分野の探究活動について多岐にわたる助言を行いました。具体的には、研究課題の設定方法、調査・実験の進め方、データの整理・分析方法、発表資料の構成などについて、大学生の立場からアドバイスを提供しました。

また、自身の学修経験や研究活動で得た知見を交えながら意見交換を行い、生徒たちの探究活動のさらなる発展に向けた支援を実施しました。

参加した岡山大学の学生からは、「高校生が地域や社会の課題に主体的に取り組む姿に刺激を受けた」「自分たちの経験が少しでも高校生の学びに役立てばうれしい」といった感想が聞かれました。高校生にとっては、大学生という身近な先輩との交流を通じて新たな気付きを得る貴重な機会となりました。岡山大学の学生にとっても、自身の学びや経験を言語化して伝える実践の場となりました。

DXハイスクールとしての高梁高校と岡山大学の連携
高梁高校は、文部科学省による「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校であり、2026年度で3年目を迎えています。ICTやデータ活用を取り入れた先進的な教育活動を推進しており、今後も岡山大学との連携のもと継続的な支援が予定されています。

岡山大学は今後も、高校の教員・生徒のニーズに寄り添いながら、学生の成長や教職員の意識改革にもつながる取り組みとして、高大連携およびDXハイスクール支援を積極的に展開し、地域の未来を担う人材育成に貢献していく方針です。開かれた地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取り組みに期待が寄せられています。
関連情報
本件お問い合わせ先
岡山大学研究・イノベーション共創機構 研究企画戦略室 佐藤浩哉
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟
E-mail:sato.hiroya@okayama-u.ac.jp





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