講座開催の背景
近年、高校生にとってSNSは日常的なコミュニケーション手段となり、生成AIも学習や情報収集、創作活動など様々な場面で活用され始めています。しかし、AIによって生成された画像や文章、SNS上で拡散される不確かな情報など、本物とフェイクの境界が見えにくくなる状況も増えています。
PHONE APPLIは、萩・明倫学舎内に第二の戦略拠点「萩 明倫館オフィス」を構え、地域とのつながりを重視した事業活動を行っています。同社と萩商工高等学校はこれまで、会社説明会や高校生インターンの受け入れなどを通じて継続的な関係を築いてきました。こうした背景から、同校からの情報リテラシーに関する相談を受け、2025年12月に初の情報モラル講座を開催。その好評を受け、今回が2度目の開催となりました。
講座の概要と内容
講座は、SNSや生成AIが日常生活にどのように浸透しているかを確認した上で、それらのリスクと対処法、そして安全に活用するためのポイントを学ぶ流れで実施されました。

主な講座内容は以下の通りです。
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SNSと生成AIの利用状況
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生成AIが作るフェイク画像の見分け方
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SNS上の情報を鵜呑みにしないための確認ポイント
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誤情報・デマを拡散してしまうリスク
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写真や動画から個人情報や生活範囲が特定されるリスク
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著作権や無断使用、海賊版サイトに関する注意点
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SNSと生成AIを安全に活用するための実践ポイント

講座では、例えば「観光施設にクマが出没した」というSNS投稿を見たという設定で、良かれと思って拡散した情報がデマだった場合の影響について、生徒全員で考える時間がありました。また、情報源の確認、専門家や信頼できる発信者かどうかの見極め、他のメディアでの報道状況、画像が本物かどうかの4つのポイントが紹介されました。

さらに、生成AIに関しては、ハルシネーション(誤情報)、著作権のある内容の無断利用、個人情報の入力、なりすましやフェイク画像など、利用時に注意すべきポイントが具体例とともに説明されました。
期待される効果と生徒の反応
今回の講座を通じて、生徒一人ひとりがSNSや生成AIを単なる便利ツールとして使うだけでなく、情報の受け手・発信者としての責任を意識しながら活用するきっかけとなることを目指しています。特に、生成AIの普及により、画像・文章・音声などが容易に作成できる時代においては、「見たものをそのまま信じない」「拡散する前に確認する」「個人情報や他者の権利を守る」といった基本的な判断力がますます重要になると考えられます。
講座終了後の生徒アンケートからは、以下のような感想が寄せられました。
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「SNSを使うときは個人情報の漏洩に気を付け、生成AIを使うときは、その情報が正しいのかしっかり自分で考えることが大切だということが分かりました」
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「生成AIの作った画像は一目見て分からないものがある。メディアの画像などを安易に信用しない。まず疑う」
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「AIを使わないのではなく、気を付けて有効に活用することが大切だと学ぶことができました」
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「流れてきた情報をすぐ信じるのではなく情報源などをしっかり確認すること」
特に、生成AIによるフェイク画像やフェイクニュースを題材とした内容について印象に残ったという回答が多く、情報の真偽を見極める重要性への理解が深まったことがうかがえます。また、今後の学校生活や日常生活に活かしたいという回答も多く、情報モラルや情報リテラシーへの意識向上につながる機会となりました。
山口県立萩商工高等学校 教諭の岩田 誠氏からは、「昨年と同じ題材ではありますが、昨年と新しく変わった点を分かりやすく説明していただきました。生徒も最新の情報に興味深く耳をかたむけ、真剣に聞いておりました。日々多様化する現在であって、不正な情報に惑わされることなく正しい知識を養っていくことの大切さを実感いたしました」とのコメントがありました。

講師を務めたPHONE APPLIの竹之内 百花氏は、「高校生の皆さんの素直な反応や積極的な参加のおかげで、私自身も楽しくお話しさせていただきました。SNSや生成AIは日常に欠かせない存在になっているからこそ、正しく知り、自分らしく活用していくことが大切です。今回の講義が、情報との向き合い方を考えるきっかけとなり、皆さんのこれからの学びや新たな挑戦に役立てていただければうれしいです」と述べています。
同じく講師の松村 優氏は、「生成AIは日々進化しており、便利になる一方、AIにも『知らないこと』があり、答えを鵜呑みにしない姿勢が欠かせません。将来さまざまな分野へ進む萩商工高等学校の皆さんに、その判断力の大切さをお伝えできたことを嬉しく思います。生徒の皆さんが集中して聴いてくださった姿に、こちらが励まされる時間でした」とコメントしました。
PHONE APPLIの地域貢献
PHONE APPLIが2019年に開設した「萩 明倫館オフィス(CaMP HAGI)」は、同社の第二の戦略拠点として、プロダクト開発からカスタマーサクセスまで幅広い業務を担っています。学問と人材育成を重んじる萩の歴史と風土を背景に、地域に根差したIT人材育成や多様な働き方の実践に取り組んでいます。
「萩 明倫館オフィス」は、地域企業や教育機関との連携、地域人材との協働などを通じて、都市部だけでは得られない新たな価値や知見の創出に取り組む拠点でもあります。地域イベントへの参加や見学会、高校生向けワークショップなどもその取り組みの一環であり、「地域に開かれたオフィス」として地域社会との接点を広げています。
「萩 明倫館オフィス(CaMP HAGI)」について詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
今後の展望
今回の講座は、PHONE APPLIが事業で培ってきたIT活用やコミュニケーションに関する知見を、地域の高校生に向けて“体験”として届ける取り組みです。SNSや生成AIといった身近なテクノロジーを題材に、正しく判断し、周囲とよりよくつながるための視点を伝えることで、次世代の学びやキャリア形成を支援していきます。
同社は今後も、萩市および地域の教育機関と連携しながら、IT人材の育成、地域産業の活性化に貢献していく方針です。
株式会社PHONE APPLI 会社概要
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代表取締役社長:大林 春彦
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所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル8階
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設立:2008年1月
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資本金:398,365,710円
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事業内容:PHONE APPLI PEOPLE(組織を強くするコミュニケーションポータル)等クラウドサービスの企画・開発・販売、アプリケーション開発・販売(Microsoft、Cisco、Salesforce等の連携アプリケーション)、ウェルビーイング経営のコンサルティング事業、各種IP-PBX対応アプリケーションの開発・運用





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