イトーキデザインの三菱総研DCS本社来客エリアが「CSデザイン賞」グランプリに輝く
株式会社イトーキが空間デザインを手がけた三菱総研DCS株式会社の本社来客エリア「Grow to SKY」が、「第24回 CSデザイン賞」一般部門において、最高賞であるグランプリを受賞しました。

CSデザイン賞とは
CSデザイン賞は、株式会社中川ケミカルが1982年に創設したアワードです。カッティングシートおよびそれに準ずる装飾用シートを使用したデザインを対象とし、建築、インテリア、サイン、ディスプレイなど幅広い領域の空間表現を顕彰しています。
「Grow UP!」コンセプトに基づく空間デザイン
イトーキは、三菱総研DCS株式会社の本社オフィスにおいて「Grow UP!」をコンセプトに、企業と社員が共に成長するストーリーを空間全体で表現しました。具体的には、6階を「土壌 GROUND」、7階を「森林 MOUNTAIN」、そして8階を「空 SKY」とテーマ付けしています。
今回グランプリを受賞したのは、8階の来客・会議エリアです。このエリアでは、さらなる発展と成長を象徴する「空」をテーマに、ガラス面に時間の移ろいや雲、靄など、多彩な空の表情をデザインしたグラフィックが展開されました。これにより、適度に視線を遮る機能性と、開放感のある空間美が両立され、働く人々が心地よく過ごし、自由な発想や新たなコミュニケーションが生まれる場が実現されています。
審査員からの高い評価
本デザインに対して、審査員からは以下のような講評が寄せられています。
-
グラフィックデザイナーの原 研哉氏は、「会議室の密室性と開放性のあわいを多様な段階で表現しつつ、そこにときめきを挿入する手法が秀逸だった」と評価しています。
-
同じくグラフィックデザイナーの佐藤 卓氏は、「シートにより会議室のガラス面にボカシを入れ、廊下から中が見えるような見えないような、微妙な状態をつくった。このボカシの使い方は過去にもあったように思うが、大々的に使用されている気持ちの良さが評価されたように思う」と述べています。
-
グラフィックデザイナーの服部 一成氏も、「霞がかかったようなデザインを施したシート素材によって、会議室の硬く均質なガラスの壁面を、繊細なニュアンスを持つ半透明の存在に変えている」とコメントしています。
この空間デザインを手がけたデザイナーは以下の通りです。
-
スペースデザイン:西田 幸、岩松 里紗、樫尾 綾
-
グラフィックデザイン:富樫 弓恵
イトーキのワークプレイス事業
株式会社イトーキは1890年創業の企業です。「明日の『働く』を、デザインする。」をミッションステートメントに掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスなどを提供しています。在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、幅広い分野で「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
ハイブリッドワークの普及や働き方の多様化が進む中、イトーキは生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開しています。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、新しいワークスタイルとワークプレイスの提案を進めています。
関連情報
-
スペースデザイナー案件インタビュー「企業と個人、双方の成長を育む有機的なオフィス」
-
CSデザイン賞公式サイト





コメント