40・50代の半数が自覚する「ミッドライフ・クライシス」
仕事や家庭での役割の変化、体力や感覚の衰えを感じ始める40代、50代の時期に特有の悩みや葛藤は、「ミッドライフ・クライシス」として近年注目を集めています。
野村総合研究所が40~59歳の正社員男女2,060人を対象に実施した調査では、53.0%が「ミッドライフ・クライシスに直面している」または「直面しているかもしれない」と回答しました。人生の折り返し地点を過ぎた多くの人々が、どのように年齢を重ねていけば良いのかという問いに直面していることがうかがえます。
渋谷で29年、さまざまな“大人”を見てきた著者が綴る
本書の著者である林伸次氏は、渋谷で29年続くワインバー「bar bossa」の店主です。長年にわたり、バーカウンターの向こうから、さまざまな人生を歩む大人たちの姿を見つめてきました。
林氏自身も現在57歳を迎え、人の名前が思い出せない、新しい音楽が理解できない、流行についていけないといった変化を感じています。そして、「知らないうちに、嫌われるおじさんになっていないだろうか」「これから、どう歳をとっていけばいいのだろう」といった問いを自らに投げかけながら、本書を執筆されました。

「おじさん」の“あるある”をユーモラスに考察
本書では、SNSでの振る舞い、言葉遣い、恋愛、服装、体臭、お酒、若い世代との距離感など、おじさんになると誰もが少し気になり始めるテーマが取り上げられています。しかし、「若者に嫌われないためのマナー本」ではありません。
若い人におもねるのではなく、また自分たちの常識を押しつけるのでもなく、自分と相手との距離感を少しだけ意識することの重要性を、林氏自身の失敗談やバーで出会った人々のエピソードを交えながら、ユーモラスな視点で考察しています。

人生後半に、新しい居場所を見つけるヒント
最終章では、職場に代わる「新しい居場所」について考えられています。本書には、2025年にnote主催「創作大賞2025」に入賞し話題を呼んだ記事「日本で一番わかりやすくてためになる小さな飲食店の始め方 300万円でお店をやろう」が収録されています。
これは、誰もがお店を開くことを勧める話ではありません。会社や肩書きとは異なる場所で人と出会い、自身の経験を活かし、新しい役割を持つこと。人生の後半を、新しい人間関係や居場所を築く時間として捉え直すきっかけを提供しています。
各界の著名人も推薦
本書には、小説家・エッセイストの燃え殻さん、『嫌われる勇気』著者の古賀史健さん、スープ作家の有賀薫さんから推薦コメントが寄せられています。
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燃え殻さん:「これはおじさんの取り扱い説明書だ」
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古賀史健さん:「紳士(おとな)であることを職業としてしまった渋谷のバーマスター、林さん。彼についていけば、ぼくらもまだ間に合うだろう」
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有賀薫さん:「林さんは、女性たちが言いにくいことをやわらかく伝えてくれる、ありがたい通訳者なのです」
書籍概要

【目次】
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第1章 おじさんになってわかってきたこと
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第2章 やっていいこと、やらないほうがいいこと
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第3章 おじさんって気持ち悪いですか?
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第4章 歳を重ねたからこそできること
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第5章 新しい居場所をつくる〜小さなお店を始めるという選択
【著者情報】
林伸次(はやし・しんじ):1969年生まれ、徳島県出身。渋谷のワインバー「bar bossa」店主。1997年に「bar bossa」をオープン。2001年にはネット上でBOSSA RECORDSを開設し、選曲CDやCDライナーの執筆も手掛けています。noteやメールマガジンでは飲食店経営や人生に関するエッセイが多くの読者から支持を集め、2025年には本書にも収録されたnote記事「日本で一番わかりやすくてためになる小さな飲食店の始め方 300万円でお店をやろう」がnote主催の創作大賞2025で入賞しました。著書に『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)、『結局、人の悩みは人間関係』『大人の条件 さまよえるオトナたちへ』『マスター、お酒の飲み方教えてください』(産業編集センター)、『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』(DU BOOKS)などがあります。
【書籍情報】
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タイトル:『おじさんになっても』
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発売日:2026年8月21日
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刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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仕様:単行本(ソフトカバー)/208ページ
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ISBN:978-4799333310
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