株式会社エーアシ、新卒人材紹介のirodasにAIネイティブ設計の営業マネジメント基盤を開発・納品
株式会社エーアシは、新卒に特化した人材紹介事業を展開する株式会社irodasに対し、「Salesforce連携 面談AI要約ツール」および「面談状況管理システム」の開発・納品を完了しました。人材領域に特化したドメイン知識とAIを前提とした設計により、100名規模のキャリアアドバイザー(CA)組織における面談記録の自動構造化と、CA全体の稼働可視化を実現し、事業成長に伴う営業マネジメント基盤を刷新しています。

開発の背景:急拡大する組織が抱えていた構造的課題
新卒人材紹介ビジネスでは、CAが日々実施する面談の品質と稼働効率が事業成果に直結します。irodasでは組織の急拡大に伴い、以下の2つの構造的課題が顕在化していました。
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面談記録の属人化と入力負荷
CAが面談中にSalesforceへ直接入力する運用では、記録の粒度や事実・主観の境界が個人ごとにばらつき、データ活用に限界がありました。当時の担当者は、「面談時間の大半が議事録記入で占めていた感覚がある」と述べています。 -
CA組織全体の稼働可視化の限界
汎用ツールを組み合わせた独自の運用では、組織拡大に伴いデータ処理や管理工数が限界に達していました。リアルタイムな空き状況や、供給可能なリード数との需給バランスが正確に把握できなくなり、リソースの最適配置が困難で、提案機会の損失が発生していました。
開発・納品システムの概要
エーアシが開発・納品したシステムは、以下の2つです。
① Salesforce連携 面談AI要約ツール
Zoom面談の音声・録画データをAIが文字起こし・要約・構造化し、Salesforceの面談オブジェクトへ自動格納します。現場の負担にならない最小限の操作で全タスクが連携・完了するフローが構築されました。「記録はAIに任せ、CAはユーザーとの対話に集中する」という体制への切り替えを実現しています。
② 面談状況管理システム
CA全員のGoogleカレンダー情報をAPI連携で取得し、全CAの面談枠・稼働状況をリアルタイムで集約・可視化します。インサイドセールス統括リーダーが時間帯ごとに最適配分判断を行うためのダッシュボードが提供され、当日営業日中の細かな稼働調整・最適配置が可能となりました。
これらのシステムは、エーアシが人材領域SaaSの自社開発・提供で培ったドメイン知識と、AIを前提とした設計思想に基づき構築されています。
本開発の特徴:AI時代の受託開発に求められる3要素
本開発において特筆すべき点は、以下の3点です。
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エンジニア出身PMによる高い要件定義力
エンジニア出身のPMが初回ヒアリングから設計までを直接担当し、事業サイドの要件をシステム要件・初回ドラフトに落とし込むアジャイル開発体制により、要件定義のリードタイムが大幅に短縮されました。 -
AIを前提とした設計思想
データ構造・コードベース・ドキュメントがAI活用を前提に設計されており、納品後の運用フェーズにおいて、AIによる解析や機能拡張がしやすい構造となっています。長期的なデータ活用に耐える基盤が整備されました。 -
人材領域特化のドメイン知識・技術資産
エーアシは人材領域SaaSを自社開発・提供しており、業界の業務フロー・データ構造を理解した状態で要件定義に臨むため、発注者が業界知識をゼロから説明する必要がなく、要件のすり合わせコストが大幅に削減されました。
導入後の成果
「Salesforce連携 面談AI要約ツール」導入後の成果
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CAが「記録」から「対話」へリソースを再配分
記録はAIに任せ、CAはユーザーとの対話に集中できる体制が整いました。これにより、CAは面談中にユーザーが出した企業をその場で検索したり、社内のナレッジを引き出したりする時間が生まれたと評価されています。 -
現場・マネジメント双方の業務品質向上
面談記録がシステム化されたことで、CAは過去の面談内容の振り返りにかかる工数が劇的に削減され、マネジメント層は主観に依存しない事実ベースの記録により、迅速かつ正確な組織管理が可能になりました。
「面談状況管理システム」導入後の成果
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新規面談枠の稼働率が大幅改善
導入前と比較して稼働率が大きく向上し、より多くのユーザーと面談できる体制が整いつつあります。当日営業日中の細かな稼働調整・最適配置が可能となり、CA稼働の柔軟な運用が実現しています。 -
売上インパクトへの寄与
稼働率の改善により、年間を通じた1名あたりの新規面談数が純増する見込みです。新規面談数の増加は決定数・売上に直結するため、事業へのインパクトは非常に大きいと評価されています。
開発パートナーとしてのエーアシへの評価
irodasからは、エーアシを開発パートナーとして以下の点が評価されています。
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ROI目線での伴走
システム開発を「事業成長のための投資」と捉え、「なぜ事業に必要なのか」「どれだけの投資対効果があるのか」というビジネス視点で踏み込んだ提案が行われたため、社内の意思決定がスムーズに進みました。 -
長期視点の事業価値提案
短期的なROIだけでなく、長期的な視点で将来的な事業価値向上を見越した提案が行われました。これにより、ITやシステムで実現できる長期的な事業価値の向上というアイデアが、事業部にとって非常に有益であったと評価されています。 -
現場のAI活用力を引き上げる効果
ツールの導入により、現場が「AIに何ができて、何ができないのか」を深く理解できるようになりました。その結果、「日々のこの課題もAIで解決できるのではないか?」と、現場から自発的なAI活用アイデアが次々と生まれる文化が根付いたことが最大の収穫とされています。
今後の展望:AIによる人材紹介ビジネスの再構築
irodasとエーアシは、今回納品した2システムを基盤として、AI活用領域をさらに3つの方向で拡張していく構想を共有しています。
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育成体制の強化
組織拡大に伴う育成課題に対し、AIツールを活用して、より効率的かつ質の高い育成体制を構築する予定です。 -
社内ナレッジの構造化
属人化しやすいCAの営業ノウハウを面談データから知識化し、誰もが最適な情報を簡単に引き出せる仕組みを構築し、社内の情報循環の刷新を目指します。 -
マッチング精度のさらなる進化
AIを活用して、ユーザー一人ひとりに寄り添ったより精度の高いマッチングを生み出す仕組みを構築し、新卒紹介事業の強みをさらに磨いていく考えです。
担当者からは、「最終的には、AIが業務の分析から改善までのサイクルを支援してくれる仕組みを構築し、より人が顧客との対話に集中できる体制にアップデートしていきたい」との意向が示されています。
irodasからのメッセージ
本プロジェクトを推進したirodasの担当者からは、同様の課題を抱える経営者・事業責任者の方々に向けて、以下のメッセージが寄せられています。
「課題があるのに解決策が社内で見つからないという状況こそ、外部の事業パートナーを入れる価値が最も大きいとお伝えしたいです。事業の成長スピードに対して社内のシステム化が追いつかない時期がありましたが、エーアシに伴走いただいたことで、社内の『打ち手の引き出し』が一気に増え、事業課題をテクノロジーで解決していく基盤が整いました。」
「単なるシステム開発にとどまらず、事業の特性や課題を深く理解した上で『何を作るべきか』を提案してくれるパートナーは非常に貴重です。特に、事業の急拡大フェーズにあり、システム投資でさらなる飛躍を目指す企業にはぴったりだと思います。私たち自身がその価値を強く実感しているからこそ、自信を持ってお勧めできます。」
企業情報
株式会社irodasについて
新卒に特化した人材紹介事業およびキャリア支援イベントを展開しています。ユーザー一人ひとりに寄り添ったキャリア形成支援を強みとし、急成長を続けている企業です。
株式会社エーアシについて
AI×人材ドメインに特化したAIエージェント「a-assi(エーアシ)シリーズ」の提供、およびAIを組み込む受託開発を主力事業として展開しています。共同代表CTOをはじめとするエンジニア出身のPMが直接ヒアリングから設計までを担い、人材領域特化のSaaS提供で培ったドメイン知識・技術資産と、AIネイティブな設計思想による高速・高品質な開発を実現しています。
関連リンク
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お問い合わせ: https://a-assi.com/contact
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コーポレートサイト: https://a-assi.com





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