キャリア教育が学生の意識に与える影響
キャリア教育に参加した学生に、教育を受けて変わったことがあるかを尋ねたところ、多くの学生がポジティブな変化を実感していることが分かりました。

「将来について考える機会が増えた(キャリア意識)」と回答した学生は98.8%に上り、「そう思う」が74.1%、「ある程度そう思う」が24.7%でした。また、「自分の興味・関心について考えるようになった(自己理解)」も97.7%の学生が回答しています。さらに、「自分の強み・弱みを意識するようになった(自己分析の基礎)」は84.7%、「大学での学びの意味を考えるようになった(学修とキャリアの接続)」も80.0%が回答しており、キャリア教育が大学での学びの姿勢にも影響を与えていることがうかがえます。
これらの結果から、低学年時のキャリア教育は、自分や将来、そして学びについて考えるきっかけとなり、極めて大きな教育効果があることが明らかになりました。
一方で、「社会で働くイメージが具体化した(仕事理解)」と回答した学生は58.8%にとどまり、「そう思う」だけの回答は17.6%でした。このことから、仕事理解に関する成果は他の項目と比較して限定的であり、企業と連携したプログラムの実施や、3年次以降のインターンシップによる就業体験への接続が今後の課題であると考えられます。
ほぼ全ての学生が「就活や将来に役立つ」と回答
大学のキャリア教育が自身の就職活動や将来に役立つと思うかという質問に対しては、ほぼ全ての学生が肯定的な意見を示しています。

「思う」と回答した学生が56.5%、「ある程度思う」が42.4%で、合わせると98.9%に達しました。
学生からは、キャリア教育に対する以下のような肯定的な声が多数寄せられています。
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「大学での学びや取り組みが社会に出てからどのように活きてくるかを実感でき、モチベーションに繋がる」
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「自分が社会で働く姿が漠然としていたが、どう形成していけばいいかはっきりしてきた」
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「知らない知識ややり方などを学び、これからの行動への視野が広がり、迷いが減った」
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「就活の概要や企業とは何かを体系的に学ぶことができ、就活の事前知識が得られた」
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「右も左も分からない状況から、将来のキャリアを考えるための優しい第一歩になった」
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「何からやればいいか分からなかったため学校でやってくれて助かった」
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「働いている人の実情など生の声を聞けた」
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「同じ大学の先輩がどのような動きで就活を進めたか知ることができた」
これらの意見は、キャリア教育が学生の不安を軽減し、具体的な行動への道筋を示す役割を果たしていることを示しています。
調査概要
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調査期間: 2026年3月1日~2026年3月15日
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調査機関: 株式会社学情
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調査対象: スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者
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有効回答数: 229件
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調査方法: Web上でのアンケート調査
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