高校生と先生の就職活動における意識調査
企業選びで重視するポイント
高校生へのアンケートでは、企業選びで最も重視する点として「給与(71.9%)」と「休日の多さ・働き方(69.0%)」がともに約7割を占めました。これに続き、「仕事の内容・やりがい(53.3%)」や「勤務地・通いやすさ(40.4%)」も上位にあがり、高校生は給与だけでなく、休日や働き方、仕事内容といった現実的な側面を総合的に判断していることがうかがえます。

一方、先生が生徒に紹介したい「良い会社」のポイントとしては、「定着率が高く、長く働ける環境がある会社(74.5%)」が最多でした。また、「職場の雰囲気・人間関係が良い会社」「高卒者への理解・配慮がある会社」「教育・研修制度が充実している会社」といった、生徒が安心して働き続けられる環境に関わる要素が「給与・待遇」を上回る結果となりました。

職場見学の希望社数
職場見学に行きたい社数について高校生に尋ねたところ、「3社(25.4%)」が最も多く、「2社以上」を希望する高校生は7割を超えました。複数の企業を比較して応募先を検討したいという意向が強く見られます。しかし、「どこに行けばいいか分からない」と回答した高校生も17.7%いることが注目されます。
先生への調査でも、半数以上が「3社(53.3%)」の職場見学を推奨しており、約9割の先生が複数社の見学を勧めています。これは、ミスマッチを防ぎ、生徒が納得できる進路選択をしてほしいという願いが込められていると考えられます。

就職活動における不安
高校生が就職活動で不安に感じていることとして最も多かったのは「自分のやりたいことが見つかっていないこと(47.6%)」でした。次いで「面接でうまく話せるか不安なこと(45.8%)」、「自分の向いていることが見つかっていないこと(36.7%)」と続き、9割以上の高校生が何らかの不安を抱えていることが明らかになりました。自己理解や自己表現に関するサポートの重要性が示唆されています。

先生が生徒の進路選択で大切にしてほしいこと
先生が最も大切にしてほしいこととして、「周囲に流されず、自分の意志で選んでほしい(66.4%)」と「複数の情報・選択肢を比べてから決めてほしい(56.2%)」が上位にあがりました。また、「給与や条件面だけで選ばないでほしい」「職場見学など実際に体験した一次情報で判断してほしい」といった回答からは、早期離職やミスマッチを防ぎたいという先生方の切実な思いがうかがえます。

調査結果から見えてくること
今回のアンケート結果から、高校生と先生の双方が、複数の企業を比較検討しながら納得できる進路を選びたいと考えていることが分かりました。高校生は条件面だけでなく、仕事のやりがいや勤務地も重視するようになり、より現実的な視点で企業を見ているようです。また、就職活動に対する不安として「やりたいこと」や「どこに行けばいいか」が上位にあがることから、自分の興味や強みを理解し、それを言葉で伝えられるような支援が重要であると考えられます。
高卒採用の最新動向
2027年3月卒の高校生の就職活動では、行政や教育機関、経済団体による申し合わせに基づきスケジュールが進行します。これまで長く続いていた「1人1社制」の慣行に変化が見られ、沖縄県や愛知県を含む7都道府県で複数応募が可能となっています。また、全国の求人票を閲覧できる「高卒就職情報WEB提供サービス」のID・パスワードが、今年度から生徒本人および保護者にも付与されるようになり、情報収集の機会が拡充されています。
参加者の声
「ジョブドラフトFes2026」には、多くの企業、高校生、教員が参加し、それぞれが貴重な経験を得ました。
出展企業からのコメント
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大和紙料株式会社(製造): イベントを通じて多くの高校生と直接話し、仕事内容や会社の雰囲気を伝えることができ、大変嬉しく思います。会社見学説明会への参加も期待しています。
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相鉄企業株式会社(設備): 高校生と直接コミュニケーションを図り、仕事内容を体験型で伝えられる貴重な機会でした。ビルメンテナンスの仕事や当社の事業内容への理解を深めてもらえたと感じています。
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コムシスエンジニアリング株式会社(建設): LANケーブル作成体験を通じて、生徒さんが何度も挑戦する姿が印象的でした。体験をきっかけに当社に興味を持っていただけたと実感しています。
参加高校生からのコメント
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熊本会場 3年生・男性: ものづくりに興味がありましたが、警備の会社の話を聞いて、人を守る仕事にも魅力を感じ、視野が広がりました。
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立川会場 3年生・女性: 様々な企業の話を聞き、それぞれの企業の大変なところや強みを知ることができました。
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神奈川会場 3年生・女性: 企業の方の優しく丁寧な説明で、「企業」の怖いと思っていたイメージがなくなり、高卒で就職する道も良いと思えました。
参加教員からのコメント
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立川会場(通信制): 普段おとなしい生徒が自ら企業に質問しているのを見て、学校の外で社会や企業に触れることの大切さを感じました。
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立川会場(通信制): 生徒から「体験が楽しかった」という感想を聞き、将来の選択を広げるためにも早期からの参加が重要だと感じました。






「ジョブドラフトFes2026」の満足度と参加理由
参加した高校生の8割以上が「ジョブドラフトFes2026」に「とても満足」「満足」と回答しており、イベントの質の高さがうかがえます。

先生方の参加理由としては、「業界・職種を幅広く知り、視野を広げてほしい(80.3%)」が最も多く、生徒のキャリア教育の一環としてイベントが活用されていることが分かります。
株式会社ジンジブについて
株式会社ジンジブは「高校生」「若者」のための社会課題解決企業として、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げています。若者のキャリア格差や早期離職といった社会課題に取り組み、高校生の進学・就職支援からキャリア教育、就職後の定着・キャリア形成、転職サポートまでを一貫して提供しています。高校や企業と連携し、若者のファーストキャリアから人生のあらゆるシーンに寄り添い、「これからを生きる人の夢を増やす」ことに挑戦し続けています。
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公式サイト: https://jinjib.co.jp/
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