生成AIを活用した特許実務の課題と解決策
生成AIは、特許実務において強力なツールとなり得ます。膨大な公報の要約、キーワードの類義語展開、外国語特許の一次翻訳など、「広さと速さ」を求められる作業で人間の何倍もの速度を発揮します。しかし、「AIに特許を読ませれば全て解決する」といった過信や、AI翻訳の品質チェックが追いつかないといった「失敗」が現場で静かに積み重なっている現状があります。
AIは「もっともらしい文章」を出力するエンジンであり、必ずしも正しい文章ではありません。特許翻訳の現場では、AI訳を一見流暢に見えても、法的に致命的なエラーが潜んでいることがあります。また、特許分析の現場では、AIが出力した分類結果やサマリーを鵜呑みにすると、権利範囲の解釈を誤るリスクも指摘されています。
このような課題に対し、本セミナーでは、AIをどのように活用し、人間が何を担うべきかについて、2つの現場からの実践的な知見が共有されます。
セミナー概要
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セミナー名:失敗しないための生成AI×特許活用術 特許翻訳の「勘所」と特許分析の「ノウハウ」を徹底解説!!
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日時:2026年5月11日(月)14:00〜15:00
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主催:AI特許翻訳株式会社 × GrIP(LeXi/Vent)
登壇者と内容
福田 綾香氏(AI特許翻訳株式会社)
テーマ:特許翻訳の「勘所」——AI時代の翻訳品質をどう守るか
生成AIの進化により特許翻訳の環境は大きく変化し、翻訳者の役割はより高度な技術的・法的検証へとシフトしています。AI訳は一見高品質に見えますが、注意深く検証すると隠れた問題点が露呈することがあります。このセッションでは、特許翻訳でAIを利用する際のノウハウと注意点、そしてAIを扱う上での社内でのヒューマンマネジメントの取り組みが、現場で培われた実践知として共有されます。
上村 侑太郎氏(株式会社LeXi/Vent / GrIP)
テーマ:特許分析の「ノウハウ」——リスク別のAI活用設計とは
「AIに丸投げすればパテントマップが完成する」「魔法のプロンプトがある」といった誤解が広がる一方で、AI導入に失敗する組織には共通のパターンが存在します。このセッションでは、AIに任せるべき領域(広さと速さ)と、人間が担うべき領域(深さと意味づけ)を切り分け、業務リスクのレベルに応じたAI活用設計が解説されます。ハルシネーションを防ぐプロンプトの作り方や、「人間→AI→人間」のサンドイッチ構造で業務フローを再設計するAI-in-the-Loopの考え方についても具体的に取り上げられます。
こんな方におすすめです
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特許翻訳や特許調査にAIを導入したいが、品質管理の方法がわからない方
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ChatGPTやClaude等のLLMを使い始めたが、どこまで信頼していいか不安な方
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担当者によってAIの使い方がバラバラで、組織として標準化できていない方
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「分析者」として今後どんなスキルを身につけるべきか考えている方
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特許翻訳・特許調査の業務にAIを「正しく」取り入れたい方
魔法のプロンプトや万能ツールは存在せず、重要なのは業務への組み込み設計と品質管理のルールです。翻訳と分析、2つの現場から見えてきた実践知を学ぶ機会となります。
お申し込み・お問い合わせ
セミナーへのお申し込みは、以下のフォームからお願いいたします。
ご不明な点は、GrIP編集部(info@lexi2vent.com)までお問い合わせください。
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