背景と課題
ジャロックは、創業から2代目社長への事業承継を経て、長年にわたり「情報の属人化」という経営課題に直面していました。ベテラン営業担当者の退職に伴い、培われたノウハウや顧客情報が失われる状況が繰り返され、組織としての継続的な成長が阻害されていました。また、営業担当者間での受注率に大きな差があり、成功事例の共有や再現が困難な状況が続いていました。
2018年にはSalesforceのAgentforce Sales(当時の名称はSales Cloud)を導入し、「情報を個人から会社の資産へ」という基盤整備を進め、情報共有の課題は一定程度解消されました。しかし、社内での非効率なやり取りや営業担当者ごとの成果格差は依然として課題として残り、蓄積されたデータをさらに「活用」するという次の経営課題が浮上していました。
Agentforceの選定と導入理由
生成AIの性能が飛躍的に向上する中、ジャロックはSalesforceによるCRMデータを最大限に活用する好機と捉えました。「情報の共有」から「AIとの共生」という新たな経営ビジョンを掲げ、2025年10月にAgentforceの導入を決定しました。長年積み上げてきた顧客データや業務プロセス、ビジネスロジックをAgentforceの知性の源泉とすることで、一般的な汎用AIツールでは再現できない、企業固有の資産をAIエージェントの活用に活かしています。2026年1月よりAgentforce関連機能の順次実装が開始され、2026年7月現在では以下の領域でAIエージェントが活用されています。
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営業活動の自動記録・要約: 営業担当者の通話記録や商談での会話をAIがリアルタイムで集約・要約し、商談記録や日報への取り込み、Googleカレンダーとの連携により、営業担当者の記録負荷を大幅に軽減しています。
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商談スコアリングと成功事例のサポート: AIが各商談活動をスコア化し、不足している点を自動で検知します。他の担当者の成功事例を参考に、次のアクションを自律的にサポートします。
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社内AIエージェント: Salesforce上に構築された社内エージェントが社内ナレッジに即座に回答し、担当者が社内確認に費やす時間を削減しています。
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社外AIエージェント: 公式ウェブサイト上に社外エージェントを展開し、顧客からの問い合わせにリアルタイムで対応しています。
導入効果
Agentforceの導入により、蓄積されたCRMデータは「活きた知識」として機能し始め、組織全体の営業力底上げが実現しました。AIエージェントの活用によって、受注率15ポイント向上、報告書の作成時間80%削減、商談化率5%向上といったビジネス成果が実現しています。
また、情報の属人化が解消され、社内コミュニケーションのスピードが向上しました。営業担当者は顧客との対話や関係構築といったコア業務に集中できる環境が整い、人とAIが協働することで少ない人数でも高い成果を上げられるようになりました。社長自らが毎朝全社員の日報にコメントし続けるという経営トップのコミットメントも相まって、AIを活用した日報・商談管理の習慣が全社に定着しています。
将来の見込み
ジャロックは、「AI従業員」の実現に向けてAgentforceへのさらなる投資を検討しています。営業部門にとどまらず、全社員の全活動をSlackに集約し、あらゆる社内情報を俯瞰する「AI管理職」を構築することを目指しています。AI活用を市場での競争に勝ち抜くための前提条件と位置づけ、次のステージへと歩みを進める見込みです。
関係者のコメント
株式会社ジャロック 代表取締役社長 斉藤 力丸 氏は次のように述べています。
「Salesforceを導入した当初から目指していたのは、『情報を個人の頭の中から会社の資産へ』という転換でした。以前は優秀な社員が退職するたびに、ノウハウや顧客との関係性がそのまま失われることに危機感を感じていました。今では、これまでに蓄積してきたCRMのデータがAgentforceによって初めて『活用できる知識』になり、AIエージェントが各担当者の商談を自律的にサポートしてくれています。受注率が2年間で15ポイント向上したという成果は、このAgentforceの力と、全社員が毎日情報を蓄積し続けてきた積み重ねの結果です。今後はAgentforceを軸に、全社員がAIと共生するモデルをさらに深化させていきたいと考えています」
株式会社セールスフォース・ジャパン 常務執行役員 コマーシャル営業統括 グロースビジネス第2営業統括本部 統括本部長 西田 晶子 氏は次のように述べています。
「ジャロック様は、2018年のSalesforce導入以来、経営ビジョンと一体となったCRM活用を着実に積み重ねてこられた先進的な企業です。今回のAgentforce導入では、その蓄積されたデータ基盤の上にAIエージェントを展開することで、単なる業務効率化を超え、テクノロジーの力と、社長自らが毎朝全社員の日報にコメントし続けるという人的なコミットメントの掛け合わせによって生まれたものです。Salesforceは、Agentforceを通じて、すべての企業がエージェンティック エンタープライズへと変革できるよう、ジャロック様の成長を引き続き全力で支援してまいります」
詳細情報
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ジャロックの公式サイト: https://www.jaroc.com/
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Agentforceの詳細は、こちら。
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Agentforce Salesの詳細は、こちら。
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Salesforceの中小企業向けソリューションの詳細は、こちら。
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中堅・中小企業の成長を後押しするオールインワンCRMスイートの詳細は、こちら。
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Salesforceが最近拡充した中堅・中小企業・スタートアップ向けの製品に関する発表は、こちら。
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Salesforceについて: http://salesforce.com/jp
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Salesforceのニュース&インサイト: http://salesforce.com/jp/news/
Salesforceは、あらゆる規模の企業がエージェンティック エンタープライズへと変革することを支援しています。人とAIエージェント、アプリケーション、データを信頼性の高い単一のプラットフォームへ統合することで、これまでにない成長とイノベーションを実現しているとのことです。





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