労務トラブルを防ぐために必要な「労働基準法」の基本
会社を経営する上や、人事・労務を担当する上で、労働基準法に関する知識は不可欠です。未払い残業代、労働時間の管理、有給休暇、解雇、労災、就業規則、労働基準監督署の調査対応など、多岐にわたる問題に対応するためには、正確な知識が求められます。
本書は、労働基準法を中心に、従業員を雇う段階から、労働時間、賃金、休暇、退職、労災、就業規則、そして労働トラブルに至るまで、実務で必要となるポイントをわかりやすく整理しています。法律の条文を読むのが難しいと感じる方や、何から確認すれば良いか分からない方でも、現場で起こりやすい疑問から読み進められるよう、Q&A形式に近い構成で解説されているのが特徴です。
法改正や多様化する働き方に対応した最新情報
働き方の変化に伴い、労務管理で押さえるべきポイントも広がっています。本書では、労働条件通知書、有期雇用契約、同一労働同一賃金、副業・兼業、テレワーク、産業医、育児・介護との両立支援、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策、求職者等へのセクシュアルハラスメント対策など、近年重要性が高まっているテーマも取り上げています。
特に育児・介護対応については、「雇用環境整備」「個別周知・意向確認」「柔軟な働き方を実現するための措置」「個別の意向聴取・配慮」といった視点から、会社が対応すべき実務が整理されています。これにより、制度を知るだけでなく、実際に何を準備し、どのように運用すれば良いかが具体的に理解できる内容となっています。
経営者・管理職・人事担当者のための実務に役立つ入門書
労働基準法違反は、罰則や是正勧告だけでなく、未払い残業代の支払い、従業員とのトラブル、会社の信用低下にもつながる可能性があります。そのため、「知らなかった」では済まされない基本的な知識を、あらかじめ習得しておくことが重要です。
本書は、従業員を初めて雇う経営者、小規模な会社の社長、人事・総務担当者、管理職、そして労務管理を学び直したい方を対象とした、実務に即した労働基準法の入門書です。日々の判断に迷った時、労務トラブルを未然に防ぎたい時、労働基準監督署の対応や就業規則の整備に不安がある時に、手元に置いて確認できる一冊として活用できます。
本書の構成
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第1章 労働基準法って何?
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第2章 雇うときのルール
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第3章 労働時間のルール
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第4章 残業時間、割増賃金のルール
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第5章 賃金のルール
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第6章 年次有給休暇、法定休暇のルール
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第7章 出産、育児、介護で休むルール
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第8章 退職時のルール
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第9章 労災が起きたときの対応
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第10章 労働安全衛生法のポイント
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第11章 就業規則、諸規程のルール
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第12章 労基署の調査への対応
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第13章 労働トラブルの対処法
著者プロフィール
吉田 秀子
社会保険労務士法人アップル労務管理事務所所長。特定社会保険労務士、行政書士。財団法人介護労働安定センター・雇用管理コンサルタント。
東京・池袋で労務管理事務所を経営し、個人事業から外資系グローバル企業まで幅広い企業を支援しています。雇用管理、労務管理、賃金制度、人事制度のセミナー講師としても活躍しており、著書に『最新 知りたいことがパッとわかる 社会保険と労働保険の届け出・手続きができる本』などがあります。
書籍概要

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書籍名 : これだけは知っておきたい「労働基準法」の基本と常識 改訂新版2版
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著者 : 吉田 秀子
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ページ数: 296ページ
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価格 : 1,925円(税込)
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出版社 : フォレスト出版株式会社
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発売日 : 2026年5月21日(※以降順次)
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ISBN : 978-4-86680-378-4





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