法人向けデータ保護・監査・会話プライバシー機能
2026年10月以降、順次提供される法人向けの機能群は、機微情報の外部AI(クラウド)への漏洩を防ぎ、組織としての統制を可能にします。主な機能は以下の通りです。
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送信前の情報保護: 機密情報を検知した場合、外部AIへの送信をブロックするか、該当箇所を自動マスキングして送信し、応答時に元の値へ復元するかを選択できます。組織独自の検知ルール(カスタムセキュリティフィルタ)も作成・適用可能です。
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全会話の記録・監査: プロンプトを含むすべての会話が記録・保存され、組織の方針と法的要件に応じて最長7年間保持されます。重要な操作記録は改ざん検知が可能なハッシュチェーンで連結され、整合性を検証できます。
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Legal Hold(訴訟ホールド): 訴訟や監査などの法的要請に備え、対象記録を自動削除から保全します。
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会話プライバシー: 組織管理者や運用管理者には日常的に利用者のプロンプトやAI回答本文を閲覧する権限は付与されません。開示は再認証、承認、全操作の監査を伴う統制された手続きを経てのみ行われます。

AI同士の議論と協働執筆:DebateとCo-Draft
「Prompt Flow Studio」には、AI同士が協調・競争することで、より質の高い成果を生み出す機能が搭載されています。
- Debate(壁打ち)── 複数AIによる「敵対的検証」: 一つのテーマに対し、異なるAIモデルとペルソナを割り当て、擁護役と批判役が主張と反論を戦わせます。専任の「Red Team」AIが結論の弱点を突き、議論の質を複数の指標で採点することで、単一の回答では得られない多角的な視点を提供します。

- Co-Draft(協働ドラフト)── 複数AIによる「共同執筆」: 複数のAIが並行して構成案を出し合い、互いにレビューし、統合役のAIが仕様書や提案書などの初版を作成します。進行役とレビュー役を分離することで、複数のAIによるダブルチェック、トリプルチェックを行い、文書の品質を高めます。
モデル非依存のRAG機能
ドキュメントをアップロードしてデータ登録することで、その内容をベースにAIが回答する「モデル非依存のRAG(Retrieval-Augmented Generation)」機能を利用できます。例えば、引き継ぎ資料を登録し、業務内容をAIに質問するといった使い方が可能です。Gemini Notebook(旧Notebook LM)のように回答するAIモデルを限定せず、利用者が好みのAIモデルを活用できます。
同時比較(Compare)機能
同一の入力を複数のAIモデルに同時に送信し、結果を並べて比較することが可能です。テキストだけでなく、画像生成モデルにおいても、同じプロンプトを複数のモデルへ送り、結果を横並びで比較できます。比較する各モデルには、異なるペルソナ(専門家・役割)を割り当てることも可能です。

ペルソナ設定機能
AIがどのような専門性や立場で、何を重視し、どのようなトーンで回答するかを定義する「ペルソナ」を設定できます。「厳格な監査人」や「現場の担当者」など、チャットだけでなく比較(Compare)や討論(Debate)でも活用可能です。同じAIモデルであっても、異なるペルソナを割り当てることで、立場の違いによる議論を深めることができます。ペルソナはプリセット、組織共有、チーム共有、個人単位で管理できます。

操作性
- モデルの乗り換え(Handover): 会話の途中でAIを乗り換えても、目的、制約、これまでの結論、成果物への参照といった文脈を引き継ぐことができます。

- 分岐(Branch): 会話の任意の地点から枝分かれさせ、複数案を並行して検討した結果を本流へ統合できます(無料プランでも利用可能です)。

- 入力プリセット・出力スタイル: 定型的な指示や回答フォーマットを再現でき、モデルギャラリー、意図アドバイザー、自動選択「Auto」がモデル選びをサポートします。

コスト透明性
送信前には推定PFC(Prompt Flow Credit)を、送信後には実測に基づく確定PFCと使用モデルが表示されます。RAGやWeb検索を利用した実行では「AI応答」「ナレッジ検索」「Web検索」の明細も確認でき、月次の利用状況をモード別、AIサービス別、日別で把握できます。PFCの単価は各AIの公式API価格から機械的に導出され、入力と出力を別レートで扱います。
対応AIサービス
OpenAI、Anthropic、Googleをはじめとする50以上のAIプロバイダーに対応し、OpenRouterやfal.aiなどのアグリゲータ経由を含め、400種類以上のモデルにアクセスできます。他サービスでは有料帯にあたるハイエンドモデルも利用可能です。

プランと提供形態
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無料プラン(Free): Chat、Compare(テキスト・画像)、Debate、Branch、Co-Draft、Workflow(ベータ提供中)、モデル非依存RAG(1GB)、ペルソナ、Handover、Web検索を軽量モデルで利用できます。登録時に300 PFCが付与され、各機能を試すことが可能です(追加PFCは有料)。
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有料プラン(Personal Pro 以上): 無料プランの全機能に加え、ハイエンドモデルを含むすべてのAIモデルが利用可能です。
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チーム・法人(Businessプラン以上): Personal Proプランの全機能に加え、チーム共有、SSO(SAML)、SCIM、送信前セキュリティフィルタ、監査ログの閲覧が可能です。
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Enterprise: Businessプランの全機能に加え、送信前ブロック、自動マスキング、カスタム検知ルール、AIサービス・モデルの利用統制、監査API・SIEM連携、DLP・Legal Hold、会話記録の長期保持、SLA・専任サポートが提供されます。
法人向けの統制機能(送信前ブロック・自動マスキング・カスタム検知ルール・利用統制・監査・Legal Hold・SSO/SCIM 等)は2026年10月以降、順次提供される予定です。
提供プラットフォームと地域
「Prompt Flow Studio」は、Web版(2026年9月4日正式公開)に加え、iOS版とAndroid版がApp Store/Google Playにて順次公開されます。提供地域は日本を含む世界各国です。





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