導入の背景
生成AIの急速な進化は、ソフトウェア開発の生産性を飛躍的に向上させています。2026年の開発者調査では、73%のエンジニアリングチームがAIコーディングツールを毎日使用していることが示されており、AIを活用しない開発組織は競争力を失うリスクが高まると考えられています。
同時に、AIの活用はビジネス職の生産性向上にも大きな可能性をもたらします。海外では、保険ブローカー大手HUB International社が2万名を超える全社員にClaudeを導入し、生産性を85%向上させ、週当たり2.5時間の削減を実現した事例が報告されています。国内でも、先進的な企業がClaudeの全社導入を進めている状況です。
スイッチメディアはプロダクト企業として、AI活用を個人レベルの効率化にとどめず、中長期的な競争力につながる組織戦略と位置づけ、全社的な投資を行うことを決断しました。
取り組みの全体像
この取り組みは、エンジニア向けの「AI駆動開発環境の整備」と、全社員向けの「AI活用基盤の構築」を両輪で推進するものです。
エンジニア向け:Claude Maxプランの全面導入とプロセス刷新
全エンジニアにClaude Codeを利用できるMaxプランのアカウントを整備しました。調査、実装、テスト、レビュー、ドキュメント整備など、日々の開発のさまざまな場面でAIを活用し、エンジニアが本質的な業務に集中できる体制を目指しています。

全社員向け:Claude Proプランの配布とAI活用基盤の構築
ビジネス職の社員(営業、企画、マーケティング、バックオフィスなど)に対しても、Claude Proプランの有償アカウントを提供しています。提案資料の作成、市場リサーチ、データ分析など、日常業務の幅広い場面でClaudeを活用し、本質的な思考や創造的な業務に集中できる環境を整えました。
また、Anthropic社が2026年1月に発表した非エンジニア向けAIエージェント機能「Claude Cowork」の活用も見据え、職種を問わず全社員が自律的なAIと協働できる組織づくりを推進しています。

推進体制の整備
AI活用を組織に定着させるため、推進チームによるパイロットプロジェクトを立ち上げました。活用パターンの検証、運用ルール・ガイドラインの整備、セキュリティやガバナンスの整理を進め、再現性のある展開モデルを構築しています。
外部有識者を招いた勉強会やワークショップを実施し、設計から実装、テストに至るまでの実践的な学びを得ることで、属人的な活用にとどまらない組織全体での能力向上を目指しています。さらに、AIとの協働を前提としたタスク分解の整備や、レビューにおいて人間が重点的に確認すべき観点の整理など、開発組織の運営全体をAI時代に合わせてアップデートしているところです。
代表取締役社長 高山 俊治氏のコメント
代表取締役社長の高山 俊治氏は、今回の取り組みについて次のように述べています。「生成AIの進化は、ソフトウェア開発だけでなく、あらゆるナレッジワークのあり方を変えつつあります。当社は、テレビCMとデジタル広告を統合する高度なデータ基盤を自社開発してきたプロダクト企業です。この技術力をさらに強化し、中長期的な競争優位性を確立するために、AIの活用を個人レベルの効率化にとどめず、組織戦略として推進することを決断しました。
エンジニアが設計判断やプロダクトの価値検証といった本質的な業務に集中できる環境をつくること。そして、ビジネス職も含めた全社員が、それぞれの役割においてAIを最大限に活かせる組織をつくること。これが、当社が描く『AIネイティブ組織』への第一歩です。」
今後の展望
スイッチメディアは本取り組みを通じて、AIを前提としたプロダクト開発体制と事業運営を確立し、「クロスメディアインサイト」「TVAL」をはじめとする自社プロダクトのさらなる進化と、お客様への価値提供の加速を実現してまいります。
採用について
AIを活用したプロダクト開発と事業成長を共に推進する仲間を積極的に募集しています。最先端のAIツールをフル活用できる環境の中で、それぞれの役割で最大限のパフォーマンスを発揮できる組織を目指しています。
採用サイト:https://www.switch-m.com/recruit
本取り組みに関するお問い合わせ
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お問い合わせフォーム:https://www.switch-m.com/service-inquiry
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お問い合わせ窓口:広報担当 E-mail:press@switch-m.com
株式会社スイッチメディアについて
株式会社スイッチメディアは、テレビCMとデジタル広告の出稿データを統一指標で一元管理し、過去比較やブランド横断分析を通じてメディア予算アロケーションを支援するAI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」の開発・運営、およびデジタル広告運用のインハウス化を支援する「In-House Drive」の提供、また国内最大規模のテレビ視聴パネルから取得したテレビCM接触データとインテージ社の購買データ(SCI®)をシングルソースで連携させ、テレビCMの売上効果を分析する「TVAL」の開発・運営を行っています。
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社名:株式会社スイッチメディア
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代表者:代表取締役社長 高山 俊治
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事業内容:AI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」、「TVAL」および現在放送中のテレビ番組視聴率がわかる「TVAL now」の開発・提供。デジタル広告運用のインハウス化支援「In-House Drive」の提供。
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WEBサイト:https://www.switch-m.com/
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クロスメディアインサイト:https://www.switch-m.com/xmedia-insights
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In-House Drive:https://www.switch-m.com/in-house-drive
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TVAL now:https://tval-now.switch-m.com/





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