相互RSSサイト様募集中です!詳しくはこちらをクリック

26卒新入社員の意識調査:成長に「成功体験」が過去最高の67.1%に、仕事への高い意欲と「伴走」志向が明らかに

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

調査結果の概要

1. 仕事へのやる気は高いが、スキルアップ行動は「特になし」が最多

新入社員の仕事に対するやる気は非常に高く、「やる気度が高い」(70~100%)と回答した割合は87.9%に上りました。これは過去10年間で2番目に高い割合であり、新入社員の意欲の高さがうかがえます。

新入社員の仕事へのやる気度

しかし、社会人としてスキルアップするために既に取り組んでいることについては、「特に何もしていない」が31.4%で最も多く、約3人に1人が具体的な行動を起こしていないことが明らかになりました。一方、「スマートフォン、タブレットPC上で学習アプリを使って勉強をしている」は10年前から8.4ポイント増加し、昨年の4位から3位に上昇しています。

スキルアップのために既に取り組んでいること

今後取り組みたいことでは、「会社での仕事を通じてスキルアップをはかっていきたい」が64.3%で12年連続の1位となりましたが、2016年度の81.4%からは減少傾向にあります。また、「特に何も考えていない」の割合は過去最高の5.7%に増加しています。

スキルアップのために今後取り組みたいこと

2. 自ら進んで取り組みたい行動は「自分で目標を立てて行動」がトップ

主体性に関する質問では、「自分で目標を立てて行動する」が48.8%でトップとなりました。次いで「周囲に相談しながら、自分なりの解決策を提案する」(35.8%)、「チームのために自分の役割を考えて行動する」(34.5%)が続きました。一方で、「業務の改善点を見つけて提案・実行する」や「自分からフィードバックをもらいにいく」といった回答は1割未満と低い割合でした。

新入社員が主体的に取り組みたい行動

3. 成長に必要なものは「成功体験」が過去最大、失敗体験は減少傾向

自分が成長するために必要なものとして、「仕事を通じた成功体験」が67.1%でトップとなり、2020年から増加傾向にあります。これは過去最大の割合です。対照的に、2020年に首位だった「仕事を通じた失敗体験」は58.1%と緩やかに減少傾向にあります。「振り返りの習慣」や「書籍」も減少しています。

新入社員が考える「成長に必要なもの」

4. 社会人1年目で身につけたいスキルは「ビジネスマナー」がダントツ

社会人1年目で身につけたいスキルとして、「ビジネスマナー」が71.9%で圧倒的な1位でした。次いで「専門スキル(技術・営業・会計・人事等)」(32.9%)、「論理的思考力」(30.0%)が続きます。

社会人1年目で身につけたいスキル

5. 評価されたいことは「取り組み姿勢」がトップ

どのようなことで評価されたいか(認められたいか)という質問では、「取り組み姿勢(努力・頑張り・素直さ)」が56.4%で最も多く、プロセスを重視する傾向が読み取れました。次いで「自分の成長(スキルアップ・知識習得)」(44.0%)、「成果(売上・業績・数字などの結果)」(39.6%)となりました。

新入社員が評価されたいこと

スポンサーリンク

考察:「自走」よりも「伴走」を求める傾向

今回の調査結果から、2026年度の新入社員は仕事への意欲は高いものの、具体的な行動や自律的な学習には結びついていない傾向が見受けられます。ビジネス書の読書や資格取得といった自己学習への意欲は低く、試行錯誤しながら主体的に成長するよりも、職場環境の中で教わりながら安全に進む「伴走」を望む傾向が強いと考察されています。

新入社員が考える「成長に必要なもの」の推移

ALL DIFFERENT株式会社の宮澤光輝氏は、新入社員の素直さという特徴に触れつつ、配属後は指示を待つだけでなく、目的を捉えて自ら考え、周囲と連携しながら行動する主体性が求められると述べています。

ALL DIFFERENT株式会社 事業開発推進本部 コンテンツマネジメント部 ユニットリーダー 宮澤 光輝氏

企業が取り組むべきこと

新入社員の特性を踏まえ、企業は主体性を引き出すために以下の取り組みを行うと良いでしょう。

  • 小さな成功体験を蓄積できる育成設計: 不安を軽減し、主体性を引き出すためには、業務の背景や狙い、評価観点などを事前に共有する「経験前学習」を通じて、小さな成功体験を意図的に積ませることが重要です。また、段階的に支援を減らしていく「フェイディング」を取り入れ、自ら考え行動する機会を広げていくことも求められます。

  • 「自ら考え、動き、ともに価値を生み出す力」の育成: 新入社員だけでなく、リーダーを含めた組織全体で、自分なりの考えを持ち、上司や仲間と対話しながら実践や改善に取り組む過程で、「自ら考え、動き、ともに価値を生み出す力」を身につけることが重要です。

スポンサーリンク

調査概要

  • 調査対象者: ALL DIFFERENT株式会社が提供する新入社員研修に参加した2026年度入社の新入社員

  • 調査時期: 2026年3月24日~5月6日

  • 調査方法: Web・マークシート記入式、または自記式でのアンケート調査

  • サンプル数: 3,849人

本調査を引用される際は【ラーニングイノベーション総合研究所「新入社員意識調査(成長の価値観編)」】と明記ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました