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引越業界で異例の「CAIO(最高AI責任者)」を設置、3ヶ月で約320時間の定型業務を自動化

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引越業界にCAIO(最高AI責任者)を設置し、AI活用を本格化

株式会社アップルは、経営を統括する社長室直下にCAIO(Chief AI Officer/最高AI責任者)を新設し、全社的なAX(AIトランスフォーメーション)を本格始動しました。CAIOには、AI事業の立ち上げやAIを活用した業務のシステム化に携わってきた谷 和俊氏が2026年5月に就任しています。就任からの約3ヶ月で、営業・経理・バックオフィスの定型業務を対象に、月あたり約2人月分(約320時間)の省力化を実現しました。

株式会社アップルは、2016年に主要引越し会社10社のWEBサイトを調査した結果、業界初とされたWEB見積り&引越し予約システム「ラクニコス」(累計利用件数50万件超)や、独自の「引越しERP(統合基幹業務システム)」の開発など、以前から“引越し×IT”によるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきました。今回のCAIO設置は、その取り組みをAIを前提とする“AIネイティブ”の段階へと引き上げるものです。

CAIOとは、企業のAI活用戦略を統括する経営職を指します。また、AX(AIトランスフォーメーション)は、AIの活用を前提に、業務や事業モデルそのものを変革する取り組みです。

CAIO 谷 和俊氏について

大学卒業後、大手BPO会社にて法人営業や現場責任者を経験。その後、投資・開発・アセットマネジメントまで各種の施設開発・運営を手がける企業の運営部門責任者として業務効率化を手がけ、事業拡大に貢献しました。株式会社TARAへ2019年に執行役員として参画し、2022年8月より同社の取締役に就任しています。ITベンチャーの創業メンバーとしてAIソリューションを新規事業で立ち上げ、上場会社へのグループ入りまでをけん引しました。その後、2026年5月に株式会社アップルに参画し、CAIOとしてAI活用による業務のシステム化を、構想から実装まで一貫して手がけています。

労働集約型産業の代表格である引越業界の経営レイヤーに、AI活用の実務経験を持つ人材を迎えた点が、今回の取り組みの特徴です。株式会社アップルはかつて元Uber Japan代表・塩濱剛治氏を社外取締役に迎えてDXを推進してきましたが、今回のCAIO設置は、その延長線上にある一歩と位置づけられています。

労働集約型の引越業界にこそ、AXを

引越業は、繁忙期の深刻な人手不足に加え、事務・現場の双方に大量の定型作業が残る、典型的な労働集約型産業です。株式会社アップルは、この課題を「人を減らす」のではなく「AIで作業そのものをなくす」ことで解決するため、社長室直下でAI戦略を統括するCAIOポジションを新設しました。

就任3ヶ月で月あたり約320時間を自動化 〜“見えない事務作業”を消す〜

CAIO就任後、外注に頼らず社内で自動化ツールを内製・実装しました。以下をはじめとする定型業務が削減されています(いずれも月次換算)。

業務削減時間

これらの削減は、追加採用ではなく既存業務の自動化によって創出されました。とりわけ「1件あたり5分かかっていた案件登録」のような、一件ずつは小さくとも積み上がると膨大になる“見えない事務作業”を、AIの活用によってなくしている点が特徴です。

特徴は「内製 × 低コスト × 現場起点」

これらのツールはすべて社内で内製されており、大規模なシステム投資に頼っていません。現場のボトルネックを見極め、“効く順”に一つずつ実装されています。生まれた工数は、顧客体験の向上や新規事業の開発へと再投資していくとのことです。

株式会社アップルはAIを、単なる業務効率化の手段にとどめず、新たな引越し体験を生み出すための基盤と捉えています。引越しを通じて、より多くのお客様に“ワクワクドキドキ”を感じていただくために、引越業界における「AIネイティブな会社」のモデルケースを目指していくとのことです。

CAIO 谷 和俊氏 コメント

「入社してまず驚いたのは、社員の皆さんが『引越しが大好きなんです』とまっすぐな目で言うことでした。だからこそ私の役割は、AIで“人を減らすこと”ではなく、“人が本来やるべき仕事に集中できるようにすること”だと考えています。実際、社員からはAIに仕事を奪われるという不安ではなく、『お客様に向き合う時間が増えて嬉しい』という反応が返ってきて、これにも驚かされました。AX・DXの一番の敵は、実は社内の抵抗だったりするのですが、アップルにはそれを前向きに受け止める土壌があります。生まれた時間をお客様と向き合う時間や新しい引越し体験づくりに使っていけるよう、これからもAIやITの力を活かしていきたいと考えています。」

代表取締役 文字放想氏 コメント

「創業以来、株式会社アップルは「引越し業界の常識を疑い、当たり前を取り払う」という姿勢で事業を続けてきました。かつて元Uber Japan代表の塩濱剛治氏を社外取締役に迎えてDXを推進してきたように、今回はAI活用の実務経験を積んできた谷和俊氏をCAIOに迎え、AIを経営の中心に据える体制を整えました。引越しは、まだまだ人の手に頼る部分が多い仕事です。だからこそAIには、社員が定型的な作業から解放され、お客様と向き合う時間や新しい引越し体験づくりに力を注げるようにする役割を期待しています。「引越しで笑顔に!人生をナナメウエへ↗」という株式会社アップルの原点を、AIの力も借りながら、これからも追求していくとのことです。」

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株式会社アップルの概要

引越しのアルバイトを14歳から始めた代表・文字氏が21歳の時に設立した、中堅の引越し専業社です。直近では年間6万2千件を超える引越しを手がけており、創業20年で延べ57万件の実績があります。顧客の4人に1人がリピーターです。東京圏を中心に、北海道・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡へと事業を拡大しています。労働人口減少で採用が厳しい時代にあっても、創業以来、売上・引越し件数・従業員数ともに成長を続けています。理念を追求する経営手法「NPS」(※)経営を実践し、CS(顧客満足)・ES(従業員満足)ともに高い水準にあるとされています。元Uber Japan代表・塩濱剛治氏を社外取締役に迎え、引越し×ITによる「引越しTech」(※)でDXを推進しています。業界初の24時間365日予約可能なWEB予約完結システムや独自の「引越しERP(統合基幹業務システム)」を開発し、引越しサービス市場におけるイノベーション創出に取り組んでいるとのことです。

  • 会社名:株式会社アップル

  • 代表者:代表取締役 文字放想

  • 本店所在地:東京都中央区日本橋馬喰町一丁目5番6号 イマスオフィス馬喰町9F

  • 設立:2006年5月24日

  • 資本金:1,000万円

  • 事業内容:引越し業、リサイクル業

  • URL:https://www.apple-hikkoshi.co.jp/

※NPSは、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。
※引越しTechとは、IT技術を使った新たな引越しサービス「引越し」と、技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語です。

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