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AI投資を増やすのではなく「AIが効く組織」へ──「開発資本」で読み解く経営の条件を解説

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AI導入の現状と「開発資本」の重要性

生成AIの活用は急速に広がり、国内のIT/Webエンジニアの91.8%が業務で生成AIを活用しているという調査結果が出ています(ファインディ「生成AI利用実態調査」2025年3月)。しかし、McKinsey & Companyの調査によると、AIを業務に導入している企業は88%に達する一方で、AI活用によって営業利益に大きな価値をもたらしている「AIハイパフォーマー」は約6%にとどまっているのが現状です。

この大きな乖離は、AI投資の「金額」ではなく、投資が組織の能力としてどれだけ蓄積されているかによって生じると考えられています。ファインディ株式会社は、企業がものづくりを通じて価値を生み続けるために組織へ蓄積された能力・知識・基盤を「開発資本(Engineering Capital)」と定義しています。これは、AI時代の開発組織を評価するための新しいフレームワークとして提唱されており、今回のカンファレンスではこの「開発資本」の考え方と、AI時代の採用・組織づくりの論点が2つのセッションを通じて紹介されます。

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「JAPAN LEADERS SUMMIT 2026 秋」開催概要

本カンファレンスは、各界のトップランナーである経営者やリーダーによる特別講演や対談セッションを通じて、次世代を担う経営者やリーダーに必要な知識や洞察を提供するイベントです。

  • イベント名: JAPAN LEADERS SUMMIT 2026 秋

  • 開催日時: 2026年9月9日(水)〜9月10日(木)

  • 開催形式: オンライン

  • 主催: スマートキャンプ株式会社

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • 公式サイト: https://event-page.jp/jls

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登壇セッション詳細

AI投資を増やすのではなく「AIが効く組織」へ──「開発資本」で読み解く経営の条件とは?

登壇者: ファインディ株式会社 Findy Team+事業部 副部長 山口 優也氏
日時: 2026年9月9日(水)13:55-14:15
セッションページ: https://event-page.jp/jls/2026autumn/session/pXb7Csng

本セッションでは、ものづくりが事業成果に至るまでの5つの工程を整理し、どこに・何が・どれくらいボトルネックとして存在するのかをデータに基づいて解説します。その上で、AI活用を事業成果につなげる組織能力である「開発資本」を評価する3つの軸が提示されます。

  1. Speed(価値が届くまでの時間): 打ち手の回数。市場に問いを投げられる頻度を指します。
  2. Quality(やり直しの量): 原価。手戻りは同じものを二度つくることを意味します。
  3. Control(変更を読める範囲): 投資余地。任せられる範囲が将来のコスト構造を決定します。

これらの3軸をサイクルとして回すことで、AI活用の効果を測定し、社内の投資判断や上申の根拠として活用できる状態を構築する方法が紹介されます。

AIの普及によるエンジニアリングの変化と、「採用」と「組織づくり」で差がつく重要論点

AIの普及によるエンジニアリングの変化と、「採用」と「組織づくり」で差がつく重要論点

登壇者: ファインディ株式会社 執行役員/Findy Freelance事業部 事業部長 末本 充洋氏
日時: 2026年9月10日(木) 10:55-11:15
セッションページ: https://event-page.jp/jls/2026autumn/session/svvzbc8-

AIがコーディングを補助・代替する中で、「開発・エンジニアリング」領域は大きな変化の渦中にあります。本セッションでは、AI駆動開発の普及、大企業における開発内製化の進展、採用要件の変化という3つの変化が整理されます。

また、各社が今後直面する論点として、以下の3点が解説されます。

  • AIの効果を測る環境づくり

  • 優秀なエンジニアの採用・育成

  • 柔軟な組織設計と意思決定

AI導入によって個人の生産性は向上するものの、組織全体のスループットが頭打ちになるケースも少なくありません。例えば、ファインディの開発組織では、シニア層のプルリクエスト数が増加する一方で、若手層は減少し、レビュー負荷がシニアに集中する二極化の傾向が見られています。また、エンジニア採用においては、AI活用経験を重視する企業が約5か月で18.1%から57.0%へと増加しており、AI活用経験が必須要件へと変化しつつあります。講演の最後には、自社の状況を点検するための「9つの問い」が紹介される予定です。

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「開発資本(Engineering Capital)」について

「開発資本」は、ファインディ株式会社が2026年5月に発表・提唱した、AI時代の開発組織を捉える新しい概念です。生成AIによる開発の変化が進む中で、コードを書く速度やアウトプットの量が急速にコモディティ化し、組織の真の強さは量だけでは測れなくなっています。

開発力をどのように蓄積し、どこに投資し、どのように事業成果へ接続するかが重要になっています。ファインディ株式会社は、企業がソフトウェアを通じて価値を生み続けるために、組織へ蓄積された能力・知識・基盤を「開発資本」と定義し、以下の3つの軸で捉えています。

  • Speed: 速く作り、出し、学べているか。実装だけでなく、レビュー、CI、デプロイ、結果の観測まで含めた変更と学習のサイクルの速さを捉えます。

  • Quality: 手戻りなく前に進めているか。作り直しや差し戻し、障害、保守性の低下を抑え、継続的に価値を届けられているかを捉えます。

  • Control: AIを使っても変更を制御できているか。変更の影響範囲、検証、承認、ロールバック、複雑性を組織として扱えているかを捉えます。

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関連ウェビナーの開催

山口氏の登壇内容をより詳しく解説するウェビナーも開催されます。本セッションで提示される「開発資本」の考え方を、実際の投資判断にどう落とし込むかという観点から解説が行われます。

その投資は、資本になっていますか?AI時代の開発投資をROIだけで判断しない「開発資本」という考え方

本ウェビナーでは、AI時代の開発投資を「ROI(成果)」と「開発資本(成果を生み出す力)」の2軸から捉える考え方を紹介し、投資の成果をどのように評価し、次の投資判断につなげていくのかが議論されます。ファインディ自身のAI活用における実践や、うまくいかなかった事例も交えながら、開発投資を持続的に成果を生み出す組織能力として蓄積していくための考え方が解説される予定です。

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ファインディ株式会社について

ファインディ株式会社は2016年に事業を開始し、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを掲げています。ITエンジニア領域における個人・組織それぞれの課題解決に取り組んでおり、以下の5つのサービスを提供しています。

  • IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」

  • ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」

  • 経営と開発現場をつなぐAI時代の開発資本プラットフォーム「Findy Team+(チームプラス)」

  • 開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」

  • テックカンファレンスのプラットフォーム「Findy Conference」

サービスの累計会員登録数は約29万人、国内外のスタートアップ企業から大企業までの約5,400社に利用されています。また、「技術立国日本を取り戻す」という設立趣意に基づき、2024年のインド進出を皮切りに、現在、韓国・台湾でも「Findy Team+」を展開しており、日本発のイノベーションを増やし、世界市場で競争力を持つ日本のIT企業を育成することを目指しています。

  • 会社名: ファインディ株式会社 / Findy Inc.

  • 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階

  • 代表者: 代表取締役 山田 裕一朗

  • コーポレートサイト: https://findy.co.jp/

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