約4割が生成AIにキャリア相談の経験あり
多くのビジネスパーソンがスキルセットの見直しを必要と感じている一方で、身近にキャリア相談できる人がいると回答した人は約5割にとどまりました。このような状況の中、転職やキャリアに関する悩みを「生成AIに相談したことがある」と回答した人は44.7%に達しています。
年収が高い層ほど、生成AIに相談する傾向が見られ、「頻繁に相談する」と回答した割合は、年収1,500万円以上の層が年収800万円以上1,000万円未満の層の約5倍となりました。人への相談と比べて優れている点としては、「客観的なアドバイスをもらえた」(46.0%)、「本音を話せた」(24.0%)が上位に挙げられており、7割が人への相談より優れている点があると回答しています。

専門・汎用スキルの双方に生成AIによる代替の波
自身が強みとしてきたスキルや専門性が、生成AIによって代替・侵食されていると感じるか尋ねたところ、全体では「感じる(強く感じる・ある程度感じる)」と回答した人の割合は56.8%でした。特に「強く感じる」と回答した割合は、年収1,500万円以上の層が年収800万円以上1,000万円未満の層の2倍以上となり、年収が高いほどその実感を強く持っている傾向が見られます。

生成AIによる代替・侵食が進んでいる、または今後進むと思われるスキルについては、専門スキルでは「データ分析、予測モデリング」(55.1%)、「翻訳・言語処理」(50.5%)、「専門的な文書作成・執筆」(47.1%)が、汎用スキルでは「情報の収集・整理・集計」(58.5%)、「定型的な文章作成・ドキュメンテーション」(58.1%)、「計画立案・タスク管理」(49.4%)が上位に挙げられました。

約8割がキャリアプランの見直しを検討
生成AIの普及を踏まえて、自身のキャリアプランを「見直した・見直す必要性を感じる(全体的に見直した・一部見直した・1年以内に見直す予定・必要性は感じているが時期は未定)」と回答した割合は、79.2%にのぼりました。
すでにキャリアプランを「見直した(全体的に見直した・一部見直した)」と回答した割合は、年収が高くなるにつれて上昇する傾向が見られます。特に「全体的に見直した」と回答した割合は、年収1,500万円以上の層が年収800万円以上1,000万円未満の層の5倍以上となりました。

AI時代における希少性の高め方
AI時代におけるキャリアの希少性の高め方について尋ねたところ、全体では生成AIを使いこなすことで専門性を底上げする「AI拡張型」が最多となりました。年収別に比較すると、年収800万円以上1,000万円未満の層では「AI拡張型」が1位だったのに対し、年収1,500万円以上の層では、生成AIに代替されにくい人間固有の価値に特化する「人間性特化型」が1位となりました。

回答者からは、「生成AIによって定型業務の自動化が進むなか、人と人との信頼関係の構築や課題発見力、提案力の重要性は今後さらに高まる」「生成AIを使いこなしながらも、代替されにくい価値を磨くことで、自身の希少性を高めていきたい」といった声が寄せられています。生成AIの活用を前提としつつも、人間固有の価値を重視する姿勢がうかがえます。
ビズリーチ執行役員からのコメント
株式会社ビズリーチ 執行役員 CSMO ビズリーチ事業部 事業部長の枝廣 憲氏は、生成AIの普及がビジネスパーソンのスキルやキャリアプラン見直しを加速させていると述べています。変化の激しい労働市場において、自身の市場価値を客観的に整理することは容易ではなく、キャリア相談に生成AIを活用するケースが増えているとのことです。
ビズリーチの「キャリア相談AI機能」は、17年間にわたり蓄積された日本の転職市場データを学習した「ビズリーチAI」を活用しています。これにより、会員一人一人の職務経歴を読み込み、志向や強みを客観的に整理することで、自身の市場価値の把握を支援しています。不確実性の高い現代において、定期的なキャリアの棚卸しと、主体的・自律的なキャリア形成を強力にバックアップしていく方針です。
調査概要
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調査内容:AI時代のキャリア観に関する意識調査
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調査対象:年収800万円以上かつ業務での生成AIの利用頻度が週1日以上のビジネスパーソン
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調査期間:2026年6月18日~2026年6月22日
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有効回答数:1,007
回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。





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