新入社員の定着を支援する「フォローアップカウンセリング」
株式会社タナベコンサルティングとピースマインド株式会社は、新入社員の定着率向上を目的とした「フォローアップカウンセリングサービス(新入社員定着支援)」の提供を開始しました。このサービスは、組織の「見えない課題」を可視化し、新入社員の早期離職を防ぐことを目指しています。
開発の背景とサービスの目的
近年、新入社員の早期離職は、企業にとって採用コストの損失だけでなく、現場の士気低下や組織成長の停滞を招く重大な経営課題となっています。特にリモートワークの普及やコミュニケーションの希薄化により、新入社員が抱える不安や「リアリティ・ショック」が表面化しにくい状況が見られます。
このような課題に対し、タナベコンサルティングの経営に関する知見と、ピースマインドのメンタルヘルス専門知見を融合させた「定着支援サービス」が開発されました。本サービスは、専門家が新入社員の「本音」を引き出し、個人の適応をサポートするとともに、不調や離職の予兆を組織課題としてフィードバックすることで、企業の持続的な成長に貢献します。
サービス概要と特長
「フォローアップカウンセリングサービス」は、入社から約3ヶ月程度の新入社員を対象に、成長実感、職場への適応状態、活力、ストレスなどの側面についてヒアリングを行い、新入社員の状況を具体的かつ多角的に把握し、その後の対応検討を支援します。
科学的なリスク管理と「本音」の可視化
本サービスには以下の特長があります。
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「意欲×ストレス」を二軸で測る科学的なリスク管理
経験や勘に頼らず、心理学的指標に基づき組織の状態を定量的に可視化します。ワークエンゲージメント(意欲)とストレスの状態を掛け合わせることで、優先的にケアすべき対象者を特定し、メンタル不調の予兆を早期に発見します。データに基づいた具体的な職場改善アクションが提案されます。

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プロとの対話で「本音」と「組織の準備性」を可視化
アンケートだけでは見抜けない、定量データの背後にある社員の「本音」を確実に捉えます。臨床心理士や公認心理師などの資格を持つ経験豊富なカウンセラーが50分間の1on1ヒアリングを実施し、人事や上司には言えない「不安」や「悩み」を引き出します。この対話を通じて、新入社員自身の成長実感や今後の目標が明確になるほか、配属先の「組織の受け入れ準備」が機能しているかどうかも可視化されます。
導入による効果
このサービスを導入することで、企業と新入社員双方にメリットがもたらされます。
組織・人事への効果
メンタルリスクを可視化・管理することで、採用コストの損失を最小限に抑え、新入社員が本来の力を発揮して定着・活躍し続けられる持続可能な組織体制が築かれます。短期的な「離職防止」だけでなく、中長期的には「人が育つ仕組み」の強化に繋がると考えられます。
新入社員への効果
客観的な振り返りを通じて成長実感と広い視野を育み、自律的なストレス対処力を養うことで、目まぐるしい環境変化の中でも自分らしく、前向きに活躍し続けられるプロフェッショナルとしての土台が築かれます。

両社からのコメント
ピースマインド株式会社の代表取締役社長である荻原英人氏は、新入社員の「見えない不安」へのサポートの重要性を強調し、EAPの知見を活かしたデータに基づく科学的アプローチと専門家の対話による「本音」の可視化を通じて、組織課題の認識と職場改善に貢献していくと述べています。
株式会社タナベコンサルティングのHRコンサルティング事業部エグゼクティブパートナーである三瓶怜氏は、新入社員の早期戦力化が経営課題であると指摘し、心身の健康や働きがいにも目を向けたコーポレートウェルビーイングの視点を組み込んだオンボーディング戦略の必要性を訴えています。本サービスが、定着率向上、エンゲージメント強化、早期戦力化を包括的に支援する「迎え入れてから始まる人材戦略」の基盤となることを期待しています。
今後も両社は、はたらく人と組織の「はたらくをよくする®」に寄与するソリューションを積極的に提供していく方針です。
関連情報
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株式会社タナベコンサルティンググループ: https://www.tanabeconsulting.co.jp/
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ピースマインド株式会社: https://www.peacemind.co.jp/






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