開発の背景
近年、法改正や働き方の多様化に伴い、大企業の人事制度は複雑化しています。給与計算などの定型業務のシステム化が進む一方で、従業員からの個別問い合わせ対応の増加が新たな課題となっていました。
パトスロゴスは、規程と人事データをAIでつなぐことで問い合わせ対応を大幅に削減し、人事部が戦略的な人事業務へ注力できる環境を支援するため、本製品を開発しました。
「PathosLogos Chatbot」とは
「PathosLogos Chatbot」は、従業員が専用のWebページから入力する質問に対し、質問した個人の実際のデータに基づいた回答を提供するAIチャットボットです。多くのFAQ型AIツールが就業規則や社内規程のみを参照するのに対し、「PathosLogos Chatbot」はパトスロゴスが提供するHR共創プラットフォーム「PathosLogos」に集約・標準化された人事データ(給与・勤怠・雇用条件など)とAIを連携させることで、規程の解説にとどまらない、各従業員の状況に基づいた回答の生成を支援します。
これにより、従業員は自身の疑問を自己解決でき、人事部は問い合わせ対応の業務負担を軽減できます。

個人情報を含む人事データを取り扱う製品であることを踏まえ、入力された質問内容や生成した回答をAIモデルの学習データとして利用しないだけでなく、AIが参照できるデータの範囲を従業員ごとにシステム側であらかじめ制限することで、AIの判断のみに依存しない堅牢なアプリケーション設計となっています。
正式リリースに至る経緯
「PathosLogos Chatbot」は2026年2月にベータ版が発表され、大企業特有の複雑な人事データ構造や既存システムとの連携要件を踏まえ、対象企業を絞った上で検証が実施されました。ベータ版利用企業からのフィードバックを反映し、質問精度の向上だけでなく製品としての機能拡充を実施し、この度の正式リリースに至っています。
今後の展望
パトスロゴスは今後も、「PathosLogos Chatbot」の回答精度や機能の改善を重ね、蓄積された人事データとの連携を強化することで、人事部における問い合わせ対応の効率化を支援していく方針です。
関連サービスについて
HR共創プラットフォーム「PathosLogos」は、複数のHR SaaSをつなぎ、各システムに分散する人事データを一元化・標準化する、大企業向けのHR共創プラットフォームです。企業は、領域ごとに最適なHR SaaSを選択・組み合わせながら、勤怠・労務・給与・評価などの人事データを統合して活用できます。これにより、人事業務における二重入力やデータ管理の負荷を軽減するとともに、人的資本経営や戦略人事、AI活用を支える人事データ基盤を構築します。
株式会社パトスロゴスについて
株式会社パトスロゴスは、「日本の人事部の生産性を最大化する。」をミッションに掲げ、大企業向けに人事ソリューションを提供するHRテック企業です。
同社は、HR共創プラットフォーム「PathosLogos」をはじめ、直感的なUI・UXにより人事給与業務の標準化を支援する「Combosite人事給与」、人事データを横断的に検索・分析できる「PathosLogosサーチ」、そして人事業務における問い合わせ対応を支援するAI製品「PathosLogos Chatbot」を提供しています。
企業が自社に適した領域特化型HR SaaSを自由に選択しながら、人事データを一元的に活用できる環境を構築することで、複雑な人事業務の効率化と、AI・データに基づく意思決定を通じた戦略的な人事への変革を支援しています。





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