想いを隔てる「隔たり」を越える
同社はこれまで企業と向き合う中で、イベントの成功や映像の美しさといった表面的な問題のさらに手前に、伝えたい想いが届いていないという本質的な課題があることを認識してきました。経営者の想いが社員に届かず、社員の想いが顧客に伝わらない。企業内で大切にされていることが、社会からは見えていない。こうした「隔たり」は、立場、組織、経験、常識、思い込み、言葉、時間、距離、諦めなど、さまざまな要因から生じると分析しています。
新Mission「想いを隔てるすべてを越える。」
MAX PRODUCEは、この隔たりを見つけ、越え、想いが届く形を創ることを新Missionとして定めました。これは違いをなくすことではなく、違いの向こうにある想いが届かなくなることを問題視し、その隔たりを越えることを目指しています。人それぞれの異なる経験、立場、価値観は新たな視点や学びを生み出す可能性であり、違いそのものはなくすべきものではないと考えています。


この新Missionを表現したMission Movieが公開されています。
Mission Movie: https://youtu.be/IV2AY-9TK0?si=VlNuT-Qb8z8phVRK

Vision「違いが、価値になる世界へ。」
Missionの先に目指す状態として、Vision「違いが、価値になる世界へ。」を掲げています。誰もが自分の価値を信じ、誇りを持って可能性を発揮できる世界、そして異なる人々が、違ったままでも想いを届け合える世界を目指しているとのことです。
4つのValue(行動原則)
Missionを現実にするための行動原則として、以下の4つのValueが定められました。
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Speak Up, Spark Change.(響かせる。変化を生む。)
想いを隔てるものの一つである沈黙を破り、未来をより良くするための意思を持って声を上げ、また誰かの声を受け止めることを重視します。
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Break the Norm, Create the Next.(常識を越える。未来を創る。)
「これまでこうだった」「前例がない」といった常識が可能性を閉じることを認識し、より良い未来のために必要であれば、過去の正解を問い直すことを提唱しています。
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Fail Fast, Learn Faster.(挑む。学ぶ。進化する。)
想いを届ける方法に唯一の正解はないため、試行錯誤を繰り返し、失敗から学び、次に進化することを大切にします。
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Own the Vision, Drive the Action.(自分ごと化する。動かす。)
Missionは経営者だけのものではなく、一人ひとりが「自分なら何ができるか」を考え、最初の一歩を踏み出すことを促します。
仕事の始まり方と独自の視点
MAX PRODUCEの仕事は、依頼されたものをそのまま作ることから始まりません。まず、顧客の「なぜ」を深く掘り下げ、その奥にある想いを見つけ出すことからスタートします。そして、「発見する」「翻訳する」「共創する」という3つのプロセスを通じて、想いを形にし、成果物の先にある変化を届けます。
また、企業に蓄積される見えない価値を独自の視点から「関係性資本」と「誇り資本」という2つの概念で定義しています。
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関係性資本: 企業と顧客、社員、パートナー、地域、社会との間に、対話・約束・共通の経験を通じて積み重なる信頼と記憶を指します。これは模倣困難な価値であるとされています。
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誇り資本: 自分の仕事に込めた想いがどんな意味を持ったのかを、働く人自身が確かめたときに立ち上がる実感のことです。誇り自体は設計できませんが、想いが表に出る場を作り、その意味が見える形にする機会を創出することで育むことができると考えています。

これらの資本は、企業が選ばれ続ける関係と挑戦し続ける力を支えるものであり、MAX PRODUCEはこれらを企業や社会と共に育てていく方針です。
さらに、創業以来、コミュニケーション力、聴く力、想像力、構成力、調整力、推進力を「人間力」として大切にしてきました。技術が進化しても、人を理解し、信じ、つなぐ力を手放さない、その実践の土台となる力です。
社会における「人と人のあいだ」の変化
近年、社会では「人と人のあいだ」に関する問いが異なる領域で同時に立ち上がっています。
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世界保健機関(WHO)は、社会的つながりに関する報告書『From loneliness to social connection: charting a path to healthier societies』を公表し、世界で約6人に1人が孤独の影響を受けていると推計しています。社会的つながりは心身の健康だけでなく、教育、雇用、経済的レジリエンスにも関わるものと位置づけられています。(注1)
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World Economic Forumの『The Global Risks Report 2026』では、社会的分極(societal polarization)が今後2年間における深刻なリスクの第3位に位置づけられ、情報環境の変化が社会の分断を深めていることが指摘されています。(注2)
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日本では、企業内容等の開示に関する内閣府令等が改正され、有価証券報告書において「連結ベースの企業戦略と関連付けた人材戦略」等の開示が求められるようになりました。また「人的資本可視化指針(改訂版)」も公表され、経営戦略と連動した人材戦略の策定・開示が重視されています。(注3)
MAX PRODUCEは、これらの社会変化を受けてMissionを策定したわけではなく、創業以来問い続けてきた「この想いは、本当に届いているだろうか」という問いが、いま社会や企業経営の中でも、別の言葉で問われ始めていると捉えています。
今後の発表予定
MAX PRODUCEは、MissionとValueを経営・文化・事業へ実装する取り組みとして、以下の発表を予定しています。
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9月15日: 経営に関する新経営体制(副社長1名・執行役員2名が就任)
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9月24日: 文化に関するPodcast「the produce」(2026年9月10日 配信開始)
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9月29日: 事業に関する福岡オフィス1年の成果および次年度構想
代表コメント
代表取締役の桑原裕文氏は、社員総会などで社員が自身の仕事の意味を再認識し、感動する瞬間に何度も立ち会ってきたと述べています。「私たちは長いあいだ、社員総会をつくる会社、映像をつくる会社だと思われてきました。それは間違いではありません。ただ、現場で本当に起きていたのは、経営が伝えたかったことが、はじめて社員に届く瞬間でした。」と語っています。

今回のMissionは、新しい事業を始めるための言葉ではなく、これまでの経験から得られた知見を改めて定義したものです。「Missionは、社内を飾る言葉ではなく、社会への約束です。想いを隔てるものを、見過ごさない。」この約束を、今後の経営体制、Podcast、事業の成果として順次発表していくとのことです。
注記・出典
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(注1)World Health Organization, From loneliness to social connection: charting a path to healthier societies: report of the WHO Commission on Social Connection, 2025年6月30日公表。
https://www.who.int/publications/i/item/9789240112360 -
(注2)World Economic Forum, The Global Risks Report 2026, 21st Edition, 2026年1月公表。
https://reports.weforum.org/docs/WEF_Global_Risks_Report_2026.pdf -
(注3)金融庁「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正(2026年2月20日公布・施行)、および内閣官房「人的資本可視化指針(改訂版)」(2026年3月23日公表)。
https://www.cas.go.jp/jp/houdou/20260323.html
株式会社マックスプロデュース: https://max-produce.com/









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