調査概要
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アンケート名称: 「採用活動におけるツール・AI活用」に関するアンケート
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調査主体: HRクラウド株式会社
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調査期間: 2026年6月16日~6月18日
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調査方法: WEBアンケート
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調査対象: 人事・採用関連のビジネスメディア「HRpro」会員
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有効回答数: 172件
今回の調査対象者の約4割(約38%)は「事業部長・部長クラス」「経営者・役員」といった意思決定層で構成されています。これにより、システムの導入や採用変革の判断に直接関わる層の意見が多数含まれています。担当業務としては、「中途採用」(64%)、「面接・選考」(58%)、「新卒採用」(54%)、「採用戦略・方針の決定」(48%)などが上位を占め、採用活動を多角的に担う担当者の実態が反映された結果となっています。

※この調査は、採用メディア会員の傾向を示すものであり、国内企業全体の割合を示すものではない点に留意が必要です。
調査結果
1. 採用DXはすでに「当たり前」の時代へ。約6割がツールを活用し、3割以上が「AI」を実務に導入
採用現場にはアナログな運用が一部残っているものの、「ツールもAIも使っていない」企業は41%にとどまり、全体の約6割(59%)が何らかのツールを採用活動に活用し、採用DXを進めていることが分かりました。
特に注目すべきは、採用管理ツールやAIの活用状況を尋ねた質問に対し、全体の32%(3割以上)がすでにAIを活用していると回答した点です。内訳を見ると、「AIは活用しているが、採用管理ツール(ATS等)は使っていない」が15%、「採用管理ツール(ATS等)とAIの両方を活用している」が17%となっています。これらを合わせると、3割以上の企業がすでにAIを採用業務に取り入れていることが明らかになりました。
AIの活用は「まだ先の話」ではなく、すでに多くの企業が実務に取り入れ、採用活動を支えています。アナログな手法にとどまっている企業は、この採用DX・AI化の流れに乗り遅れることで、他社との採用競争において不利になるリスクが高まっていると言えます。

2. 約6割は採用体制のアップデートを模索中。さらなる効率化と「コア業務への注力」に向け、期待はAIへ
今後のツール・AI活用意向について尋ねたところ、「現状の体制で十分(変更予定なし)」と回答した層は38%にとどまりました。「未定・検討中」(37%)を含めると、実に約6割(62%)の企業が現状の採用体制から何らかのアップデートを模索していることが分かりました。
特に注目すべきは、「ATSの導入・活用を進めたい」という回答がわずか3%だったのに対し、「AIの導入・活用を進めたい」が22%に達している点です。すでに何らかの管理ツールを活用している層は、システム化による効率化の恩恵を実感しており、さらなる業務削減の手段としてAIに強い期待を寄せている(アップグレード需要)と考えられます。
多くの担当者にとって、「管理ツールを入れる」という手段よりも、「AIの力で採用業務をどう劇的に楽にできるか」という関心や期待が先行していることが読み取れます。

3. 現場が「AIに任せたい」業務のトップは「書類選考・スクリーニング」
AIに任せたい業務について自由記述で尋ねたところ、最多は「書類選考・スクリーニングの効率化」(39%)でした。続いて「面接日程・スケジュール調整」(20%)、「候補者マッチング・相性判断」(20%)が並びました。
現場の担当者は「採用そのもの(最終的な合否判断)」をAIに代替してほしいのではなく、担当者を消耗させる定型・判断業務を引き受けてもらい、人がやるべき仕事に集中したいと考えていることが読み取れます。

総括
今回の調査から、採用活動における「ツール活用率が約6割」「AI活用率が3割超」という、予想以上に採用DXが進んでいる現状が明らかになりました。
テクノロジーの活用はすでに「先進的な一部の企業の取り組み」ではなく、採用競争を勝ち抜くための「必須条件」へと移行しつつあります。一方で、現場の担当者が抱える「書類選考」や「日程調整」への切実な工数削減ニーズも浮き彫りになりました。
企業が今本当に求めているのは、煩雑な実務を代行し、担当者の時間を創出してくれる「AI」や「ツール」の存在です。現在、Excelや手作業中心のアナログな手法で採用を行っている企業にとって、このシステム化の波に乗り遅れることは、致命的なリスクとなるでしょう。
今後の採用市場においては、人事・採用担当者が「本来注力すべきコア業務(候補者との対話や魅力付け)」にいかに時間を使えるかが、採用成功を大きく左右すると考えられます。企業は「AIに何を任せ、人がどこに介在するか」という役割分担を再定義するフェーズに来ていると言えるでしょう。
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