書籍の概要と課題意識
本書は、約4万字、製本するとB6判で162ページ分の内容(はじめに/第1章〜第7章/終章/おわりに/著者プロフィール/用語集29語)で構成されています。Web上では縦書きと横書きを切り替えて読めるほか、ページをめくる表示とスクロールして読む表示の両方に対応しています。
介護現場へのデジタル機器導入は広がりを見せていますが、「導入したのに負担が軽くなった実感がない」という状況が、およそ半数の事業所で発生しています。この書籍では、30年以上にわたり介護事業を営んできた経験から、その差がどこで生まれるのかを整理しています。
ICT導入と負担軽減の実態
公益財団法人介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査」によると、ケア記録・ケアプラン等の入力・保存・転記機能を日常的に利用している事業所は75.4%に達しています。しかし、ICT機器・介護ロボットの導入による負担軽減について、効果を感じていると答えた事業所の割合は以下の通りです。
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昼間の業務負担の軽減に効果を感じている事業所:49.4%
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夜間の業務負担の軽減に効果を感じている事業所:44.6%

このデータから、多くの事業所でデジタルツールが導入されているにもかかわらず、実際に業務負担が軽減されたと感じているのは約半数にとどまる現状が浮き彫りになっています。
DXとAXの新たな視点
本書では、このギャップを「実行を誰が担っているか」という点で整理し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の次の段階を「AX(AIトランスフォーメーション)」と呼んでいます。
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DX: 紙や手作業をデジタルに置き換える段階です。入力や確認、転記といった実行はまだ人に残ります。
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AX: デジタル基盤の上で、記録・計画・報告といったアウトプット自体をAIが下書きし、実行まで担う段階です。人は確認と判断に集中できるようになります。

この書籍は、「誰が実行するか」という一点でDXとAXを区別し、介護現場における真の業務効率化への道筋を示しています。
著者の実践と「1日1つ」のアプローチ
著者の嶺井政哉氏は、沖縄県で30年以上にわたり介護事業を営む会社の経営に携わっています。本書に書かれているのは、その介護事業で実際に起きたことです。赤字経営から利益が残る体質への転換、スタッフの給与向上、離職率の低下、ケアの質の向上、そして売上の拡大(1億円から3億円、現在は5年後に11億円という計画)といった実績が紹介されています。

これらの成果は、特別な人材の採用やシステムの一斉入れ替えによるものではなく、「1日1つ」というシンプルな取り組みの積み重ねによって実現されたと述べられています。ITが苦手な70代のスタッフがいる、書類の山がある、新しいことを始める余裕がないといった、一般的な事業所の状況から生まれた実践的な知見が詰まっています。

Web上での書籍体験
本書はWeb上で「本」として読めるように工夫されています。
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縦書きと横書きの切り替えが可能です。
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紙の本のようにページをめくって読む表示と、スクロールして読む表示の両方に対応しています。
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全画面表示で本文に集中できます。
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スマートフォンからもアプリをインストールすることなく読むことができます。
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目次はこちらで確認できます。

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全文を読む(「はじめに」から):
https://lifeshift-inc.com/story/read/intro/ -
目次・書籍について:
https://lifeshift-inc.com/our-story/
介護記録AI「神マナ」について
本書の第4章・第5章では、株式会社ライフシフトが提供する介護記録AI「神マナ」が紹介されています。「神マナ」は、介護ソフト「カイポケ」と連携し、話した内容から記録・計画・報告の下書きを作成するアプリケーションです。利用者3名まで、期限なく無料で試すことができます。

- 7つの神マナアプリ:
https://lifeshift-inc.com/kamimana-apps/
会社概要
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株式会社ライフシフト
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所在地:沖縄県
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代表者:代表取締役 嶺井政哉
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事業内容:介護・看護・医療・障害福祉分野の事業者向けAIアプリケーションの開発・提供





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