令和の若者女性に「子育て」について大調査!約3人に2人が経験を希望
少子化が進行する日本において、若者たちの「子育て」に対する価値観はどのように変化しているのでしょうか。厚生労働省の発表によると、昨年の出生数は67.1万人と、2000年の約119万人から大幅に減少しています。
このような社会情勢の中、10代・現役高校生専門の調査会社である株式会社ワカモノリサーチは、15歳から19歳の若者女性を対象に「子育て」に関する本音を調査しました。今回はその結果の一部をご紹介します。
苦労をしてでも「子育て」を経験したい?約3人に2人が「経験したい」と回答
全国の15歳から19歳の女性に「苦労をしてでも『子育て』を経験したいですか?」というアンケートを実施したところ、全体の66.5%が「経験したい」と回答しました。

「経験したい」と回答した理由には、「憧れがある」「女性としてやっておきたい」「愛する者を持ってみたい。それが生き甲斐になると思う」といった声が多く寄せられました。出産や育児には困難が伴うことを認識しつつも、それ以上に子どもの成長や家族との時間に幸せを感じ、人生を豊かにする経験として前向きに捉えている様子がうかがえます。
また、「ママがそうしてくれたから」「母がどれだけ苦労したか知りたいから」など、母親への尊敬や憧れが子育て経験への意欲につながっている意見も印象的でした。
一方で、「経験したくない」と答えた33.5%の女性からは、「大変な思いをしてまで欲しくはない」「苦労することを自分から進んでしたくないから」「今苦労している人達を見るとなんか嫌」といった声が目立ちました。子育てを「幸せよりも大変さが先に浮かぶもの」と捉え、身近な大人の姿から「自分にはできそうにない」と感じる傾向が見られます。
さらに、「子供が好きじゃない」「子どもをみているといらいらするから」「自分の子供でも可愛がれる自信がない」といった、そもそも子供が苦手という意見や、子供中心の生活で自分の時間が奪われることへの懸念も挙げられました。
現実的な意見としては、「しっかり整った環境で子育てをしたい」「物価高とかでお金が足りなさそうだから」など、経済的な不安から子育ては生活基盤が整って初めて考えられるものだと冷静に捉えている声も多く見受けられました。
将来、子どもは何人欲しい?「2人」が理想の家族のカタチ
次に、全国の15歳から19歳の女性に「将来、子どもは何人欲しいですか?」というアンケートを実施した結果、約半数の48.0%が「2人」と回答しました。

「2人」を希望する理由としては、「ちょうどいい・バランスがいい」「兄弟は最低限いた方が楽しそうだから」「自分が一人っ子だから」といった声が多く、「多すぎず少なすぎず」というバランスの良さを重視する傾向が見られます。男の子と女の子一人ずつや双子を望む声もあり、家族構成のバランスを重視する姿勢がうかがえます。
「1人」を希望する女性からは、「1人の子に沢山の愛を注ぎたい」「1人の子どもにお金も時間もかけて大切に育てたいから」といった、ポジティブな理由が挙げられました。一方、「0人(子供は欲しくない)」と回答した女性からは、「お金・社会情勢への不安」や「子育てできる自信がないから」といったネガティブな理由が多く見られました。
「0人」「1人」に共通して、「痛い思いを味わいたくない」など、出産そのものへの不安も理想の子どもの人数を考える理由の一つになっているようです。
「3人」「4人」「5人以上」を希望する女性からは、「大家族は楽しそうだから」「自分が三姉妹でとても楽しいから」といった、賑やかな家庭への憧れが見られました。偶数の方が過ごしやすいという具体的な意見もあり、将来の家庭での日常まで思い描いている様子が伝わってきます。
女性にとっての幸せとは?「家庭も仕事も両立できる幸せ」が最多
全国の15歳から19歳の女性に「女性にとって、どの人生が幸せだと思いますか?」という調査も実施しました。回答は「結婚して子供を産み家庭を持つ幸せ」「社会に出て仕事をしてキャリアアップしていく幸せ」「家庭も仕事も両立できる幸せ」の3択で選んでもらいました。
その結果、最も多かったのが「家庭も仕事も両立できる幸せ」で、全体の66.3%を占めました。

この選択理由には、「結婚もしたいし自分のやりたいこともやりたい」「仕事も家庭もどっちも欲しい・両方大事」「家族も大事にしたいし自分の人生も大事にしたい」といった声が見られました。「家庭か仕事か」ではなく、両方を実現したいという価値観が強く表れています。堅苦しい「両立」ではなく、自分に合った「バランス」を重視する冷静な考え方も見受けられました。
「二兎を追いたい」「欲張りだから」「何でもしたい!」といった勢いのある回答もあり、人生は一度きりだからこそ、仕事も家庭も趣味も全て手に入れたいという、今の若者らしい強気な気持ちがうかがえます。
次に多かったのは、「結婚して子供を産み、家庭を持つ幸せ」で全体の24.9%でした。理由としては、「家庭を持つのに憧れる」「それが私の夢だから」「好きな人達に囲まれた生活だから」といった意見が集まり、好きな人と家庭を築き、家族と過ごす未来への憧れが感じられます。中には「私は今の家庭が居心地悪いので家庭円満がいちばん」という切実な声もあり、温かい家庭への強い願いが伝わってきました。
最後に「社会に出て仕事をしてキャリアアップしていく幸せ」を選んだ若者は全体の8.8%でした。理由には、「人それぞれだと思うけど私は働く女性に憧れるから」「お金を稼ぎたい・経済的に自立したい」「誰かに幸せにしてもらうより自分で幸せになる方がいいから」といった回答がありました。社会で活躍し、キャリアを築くことが当たり前の選択肢となる時代背景もあり、自分らしい生き方を実現したいと考える若者が増えているようです。
また、「結婚が全てじゃないと思う」「今の社会で子供欲しいと思わない」「はっきり言ってどれも当てはまらない、古いと思う」といった、従来の結婚観に疑問を抱く声や、多様な価値観が広がっていることを示唆する意見も見られました。
まとめ
今回の調査結果から、令和の若者女性は、子育てやキャリア、人生の幸せについて多様かつ現実的な価値観を持っていることが明らかになりました。困難を理解しつつも子育てに前向きな姿勢や、仕事と家庭のバランスを重視する傾向は、現代の若者たちが自身の未来を主体的に築こうとする姿を映し出していると言えるでしょう。
今回の調査結果の詳細・全貌は、「ワカモノリサーチ」のウェブサイトでご覧いただけます。
ワカモノリサーチ
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調査概要
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調査期間:2026年5月29日〜2026年6月5日
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調査機関:株式会社ワカモノリサーチ
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調査対象:全国の15歳〜19歳の女性
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有効回答数:400名
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調査方法:インターネットリサーチ
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