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大手企業4社の若手社員が社会課題事業を発表、「U30 Business Bootcamp」Pitch DayでNPS9.5を記録

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U30 Business Bootcampとは

「U30 Business Bootcamp」は、大手企業の若手社員が企業の枠を越えて「越境」し、「実践」を通じて事業創出力を磨くことを目的とした6週間のプログラムです。グローバルな実践知に基づき、社会課題解決に繋がる事業案を創出する場を提供しています。

本プログラムの特徴は以下の通りです。

  • 企業横断の参加設計: 異業種・異分野の仲間との協働により、日常業務では得られない洞察を醸成します。

  • 実践型のビジネスアイデア創出: シリコンバレー発の実績ある手法をベースに、6週間で「自分の目と耳でアイデアを検証する」プロセスを実践します。

  • “三つのシコウ力”を磨く: 海外の起業家や事業開発経験者とのセッションを通じて、イノベーターに欠かせない「思考力・志向力・試行力」を吸収します。

プログラム公式サイトはこちらです。
https://u30bootcamp.com/

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ピッチ内容:社会課題を起点にした4つの事業構想

『U30 Pitch Day』では、参加者が6週間かけて検討した社会課題解決型の事業案が発表されました。事業会社の役員やスタートアップ関係者など12名の実務家が集まり、若手社員4名によるピッチに耳を傾けました。

PITCH 1|日本の深刻な運動不足を「科学的に」解決する

中外製薬のがん治療に携わる発表者は、「病気になった後だけでなく、日常から健康をつくりたい」という問題意識から、日本の運動不足課題に取り組みました。顧客ヒアリングからは、「どの運動方法が自分に合うかわからない」「一人では続かない」といった若手世代の悩みが明らかになりました。

提案された『Move Crew』は、Nature誌などの科学的根拠に基づき、1日4分の“少し早歩き”といった小さな行動(マイクロムーブ)をアプリが提案し、仲間と共有する仕組みです。年間500万人が運動不足関連で亡くなる社会課題に対し、「小さな一歩」と「つながり」で挑むビジョンが示されました。

プレゼンテーションを行う男性

PITCH 2|高齢者と若手の社会的孤立を、AIで「つなぐ」

日本電気(NEC)でAI研究開発と新規事業開拓に携わる発表者は、「社会的孤立」の課題に着目しました。ヒアリングの結果、孤立している高齢者は必ずしも孤独を感じているわけではなく、「誰かの役に立つこと」を求めているという事実が判明しました。一方、若手世代はメンタル不調を抱えていても職場では相談しづらく、孤立と孤独が混在している状況でした。

解決策として提案されたのは、この二つの世代をつなぐ仕組みです。若手の悩みをAIを介して高齢者へ届け、高齢者には若手に寄り添う手段を提供します。「見守り」ではなく「役割のあるつながり」という新しい関係性が提示されました。

プレゼンテーションを行う男性

PITCH 3|放置竹林を、義務感のない「お酒」で資源に変える

富士通でサステナビリティ戦略に携わる発表者は、「価値があるのに構造上、活かされていない資源」に着目しました。自社の竹林整備活動への参画をきっかけにヒアリングを行ったところ、「サステナビリティは義務感になりがち」という障壁と、放置竹林問題における出口戦略の不足が明らかになりました。

提案されたのは、あえて嗜好品から入るアプローチです。クラフトジン市場をターゲットにした「竹のクラフトジン」を試作し、「試してみたい」という好意的な反応も獲得しました。最終的には竹を余すことなく活用する循環を目指し、「欲しくなる価値」から課題解決へとつなげる構想が示されました。

プレゼンテーションを行う男性

PITCH 4|ジャーナリングを、キャリアの意思決定の羅針盤に

Googleで働きながら臨床美術士の資格を持つ発表者は、自身の経験から「同世代のキャリア設計」に向き合いました。「後悔したくない若手」と「過去を振り返れない大人たち」というギャップから、ジャーナリングに着目しました。

提案された『LifeCompass』は、1日たった5秒の記録を積み重ね、月次・年次で自分のテーマを見出すという、ジャーナリングの新しい仕組みです。不確実性の高い時代において、「正解を探す」のではなく「探索する」キャリアのあり方を支えるツールとして提示されました。

プレゼンテーションを行う女性

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当日の反響:実務家との鋭い議論とコラボ機会の創出、NPS9.5を記録

ピッチ後の質疑応答では、観客から「海外の顧客も対象にするのか。海外向けには製品もブランディングも国内版と分けたほうがいい」「生成AIにキャリア相談をするのと、どう違うのか」といった鋭い問いが相次ぎ、発表者との熱量の高いやり取りが見られました。

質疑応答に参加した大手企業役員からは、「自分の言葉で語りきる熱量、質問の『圧』すらも弾き返す覚悟——どれを取っても、年齢や立場では測れない、本物の挑戦者でした」とのコメントが寄せられました。

発表した若手社員からは、「自分の想像や希望をビジネスアイデアとして実際に構想・検証・発表するプロセスは、普段の環境ではなかなか得られない機会であり、非常にやりがいを感じることができました。自身の大きな財産になりました」との感想が述べられました。

イベントでの交流風景

さらにイベント後には、発表内容を起点としたコラボレーションの打診が複数生まれ、プログラムの実践性と外部接続性の高さが示されました。また、プログラム参加者のNPS(推奨度)は「9.5」を記録し、〈企業横断・社会課題・実践〉を重視した取り組みへの確かな手応えが確認されました。

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審査員プロフィール

Pitch Dayでは、連続起業家のChristopher “CB” Brenchley氏(Delete Litter CEO / Machinory Founder)とSarah Bond氏(Anovo Prime CEO)が審査員を務めました。両氏からは、市場参入戦略や検証の具体性に関する実践的なフィードバックが示されるとともに、「未来のリーダーのイノベーティブなアイデアと熱意に触れられたことを嬉しく思う」とのコメントが寄せられました。

審査員を務めたChristopher "CB" Brenchley氏とSarah Bond氏

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今後の展望:「越境×実践」が若手の事業創出力を引き上げることを確認—第2期へ

本プログラムを通じて得られた最大の示唆は、「越境環境における実践経験」が若手人材の事業創出力を大きく引き上げるという点です。企業内では得難い多様な視点、フィードバック、実践機会が掛け合わされることで、短期間でも具体性の高い事業構想へ到達できることが確認されました。

第2期の実施に向けた準備はすでに始まっており、より多くの企業・人材にこの機会を提供していく予定です。

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運営について

FuturePlaybooksのロゴ

FuturePlaybooks合同会社は、企業のイノベーションを一過性のプロジェクトで終わらせず、再現可能な仕組みとして組織に定着させることを目的に、新規事業開発や人材育成の支援を行っている企業です。

シリコンバレーをはじめとしたグローバルな実践知をもとに、事業づくりのプロセスや意思決定を「プレイブック(再現可能なモデル)」として体系化し、企業が持続的にイノベーションを生み出せる仕組みづくりを行っています。

公式WEBサイトはこちらです。
https://futureplaybooks.com/

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