システムの重要メールを見逃さない「Swift Email Checker」が誕生
スイフトテクノロジー株式会社は、システム運用の現場で発生していたメール監視の課題を解決するため、「Swift Email Checker」の提供を2026年8月5日に開始しました。このツールは、システムからの障害通知や処理結果といった重要メールを自動で検知し、見逃しを防ぎます。
開発の背景:月1万通のメール監視と重要メールの見逃し
「Swift Email Checker」は、システム運用の現場で実際に直面していた2つの大きな課題から生まれました。
1. 月1万通を超えるメール監視の限界
大手製造業系企業では、顧客専用の個別システムが増加するにつれ、バッチ処理結果を通知するメールの量が急増しました。当初は1日数通だった確認作業が、最終的には月10,000通を超える量となり、目視による確認作業が限界に達していたのです。

2. 外部サービス障害報メールの見逃し
情報サービス系企業では、複数の外部サービスと連携したシステムが稼働しています。外部センターの障害報やメンテナンス情報はメールで一斉通知されますが、日々大量に受信する通常業務のメールに埋もれてしまい、重要な連絡を見逃すことで契約者への連絡遅延を引き起こす事態が発生していました。

Swift Email Checkerの機能と使い方
「Swift Email Checker」は、これらの課題を解決するために開発されました。使い方はシンプルで、監視対象となるメールアドレスを指定し、検知条件を設定するだけです。
最短30秒間隔でメールボックスを自動で確認し、設定した条件に一致するメールを検知します。検知結果はログとして出力したり、コマンドを実行したりすることで、ZabbixやJP1などの既存の監視ツールと連携できます。これにより、システムの安定稼働を強力にサポートします。

サービス料金体系とコスト削減効果
本サービスは、利用環境や運用要件に応じて、オンプレミス構築とSaaS提供の2つの形態を選択できます。オンプレミス構築の初期費用は300,000円から、月額保守費用は39,800円です。SaaS提供の場合は初期構築費用が0円で、月額利用料は109,800円となっています。
また、スイフトテクノロジー株式会社のSES契約先には、初期構築費用・月額保守費用ともに0円で無償提供されます。メール確認のために専任要員を配置した場合、月数十万円規模の人件費が発生することから、本サービスの導入は大幅な運用コスト削減につながると考えられます。
現場から生まれるソリューションと今後の展開
スイフトテクノロジー株式会社は、「現場を知るから、使えるものをつくれる」というポリシーのもと、ITインフラの安定稼働と運用品質の向上、業務負荷の削減に貢献する実用性の高いソリューションを開発しています。現場で培った経験と実績に、生成AIによる開発力を融合し、迅速かつ高品質な運用ツールを提供しています。

同社は、これからのシステム運用エンジニア像として「FDE(Forward Deployed Engineer)」の考え方を取り入れています。現場で得た課題や改善ノウハウを自社に蓄積し、ツール化することで会社全体の知見を増やし、他の現場へ還元する循環を意識しています。

今後は、運用ツール開発の知見を活かし、JP1/AJSのジョブ実行結果を保存・可視化するツールなど、システム運用現場の負荷を軽減する製品を順次展開する予定です。

担当者コメント
イノベーションラボの窪田 均氏は、次のようにコメントしています。「ITの安定稼働を裏で支えるシステム運用では、結構泥臭いことをやってます。だからこそ、少しの改善が効いてくるものです。」

会社概要
スイフトテクノロジー株式会社
-
本社:東京都渋谷区初台
-
代表取締役:窪田均
-
会社ホームページ:https://www.swift-tech.co.jp/
-
連絡先:company@swift-tech.co.jp





コメント