未経験から2カ月で技能習得、手当も支給
このスクールは、未経験者でも安心して建設業界に挑戦できるよう、従来の学校や労働とは異なる「訓練」契約という独自の仕組みを導入しています。受講料は完全無料で、さらに研修(座学)時には1日あたり3,000円、インターンシップ時には最大5,000円の実習手当(交通費・食事代含む)が支給されます。
プログラムは2カ月間の短期集中型で、基礎安全衛生教育、現場見学・体験を含むインターンシップ、そして手厚い就職活動サポートまでがワンストップで提供されます。講師は村井建設株式会社の常務取締役である中岡 裕二氏が務めます。
2カ月間のカリキュラム概要
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第1週: 入校、オリエンテーション、安全基礎講習
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第2週: 現場インターン(現場作業の見学・理解)
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第3週: 技能座学(標準的な作業手順の学習)
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第4週: 現場インターン(簡易作業を中心にOJTで安全手順を実践・体験)
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第5週: 技能座学(応用技能習得)
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第6週: 専門特別教育(協力企業個別教育)
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第7週: 現場インターン(就職希望先での実習)
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第8週: ジョブサポート(履歴書・職務経歴書の作成、模擬面接、キャリア相談、企業説明会)
建設業界の課題とスクール設立の背景
スクール設立の背景には、釧路地域における建設現場の職人不足と高齢化という喫緊の課題があります。現在、建設業の有効求人倍率は3.72倍と高い水準で推移しており、人材確保が困難な状況が続いています。

また、全建設技能者のうち55歳以上が36.6%を占める一方で、29歳以下の若手はわずか11.9%に留まっており、将来の担い手確保と技術承継が大きな課題となっています。

さらに、建設業界では「入社後のイメージの不一致」による早期離職も課題の一つです。新規大卒就職者の3年以内離職率は30.5%、新規高卒就職者の3年以内離職率は41.4%に達しています。

この課題に対し、本スクールではカリキュラム内に「実際の現場を体験できる短期インターンシップ」を組み込むことで、入社前の相互理解を促し、ミスマッチの少ない就職活動を支援します。
地域全体で人材を育成し、定着へ
本スクールは、直接の職業紹介手数料を徴収せず、地域の協力企業(「井交会」会員73社)からの運営協力金などによって支えられています。これにより、地域全体で若い人材を育成し、定着を図る仕組みを目指しています。

スクール設立の契機となったのは、協力企業「井交会」の経営者から聞かれた「建設現場の実際の雰囲気や、モノづくりの面白さを事前に知る機会がないまま入社してしまうため、イメージとの乖離が生まれ、大都市へ若者が流出してしまう一因になっている」という生の声でした。
「人と企業と、未来を結ぶ」という経営理念のもと、村井建設技能者育成スクール株式会社は、釧路地域に密着した建設人材の育成と定着を進めています。未経験の若者に対する着実なキャリア支援を通じて、地域の雇用創造と建設現場の持続可能性の維持に貢献していく方針です。





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