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京都府亀岡市と京阪京都交通が「バス型公共ライドシェア」運転士を募集開始、普通免許で地域交通を支える新モデル

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深刻なバス運転士不足に対応する「バス型公共ライドシェア」

京都府亀岡市と京阪京都交通株式会社は、深刻なバス運転士不足に立ち向かうため、新たな移動サービス「バス型公共ライドシェア」の運転士募集を開始しました。この取り組みは、2027年4月に東別院町・西別院町・曽我部町エリアでの運行開始を目指しており、国の「交通空白解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」の採択を受けた先進的な官民共創モデルです。

バス型公共ライドシェアの車両イメージ

全国的にバス路線の減便や廃止が相次ぐ中、亀岡市でも「ふるさとバス別院コース」の運行維持が困難な状況に直面しています。これに対し、亀岡市が事業主体となり、地域に最適な移動手段を再構築するために「バス型公共ライドシェア」の導入が決定されました。

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「バス型公共ライドシェア」の概要

「バス型公共ライドシェア」は、道路運送法第78条第2号に基づく「自家用有償旅客運送(交通空白地有償運送)」に該当します。この仕組みは、バス路線の維持が困難な地域において、自治体が主体となり、自家用車両(白ナンバー)を用いて有償で運送を行うものです。

亀岡市が導入するこのモデルは、行政が事業主体を担い、長年地域で路線バス事業を担ってきた京阪京都交通が安全管理と運行を全面的に担当する「事業者協力型」です。これにより、路線バスと同等水準の安全体制が確立されます。

項目 バス型公共ライドシェア
運行の責任者 亀岡市(行政)が事業主体となり公的責任を負う
運行の形態 路線バスと同様の「決まったダイヤ・ルート」を運行(定時定路線)
安全管理 京阪京都交通が路線バスと同等水準の運転教習を行い、日々の対面点呼やアルコール検査を実施
使用する車両 ・専用車両(10人乗りワンボックスカー)を用意 ・京阪京都交通による毎日の点検整備
運転資格 普通自動車第一種運転免許(AT限定可)に加えて、国土交通大臣認定講習を受講
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運転士募集の特徴と働き方

この運転士募集では、大型二種免許が不要で、地域の住民が気軽に参加できる新しい採用枠組みが設けられています。雇用主は京阪京都交通株式会社です。

運転士募集のポスター

1. 普通一種免許(AT限定可)で応募可能、講習費は会社負担

運転する車両は、10人乗りのワンボックスカー(ハイエース想定)です。普通自動車第一種運転免許(AT限定可)を保有していれば応募できます。採用後には、道路運送法に基づく「国土交通大臣認定講習」を受講しますが、その費用は会社が全額負担します。プロのバス会社による手厚い研修体制が整っており、未経験者でも安心して応募できる体制です。

2. 定時定路線で安心、地域貢献のやりがい

決まった停留所とダイヤに沿って運行するため、道に迷う心配がなく運転に集中できます。車両には運転支援システムも搭載され、運行ルートやバス停の通過時間などがモニター画面で案内されます。高齢者の通院や買い物、子どもたちの通学を支える、やりがいのある仕事です。

3. ライフスタイルに合わせた3つの働き方

個々の生活設計に寄り添う、以下の3つの勤務形態が用意されています。

  • A. フルタイム:週40時間勤務/日給10,400円(社会保険完備、通勤補助・残業手当あり)

  • B. 短時間パート:週20時間以上40時間未満/時給1,300円(社会保険完備、通勤補助・残業手当あり)

  • C. 超短時間パート:週20時間未満/時給1,300円(扶養内勤務可能、通勤補助・残業手当あり)

4. 高齢者のセカンドキャリア支援

定年退職後も地域のために活躍したいシニア層からの応募も歓迎されています。

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第1回運転士募集説明会の開催

仕事内容、車両紹介、勤務条件などを詳しく説明する「第1回運転士募集説明会」が開催されます。事前予約、履歴書は不要で、私服での参加も可能です。家族や友人の同伴も歓迎されています。

項目 詳細
日時 2026年10月4日(日)13:30~15:00(受付開始13:00)
会場 京阪京都交通株式会社本社(亀岡市篠町篠向谷10番地) ※無料駐車場完備
定員 30名
参加対象者 普通自動車第一種運転免許(AT限定可)を保有している方
参加費/持参物 参加費無料/履歴書不要(私服でお越しください。ご家族やご友人との同伴参加も歓迎)
当日の内容 1.亀岡市バス型公共ライドシェア事業の趣旨・全体像について 2.会社概要について 3.仕事の内容、教習について 4.今後のスケジュールについて 5.個別相談・質疑応答等
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今後の展望と亀岡市の取り組み

亀岡市と京阪京都交通は、2027年4月の運行開始に向けて、運転士の確保・育成と、地域住民ワークショップを通じた最適なルート・ダイヤづくりを並行して進めています。このモデルは、運転士不足に直面する全国の地方自治体や交通事業者にとって、持続可能な地域公共交通維持の道標となることが期待されています。

亀岡市は「環境先進都市」として、プラスチック製レジ袋提供禁止条例の制定や有機農業の推進など、持続可能な社会構築に向けた取り組みを進めています。また、JR亀岡駅前の「サンガスタジアムby KYOCERA」は地域活性化の核であり、「かめおか霧の芸術祭」などの独自の取り組みも行われています。2026年9月18日からは、「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」の開催も予定されています。

亀岡市の風景(スタジアムと都市)

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